農哲学院@貊meak美深農苑の日誌

2008/07/26(土)21:09

なかよし

最近植物達を見ていて気づいたこと。 ある植物の近くによく見ないと同じに見えてしまう似た植物が生えている。 写真はちょっと分かりづらいですが、大豆を一列に等間隔で蒔いたところ、 大豆の位置に大豆と間違えてしまうくらい似た感じでクローバー(アカツメクサ)がいます。 なんだかすまして大豆の振りをしているような、 あるいは自分が大豆だと思い込んでいるような、 そんな感じがするのです。 別のところでは紅花の近くに紅花に見間違える感じで蓬が。 そこの場所の蓬がとても紅花に似た感じで寄り添っている。 ここまでは、分類上大豆とクローバーはマメ科、紅花と蓬はキク科と同じなのですが。 花壇ではレモンバームの脇にそっくりな感じでアカザが。 大きさも形も本当に良く似ている。 どんな理由でそうなるのか。 はたまた私の単なる思い込みに過ぎないのか。 有吉佐和子の「複合汚染」という本でコンパニオンプランツ(作物を育てるときに一緒に植えると有益な相性のよい植物)を「仲良し」と呼んでいたけれど 私には形が似ていて一緒にいるこの子達が「なかよし」に見える。 人間から見て大豆とクローバーを有益と無益に分けてしまうことの方がおかしいのかもしれない。彼らから見れば、同じに見える私達人間の人種差別の方がおかしく見えるかもしれない。 一つの生命として他の生命を最大限に生かす。相生農法の教えの一つです。 私も植物の方から早く「なかよし」と認められなければ! by紅

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る