ご案内、東京で草木染めの講習会を行う案が進行中です。以前から関東方面で講習会の開催を希望されていましたが、5月19日(月)20日(火)世田谷の《一宮庵》さんに於いて草木染め講習会を行うことになりました。能登出身の先輩と友人の発案によって能登半島地震からの復興応援という気持ちをいただき、ありがたく受け止めてお世話になることにしました。
テーマは『草木染めに模様を付ける》です。
「草木染めは布や糸を一色で染めることが多いけど模様を染める方法を知りたい」という声があって、私の専門は染めの模様を付けることなので(笑)、25年ほど前から地元の人々と模様付けの教室を行ってきました。まだ企画の段階で詳細は変更の可能性も含めて、参加者の希望の内容を入れたいと思い事前アンケートを行っています。講習は2日間の予定で19日は染めた布の『抜染模様付け』。20日は『草木染めの重ね絞り』
藍染め布に抜染で模様を付ける(筒手描き+筆)

ご希望があった藍染めに『紫陽花模様』の手描き抜染
跳ねウサギ(模様は手縫い手絞り)

跳ね過ぎウサギを見に行こう~(手描き用・型)

イチョウの葉っぱ

ウルシ染めに猫足、桜、とんぼの型抜染
こういった具体的な希望も実現したいと思っています。午前と午後で10名程、染めた布に自由に手描きが出来るというのも、稀なることでないか~と思います。お昼の食事を挟んで「禁色:コウロゼン」などで知られる「ハゼノ木の植栽と染め文化」についてゲストの専門家の話が聞けます。
5月20日は美しく楽しく仕上げる「草木染めの重ね絞り」、2000年ころから関東関西はじめ東北~四国から、能登の教室まで体験に来てもらえた独自の講習です・・・地震前までは能登の民宿まで来てもらえましたが・・・(^^; 「草木染めの重ね絞り」は次回に説明します(^^)

ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。 | |