カテゴリ:ATSプラグイン作成講座
108行目、「サウンド出力」とあります。
ここから113行目までは画像の表示/非表示を設定する処理です。 sound[0]~sound[7]まで処理が書かれており、この数字部分(配列)0~7は、Sound.cfgで設定する[Ats]の0~7と対応しています。 sound[0]を例に見てみます。 このsound[0]はATS-SN警報音です。 soundに設定できる値は定数:ATS_SOUND_STOP(-10000)、ATS_SOUND_PLAY(1)、ATS_SOUND_PLAYLOOPING(0)、ATS_SOUND_CONTINUE(2)です。 ATS_SOUND_STOPを設定すると、そのサウンドは停止します。 ATS_SOUND_PLAYを設定すると、サウンドが再生されます。 ATS_SOUND_PLAYLOOPINGを設定すると、サウンドがループ再生されます。 ATS_SOUND_CONTINUEを設定すると、前回の状態を維持します。 ここで注意する点は、ATS_SOUND_PLAYの使い方です。 ATS_SOUND_PLAYはサウンドを1回再生しますが、sound[]にATS_SOUND_PLAYを設定したままだと Elapse関数が実行されるたびに(この関数内で設定しているから)サウンドを再生しようとします。 そのため、警笛キーをずっと押している時のように、連続して再生されてしまいます。 そこで登場するのがATS_SOUND_COTINUEです。 ATS_SOUND_PLAYを1度実行してサウンドが再生されたら、次のループで再生されるまでにATS_SOUND_CONTINUEを設定しておきます。 すると、サウンドは1度再生されるだけで連続再生にはなりません。 (プログラム例) //ATSベルの状態がPLAYの場合 if (atsBell == ATS_SOUND_PLAY) { //ATSベルの状態をCONTINUEに設定 atsBell = ATS_SOUND_CONTINUE; } ![]() ![]() soundに-9999~-1までの値を設定すれば、音量指定でループ再生が出来ます。 0が通常のループ再生の音量で、値が小さくなるにつれて音量も小さくなります。 << 10 Panelの設定 12 関数の解説(第5回) >>
Last updated
January 30, 2009 11:07:16 PM
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