2010-2011日本ラグビー集大成!
日本代表が発表になりました。今までの3年間のプロセスを重視したメンバー編成。三洋のLOアイブスが初代表ですが、楽しみですね。バックスがカギを握りそうです。 さて、日曜日は日本選手権決勝! ほんと素晴らしい試合でした。サントリーのアタッキングラグビーが今シーズン最後の試合で成就しました。速いテンポで、ガンガンランナーがゲインを切ってくる。あの秩父宮のピッチでも、あんなにクイックなゲームができるんですね。これで来シーズンから言い訳ができなくなりました(笑)。 ブレイクダウンへの寄りが速く、シェイプの決まり方も素晴らしかった。セットプレーでも優位に立ちました。日和佐―ピシのハーフ団は、日本ラグビーに新しい可能性を示したと思います。 一方の三洋も、トップリーグを初制覇した後、さらには前節で東芝に素晴らしい内容の逆転勝利の後、ということもあって非常に難しい試合だったと思います。結果的に負けはしましたが、随所に三洋らしさを見せてくれました。 ただ結果論で言えば、珍しく死に体になる選手が多かったか。サントリー9番からのシェイプを意識して、ディフェンスではブレイクダウン周辺を固めていたと思いますが、逆に近くに寄ることで視野が内を向き、飛び出しが斜めになってしまった。前への圧力の他に横方向への運動量を使ったことがボディブローのように効いていたのでは。 逆サイドで休む三洋の選手を初めて見ました。それだけサントリーの出来が素晴らしく、ディフェンスとしては厳しい試合だったと思います。 今年も面白かった日本ラグビー。高校の桐蔭学園をはじめ、様々なラグビーの可能性を感じるシーズンでした。そして、今年はワールドカップ。その先には2019年ワールドカップ日本開催。僕も、少しでも日本ラグビーのお役にたてるよう、努力していきたいと思います!