輪島産のウルシ染め用チップを煮だして染料液を採る一日。約50ℓのウルシ液を抽出した(^^
一般的に木綿や麻には染まりにくいと言われる植物染料だが、時間を掛けて煮出し丁寧な染めを繰り返すと植物繊維に染まる染料は、けっこうな数がある。代表的なものはタマネギの外皮だが、ウルシや、ニホンアカネも木綿や麻には良く染まる。
250gのチップを㏗7水道水で煮出す
80℃以上で60分間煮出す
4回抽出して合計50ℓにする
意外なのは、ウルシは絹より木綿に染まった色のほうが堅牢度が良い(^^
結局、木綿に良く染まる染料との出会いが、草木染め教室の手絞りに使われることが多かった。安価な木綿に美しく染める技術を鍛えられて、手絞りの技法を進めることができた♪・・・染まりやすい絹を染めていたら見つけられなかった・・・何が幸いするか、分からないものだ(笑)
そしてウルシやニホンアカネが能登産であり、豊富に使って実験ができることが有り難い!失敗しても何度でも実験ができることによって、『気づきを形にする』ことができた。そして、これからも新しい実験を続けて出来るのが、とても嬉しい~♪(^.^
ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。 | |