野澤武史のラグビーモチベーター!!

2011/07/22(金)08:52

ブレイクダウンについて!

ラグビー(322)

 まさかの~・・・長袖!  朝起きた時、凍えそうだったのは私だけでしょうか。ジョギングしていても快適だなあ。4月中旬か10月下旬といった感じです。32年間で一番涼しい7月下旬かな。みなさん、夏風邪には気を付けましょう!  さて、今回高校ラグビー部で指導に当たらせていただいて、一番多かった質問は「ブレイクダウンスキルをどうすればいいか」という質問でした。アライバルプレーヤーの速さ、低さを意識しているチームが多かったですが、まず、考えるべきはアタックでいかにゲインするかです。ゲインラインを越えるか超えないかがブレイクダウンの優劣を決める最大の要因だと思います。ですので、アタックの形はとても大事。  ブレイクダウンはボールキャリアとアライバルプレーヤーの分かれます。ボールキャリアはスペースに仕掛け食い込むこと。それ以外の選手はディフェンダーにとってパスを受けたら怖い場所にいる、走り込むことで、ボールキャリアにより簡単な1対1のシチュエーションを作ってあげる必要があります。  アライバルプレーヤーは、まずは人数。人数を揃えることで大方の問題(ターンオーバー)をクリアできると思います。その選手たちがどれだけの速度で、どこに首を突っ込めるか、でその後のボールクオリティが変わってきます。  僕であれば「もう一つなぎ」を目指します。優れたランナーが沢山いて、バンバンラインブレイクしてくれるのなら話は別ですが「1人目でダメなら2人目でラインブレイクする」。それが難しいようでしたら、ハンマー。そんな感じです。「ボールが地面に置かれている時間=悪」ととらえて、テンポを高めブレイクダウンを重ねるたびに相手を切っていければ理想ではないでしょうか。  次回は、タックルスキルの話を!  最近僕が感銘を受けた言葉です。  杉作J太郎さんは、フラれても「これは連ドラの第2話なんだ!」と思うそうです。  最後はハッピーエンドで終わるラブコメディも、第2話や3話では主人公同士が喧嘩をしたり、仲が悪かったり。最初から終わりまでハッピーエンドのドラマなどないのです。ですから、現状がうまくいっていない時は「ああ、今は2話目くらいなんだな・・・」と思うそうです。  なんと打たれ強い!!  こういう思考法もあるんだなあ~!!

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