M's green room

ライラの冒険シリーズ第２弾『神秘の短剣（上下巻）』、読み終わりました。
………第２弾も思いっきり To be continued でした（爆）。
てか、『黄金の羅針盤』よりも更に以下続刊っぽかったです（爆々）。
もし無事映画化されたら、また『黄金の～』みたいにラスト直前でぶった切るのかしら…（汗）。
それとも今度は３作目『琥珀の望遠鏡』のエピソードまで先取りするのかしら？？？

や～でも面白かったです。
冒頭からサスペンスっぽい色合いが濃くて、終始ずっとザワザワと不安感を煽られるような展開だったんですが、それが返って続きを読みたくさせると言うか、読書時間は電車やバスの移動中のみでしたが、その限られた時間内でもサクサク読めましたよ。

しかしやっぱかなり大人向けだよなぁコレ（苦笑）。
明らかにテーマ的には宗教に対する問題提起をしているし、エピソード的にはライラとウィルをチッタガーゼの子供たちが集団で襲うシーンが狂気じみててホントに怖かったです（汗）。

ところで、『神秘の～』で登場したもうひとりの主人公ウィル役に、ぴあのライラ特集では『スタンド・バイ・ミー』の頃のリバー・フェニックスを推奨していましたが、今、10代前半の子役であんなカンジの雰囲気が出せる男の子っているんですかね…？
利発で孤独で大人びた痛々しい戦士ですよ。
映画化されたらどんな子がキャスティングされるのか今からかなり楽しみです。