ブログ草紙

　朝、トイレに行く。
　初めての排便・・・怖い。
　昨日から決められた量の下剤を飲んでいて、硬くもなく緩くもない便に調整されているはずである。

　怖いため、力は入れられない。
　スムースに出た。
　が、痛い。
　考えてみれば、手術の前日は普通に食事をしているし、辛いものが好きだからそういった物も食べていたからである。
　これから手術される方は、前々日くらいから辛いものを止められることをお勧めする。
　トイレットペーパーで拭くことは禁止されている。
　ウォシュレットかシャワーで流すだけである。
　普通にトイレに入ってしまったが、ウォシュレットがないのでシャワーで洗わなければならないのに、ズボンを履いたままなのに後悔する。
　排便後、段々と痛くなっていくのである。
　少しでも早く洗い流すのがいいようだ。
　今度からはシャワーの準備をしてからトイレに入ることにしよう。

　拭くなと言われているが、出血が気になるので、ペーパーで押さえてみた。
　出血はない。
　シャワーをするが痛みは引かない。
　治療用の軟膏とキシロカインを少量使ってみるがダメである。
　結局もう一度シャワーで洗ってみることにした。
　さっきしたばかりのガーゼには血が付いていた。
　感じとしては、擦り傷からちょっとだけ出血したような付き方である。
　再びよくシャワーで流してみる。
　今度は痛みが遠のいた。
　また軟膏とキシロカインで治療のやり直し。
　今度は随分マシである。
　が、初日より確実に痛みがある。

　その後、ずっと便意がある。
　２時間後、どうしようもなくなりトイレへ。
　医者からの禁止事項なのだが、出そうなので仕方ない。
　で、あまり出ない。
　少しは出たため、なおさら痛いし、今度は出血も多い。
　少しくらいの出血は心配ないと言われているからそれほど気にしないが、痛みは相当なものである。
　シャワーをしても、洗面器にお湯を溜めて座浴をしても痛い。
　軟膏とキシロカインではまったく治まらない。
　仕方ないので、痛み止めの座薬を(医者は２錠入れるように言っていたが、怖いので)１錠入れてみた。
　それはアスピゾンズポという薬で、鎮痛・消炎・解熱作用がある。(ズポというのが座薬っぽい)
　10分ほど横になって(横向きで軽く体を曲げた姿勢)いると、痛みが和らいだ。
　その後は時間が経つほどに痛くなくなった。
　２度トイレに行かないよう、今度から気を付けなければ。