4月20日(土)倉敷民藝館を訪れた。人気の観光地は相変わらず人があふれ、特に外国人の親子連れが多かった。
民藝について今更だが、倉敷民藝館の初代館長 外村吉之介氏の言葉では、民藝品の性質には実用的なもの、数多く作られるもの、安価を旨とするもの、健康なもの、簡素なもの、協力的なもの、伝統に立つもの、とあり、個人の作品は民藝になりえない、と民藝館のHPにある。
館内は数人の見学者が静かに観ていたが常設展示の品の説明書きが簡素過ぎて、作られた地域や年代、使用された様子などが分からなくて使う人の姿が結びつかなかった。それは、想像しろということなのかな?
観光客が多く歩くのに困るほど

民藝館のパンフには民藝についての説明があるが

唯一写真の撮れる囲炉裏のある展示室

他の展示品にもタイトル以外に殆ど説明文が無い

HPには少し説明があるが、会場ではこの染色品に産地も時代も不記載だ

ゆっくりと展示品を見て回ったが、展示に疑問。企画展や特別の展示の場合は解説コーナーや主旨説明があるようだが、常設の展示だから、だろうか?展示品に説明がない。
その道の専門家ではない私には、ガラスや籠の制作年代や産地などの背景が無いとイメージがまとまらない。陶器や染色品にしても民藝品の使われた背景が見えない、人の姿も生活も見えてこない。
なんだろう?常設展示ならば、民藝の展示の入り口として行うことがあると思うのだが。

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