24日に行われた諸橋フェスで展示されたアクリル絵画が評判になって、昨日の北陸中日新聞に掲載された。
隣集落に住む向井さんの自宅は1月1日の能登半島地震で大規模半壊の被害を受けて、現在は海を目の前にした仮設見なしの知人宅に住んでいる。落ち着いて絵を描ける状態ではではなく出展作を描くか迷っていたが、9月のある朝早く旦那さんんが海から昇る朝陽が美しかったので写真を撮るように言った。ちょうど目の前の崩壊した家屋を解体したユンボのアームから日が昇るところだった。
11月29日、北陸中日新聞 朝刊の記事

1か月ほど、アクリル絵の具で15号のキャンバスに描きあげた

絵画教室でコツコツと描きあげる向井さん

中日新聞の記者さんが会場で「この絵の作者を取材したいです」と言ったので、イベント来場者のためのお結びを握っている厨房へ迎えに行った。頭巾にエプロン、スッピンのままで「え~~っ」と言いながら写真を撮られて困っていた(^^;
向井さんは家屋が壊れたことで周囲の人々から貰った暖かい言葉を思いながら描いて、『エール』というタイトルを付けた。私も周囲の人たちも、この絵を観ながら逆にエールを貰ったという気持ちになっていた(^^
絵には、そんな力もあるんだと、あらためて思う。この絵は公民館長が気に入って、当分のあいだ諸橋公民館で展示されることにった。

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