エディ&ジェイク コーチングセミナーvol.4
・ボールを勝ち取るのか、ボールを使うのか? つまり、取ることを優先するのか、取った後のアタックから逆算するのか・どのようなデリバリーを用意するか・前で取ったボールをどういいボールに変えるか・ショート&ワイドプレー・5メンラインアウトでFWランナーを有効に使い突破を図る ラインアウトのディフェンスは、相手の決め事が色濃く反映される部分です。プッシュのタイミング、エキストラランナーへの対応、詰めの判断・・・ですから、「1試合を通してブレイクする」感覚を持つことが大切だと思います。 僕はラインアウトは取ることを最優先に考えます。アタックから逆算するのは好きではありません。シーズンが深まれば、どこもラインアウト内のディフェンスの精度を上げてきますから、そこでパニックになりたくない。 ジェイクが面白いことを言っていました。「なぜ、ショートのプレーを選手がやりたがらないか?それは痛いからだ」人間、選択肢を絞る理由は万国共通ですね。・形(シェイプ)を持って攻める・9番からと10番から。アタックは二つのきてんから始まる・近年重要度が増しているのは9番からのアタック・相手に判断させる・時間を計りながら練習する 90秒プレー、30秒レストを10~12分くらい繰り返す コンタクト強度も変えていく 9番からのシェイプの精度が、この1,2年ゲーム支配に大きな影響を与えています。9が走る展開にいかに持ち込むか、そのためには目の前のブレイクダウンを制圧することが求められると思います。 特に日本ラグビーでは10番へのデリバリーが非常に多い(ジェイク曰く、おそらく95%は10番がボールを持つのでは?とのこと)。いずれにしろ、きちんとした自分達のシェイプを確立し、しっかりそれを遂行できる力をつけることがフェーズアタックでは大切です。