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手足口病は主に子供に見られる病気である。
腸管で増殖するピコルナウィルスの一種による感染症だ。 ピコルナウィルスとは、小さいという「ピコ」とRNAの「ルナ」から名付けられたものである。 この仲間は一連鎖RNAを正20面体のカプシドを持ち、エンベロープを持たない。 (説明は面倒なのでググって欲しい) ピコルナウィルス科にはポリオや手足口病を起こすウィルスがある。 手足口病はコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71に感染して起こる。 中国で感染が拡大しているのは後者で、中枢神経合併症を起こすと重篤になることがある。 中国では感染者が11,905人、死者は26人だという。(5日の新華社通信報道より) 名前の軽さに比べ怖い病気だ。 ちなみに、手足口病には治療法もワクチンもない。 治るのを待つだけである。 手足口病は経口および糞口感染し、3~6日の潜伏期間を経て発症する。 発症すると手のひら・足の裏・口の中に発疹が現れることから、手足口病という。 1週間から10日で自然治癒する。 手洗いとうがいが予防法だが、子供は疎かになりがちだし、特に乳児では何でもすぐに口にする(なめる)のでやっかいである。 と、いつも思うのだが、このようなウィルスは何の目的で存在しているのだろうと考えてしまう。(前にも書いた) 人間から見れば、弱い(生命体として、あるいは運が悪い)個体を殺し、強い個体のみを残すためなのかもしれない。 一種のノアズアークか。 ならば神によるものなのだろうか。 まあ、疫病神だが。 細胞でもなくDNAですらないウィルスが存在して病気を引き起こすのは、自らの子孫を残すためである。 生物の細胞に感染し、自らのRNAのコピーを作っているだけなのだ。 ウィルス自体に知能があるとは思えないから、RNAの(いわばプログラムされた)意思である。 それらは他の生命体(人間も含めた)のDNAの意思と同じかもしれない。 更に、生きる(生まれて死ぬ)目的は何かと考えてしまう。 単に生きているだけなら、例えば終身刑で一生を刑務所で暮らしても目的は達成される。 だが、それでよいと思う人はいないだろう。 働くのは生きる目的ではなく、生きる糧(本来の意味で)を得る手段に過ぎない。 納税などはその副産物で、ウィルスの出す毒素みたいなものである。 本来、ない方がいい。(ない国もある) ガソリン暫定税などは為政者の無能を知らしめるだけのものだろう。 やはり人間の生きることも、DNAのプログラム通り、子孫を残すことが目的なのかもしれない。 キリストの言葉とは逆になる。 子供を持った親は大変ではあるが、持てない人からみれば嬉しい悲鳴に聞こえることだろう。 コンピュータウィルスも一見は存在意義がないように思える。 だが、セキュリティーの弱い部分を見つけ出し、それを強化することにはなる。 しかし、そもそもハッキングやクラッキングがなければその必要はないはずだが、それらは人間という種の持つ業(カルマ)が許さない。 善人だけの世の中は存在しないのだ。 ネットの中は匿名性もあるため、実社会より悪人が多いのも現実である。 ならばマルウェアも必要(必要悪だが)なのかもしれない。 現実世界にもサイバー世界にもいろいろなウィルスがいるのでお気をつけを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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