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カテゴリ:舞台
昨日は合計3回鑑賞目にして東京公演千秋楽に行ってきました楽しかったです『五右衛門ロック』。
カーテンコールは最初から客席みんな総立ちで、前にも増してコマ劇はライブ会場と化してましたよ…! 公式HPより2種類目?のチラシ&パンフ表紙と同じ壁紙を頂戴してき真下。 SHINKANSEN☆RX『五右衛門ロック』公式HP http://www.goemon-rock.com/ あらすじ: 太閤秀吉の命を狙った罪で、釜茹での刑に処されたハズの天下の大悪党・石川五右衛門は実はちゃっかり生き延びていた! 彼の命を救った不二子ちゃんな真砂(まさご)のお竜の口車に乗って、その盗みの腕を買われたルパン3世な石川五右衛門、胡散臭いイスパニア商人たちに導かれるまま、秘宝・月生石(げっしょうせき)を求めて南国タタラ島を目指して大海原に繰り出すも船は嵐で沈没、五右衛門捕縛に命かけてる銭形警部な岩倉左門字と共に運良くタタラ島に漂着するも、そこは月生石を狙う者にはもれなく死を与えるクガイ王が治めるタタラ国と、クガイに王座を奪われた前国王縁者ボノー将軍がカルマ王子を旗印にバラバ兵を率いて覇権と秘宝を争う戦場だった…。 出演: 古田新太(天下の盗っ人・石川五右衛門) 松雪泰子(女盗賊・真砂のお竜) 森山未來(タタラ国王子カルマ) 江口洋介(京都所司代盗賊目付・岩倉左門字) 川平慈英(イスパニア国商人ペドロ・モッカ) 濱田マリ(バラバ国将軍夫人シュザク) 橋本じゅん(バラバ国将軍ボノー) 高田聖子(タタラ国女隊長インガ) 粟根まこと(タタラ国将軍ガモー) 北大路欣也(タタラ国王クガイ) 他アクションクラブお馴染みメンバー+劇団☆新感線団員(ほぼ)総出演 実際の舞台衣装とは違うものの、パンフのキャスト紹介が相変わらず野波浩氏撮影の美しい写真集仕様で溜息モノだったんですが、特に森山カルマの写真はかなり気に入ってます。 だってまるで生けるインドの闘神みたいなんですよ…! 実際の舞台ではもっと西洋ちっくな衣装でしたが、その飾り物の多い衣装を着たまま、まるで舞踏ならぬ舞闘のような美しい立ち回りを披露してくれて(<歌良しダンス良し殺陣良し演技良しってこの子ホントにスゴ杉だよ…!)、しかも舞台上でのクガイ欣也サマとのツーショットはあまりにも麗し過ぎました(惚)。 その欣也サマ(<…と呼ばせて下さいこれからは!)と言えばまた大変シブい大人の魅力を振りまいて下さって(<座付き脚本家中島氏&同じく演出家いのうえ氏のリスペクトさ加減もハンパじゃなかった…!)、まるで本物の剣を扱っているような重みを感じるナマ立ち回りにはむちゃくちゃ感動しましたよ…! 立ち回りと言えば、ワンシーンながらもキッチリ魅せていた高田インガのスピーディで流れるような刀捌きにも(<仕込み杖ならぬ仕込みシャベルってのが/笑)改めてホレボレ。 さすがチャンバラ劇団の看板女優…しかもお茶目で可愛い…好き! あと、橋本ボノー将軍 VS 粟根ガモー将軍の看板団員対決も嬉し楽しで大変萌え…いえ燃えました! それに比べて古田五右衛門は結構ゆる~い立ち回りをしていたように思うんですが(苦笑)、それなのに見得を切れば誰より~艶(いろ)っぽいんじゃな~い♪ってカンジでズルい!そして美味しい!! ところで毎回毎回セリフ(アドリブ)が違うトコロは観ている最中はわかったんですけど、記憶力があまりいい方ではないので(<…)全部は覚えていられなかった…(苦)。 覚えているところと言えば、楽日ではいつもにも増して勢い余って森山カルマに体当たりしてしまった橋本ボノー将軍が、「気をつけろ!」と言うとすかさず「お前もな!」と返す王子のグッジョブシーン。 アドリブにも強いんですね森山未來…ギャグもシリアスもオッケーってホントに天才肌だな森山未來…!(感嘆) あと、ギター侍(笑)と化した江口左門字オンステージ終了後のセリフが、楽日では「ノリ過ぎてすまん!」(<だったかな???)で、その後に土下座して謝ってました。 いやいや客席みんなノリノリでしたから…マヂでホントにノリノリでしたから!(笑) それから「社長!」と叫びながらタタラ軍からバラバ軍に寝返る前田ガナルに対する橋本ボノー将軍の楽日のセリフは、「内定でいいんじゃな~い?」でした。 やっぱりじゅんさんサイコーっす…(笑)。 その楽日ですが、絶対にカーテンコールで何かやってくれるだろうと思っていたら、新太さんが「今日は皆さんに悲しいお知らせがあります」と喋り出し、客席全体が一体何なの!?とザワついたのも束の間、ナンと劇団☆新感線の看板女優・高田聖子さんが41回目(!)の誕生日を迎えられたそうで、舞台上にワゴンでケーキが運ばれてくると言う嬉し恥ずかし(笑)のサプライズが! その後は客席に『五右衛門ロック』のロゴ入りせんべいが大盤振る舞いでバラまかれ、そしてコマ劇自慢のせり上がり式回転舞台が再稼動し、最上段には新太さんが、2段目には欣也サマ他メインキャスト全員が上がって、最後の最後まで客席を盛り上げに盛り上げてくれましたよ…!(嬉) そう言えば予想以上にCDが売れてしまった?のか、22日に発売されたばかりだと言うのに、公演終了までには会場に届きますのでそれまでしばしお待ちを!と言った張り紙が出ていて、閉演後はそのCD販売ブースに長い行列が出来ていました。 いや~でも欲しくなるよね今公演のCDは…。 なまじのミュージカル作品よりもずっと聴き応えのある全20曲で、しかもドレもコレも耳に残るし! 特に出演者がみんな芸達者なもんだから、タタラ宮廷兵ロックを演じていた冠さんの脳天直撃シャウトにはただただ圧倒されまくり、川平ペドロ&右近アビラの≪世界はお金で回ってる≫ぼったくり死の商人ソングや、橋本ボノー将軍に捧げる濱田シュザク夫人の≪(人間の器が>)ちっちゃいアナタ≫、そしてクガイ欣也サマを巡って恋の鞘当てを繰り広げる松雪お竜 VS 高田インガの≪お色気対抗歌合戦≫に大ウケしと、歌のジャンルもロックのみならず演歌調からフォーク調までまぁバラエティに富んでいることと言ったら! 聴きようによってはどっかで聴いたことがあるようなメロディだよな~っと思わないでもないんですが(爆)、そのパロディっぽさがまた新感線ならではで楽しいと言うか…。 ちなみに個人的に1番良かったのは、江口左門字曰く“なんだか気分がほわっとする”ホッタル族の歌…かな。 このホッタル族と江口左門字との触れ合いも何だか良かったんですよね…。 クライマックスでは思わずホロッとしそうになったぐらいに切なかったし。 実は1番好みのキャラだったのが、自分でもかなり予想外でビックリした江口左門字(汗)。 銭形警部と『ひとつ屋根の下』のあんちゃんを足して2で割ったようなキャラクターで、バカそうでいて実は聡い兄ちゃんキャラに思いっきりやられてしまいました(爆)。←相変わらず兄属性…。 更に江口左門字のあのデカさが気は優しくて力持ち的でかなり好みだったっちゅーか、決して江口スキーじゃぁないのに、いわゆるキャラ萌えってこーゆーことを言うのね…と思いましたですよ(汗)。←基本役者(の演技力)ありきなので、実は意外と役者本人と切り離したキャラ萌えには慣れてない…。 あ~それにしても早くDVDが発売されないかな! これから始まる8月の大阪公演を観に行けないのがホントにホントに残念です(悔)。 でも、2回目に一緒に観に行った友人を焚きつける作戦には大成功(笑)。 だってちょうど大楽のアタリで大阪に行くって言うから…。 ゼヒ大阪バージョンはどんな演出だったのか、じっくり目に焼き付けてきてもらってレポしてもらいたいです♪ そして映画館の大画面でゲキ×シネバージョンとしてまた『五右衛門ロック』を堪能出来る日を心待ちにしてますよ…! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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