農業経営ドットコム

2010/01/07(木)09:45

中国 農産物バブルの兆し?/輸出にも影

農業時事(298)

 中国産の農産物の価格が高騰しているそうです。  原則として、我が家では中国産の野菜を購入しません。  家族の健康を考えてです。  昨年、中国産野菜の農薬検出が報道されました。 マスコミの報道は鵜呑みにはできませんが、 この件については、信憑性があります。  中国の大規模農家の映像を見ました。  あの規模で作るには、 多少乱暴なことをしなければ、 見た目の良いものはできないでしょう。  本日の記事は、そんな中国産野菜の価格が高騰しているという内容です。 ********************************************  中国で農産物価格が高騰している。 2009年は一般の物価は落ち着いていたものの、 野菜を中心に食料品価格が上昇した。 需要が拡大した品目に生産が追いつかず、 一部では投機的な売買が価格を押し上げている。  日本市場向けのニンニクや緑豆の輸出価格が 引き上げられるなど日本への影響も出てきた。  中国の農産物価格の重要な指標の1つになる上海農産物卸売市場では、 2010年の上海万博を控え、 農産物の卸売価格が大幅に上昇している。  09年12月中旬のタマネギは、 1キロ3.5元(1元約13円)と、 前年に比べ2倍以上高くなった。  ニンニクは、5.1元と、同2倍弱となった。 もやし原料の緑豆の卸売価格は 9.3元で、前年の1.7倍と高くなった。 (日本農業新聞 10-01-04) ********************************************    健康を考えれば、中国産野菜は勧められませんが、 実際にスーパーへ行ってみてみると、価格の安い中国産は まだまだ日本人の家庭の食卓で使われているように思われます。  この記事の現象が、日本の家計を直撃しなければよいのですが、 と少々心配をしています。   にほんブログ村ランキングに参加しています。  下のバナーをクリックしていただくと、このブログにポイントが入ります。  現在「農林水産業」カテゴリで2位です。  皆様のおかげです。  いつも有難うございます。   本日も応援のワンクリックをポチッとお願いいたします。    農業関連会社の、経営・労務管理・就業規則の作成・労働コンプライアンスのご相談は、 「グリーン社会保険労務士事務所」かりやまで。

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