2013/09/12(木)23:57
婚外子の相続持分について1
今回の民法900条4号但書前半について、最高裁が違憲であるとの判断がなされたと話題になっている事例。
その相続関係は、下の図のようになります。
今回亡くなったB(男)には妻Aと、AB間で婚姻中に生まれた子(=法律用語として「嫡出子」と言います)としてCが居ます。
一方で、BはDと事実婚状態にあり、そのDとBとの間にEという子が生まれました。このEを「婚外子」、法律用語では「嫡出でない子、非嫡出子」と呼んだりします。この状況で、Bについて相続が発生した場合、誰が相続人(=Bの財産を相続により受け取る権利がある人)になるでしょうか?
(1)AとC
(2)AとCとE
(3)AとCとDとE答えは次回に・・・
この事例についての解説は「相続遺言セミナー」でも行っております。
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