能登上布の着物長さ14mを能登産のアカネを使って加熱浸染。着尺そのままの長さをそのまま染めるのは少し危険が伴うので、袖+身頃×2と衿衽+試験布の3つに分け1つのタンクに入れた。
上布の繊維の重さは合計で650g程だったので50倍以上の染め液35ℓのアルミ媒染液に入れて媒染、水洗いを行って35ℓのアカネ液に入れて約60分加熱。アカネ液80度以上の中に40分ほど煮染めを行うこと交互に合計4回行った。
能登上布のアカネ染めを乾燥させている
先ずはアルミ媒染から
能登産アカネ抽出液に60分加熱浸染
媒染を2回、染めを2回、合計4工程それぞれ丁寧に水洗い
染め場の下から見る、張木と伸子で伸ばして乾燥中
5mの長さの能登上布の帯の絞りは既に商品として無事に染め上げた。これからが目標としてきた着物の染めの仕事になる!京都で身に着けたロウケツの着物の染めと、能登で覚えた草木染めの実験を重ねた仕事が結びついた。ようやく《草木染めの能登上布の着物づくり》という仕事が、これから始まる♪(^^;
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