2005/01/20(木)06:34
夫と出会ってから出産~夫が出て行くまで(前編)
夫は娘が9ヶ月の時に出て行きました。
私は出産後、1年間の育児休暇を取っていた最中でした。
夫と知り合ってからの事から書きます。
長いですが。。
夫と知り合ったのは2001年の8月、妊娠が分かったのは翌年5月、
入籍は8月、出産は12月でした。
彼は動物好きで、私が飼ってる小型犬のハートをとてもかわいがってくれたのがきっかけだったのです。
ちょうど彼と同棲しようとしていた時に
妊娠が発覚したので、結婚しようと思いました。
彼も彼の両親もとても喜んでくれました。
その後出産から3ヶ月くらいまでは何事もなく幸せな結婚生活でした。
ですが、ハートが2月に3匹の子犬を出産して、子供(マルちゃんとします)より子犬をかわいがる夫の姿に疑問を抱き、ちょっと残念と思っていました。
今思うに夫は赤ちゃんの扱いが不慣れで世話をするのがちょっと
怖かったんだと思うのですが・・・
4月に大きなケンカをしたのですがその原因はとても些細な事でした。
その日お宮参りに行ったのですが、昼前から午後まで、その後
写真館へ子供の写真を撮りに行きました。
結局一日がかりになってしまったのですが、彼は疲れてしまい不機嫌でした。きっと子供の為に「つきあってやってる」という気持ちが強かったのでしょう。
写真撮影終了後、駐車場で私が携帯をどこに直したか探していたのですが
彼が「○○にあるんじゃないの?」って言ったのですが、私は自分の母が「△△にあるんじゃない?」と言った言葉に同感と思ったので母が言った場所を探したのですがそれで夫を切らしてしまったのです。
「自分より母親を優先した」と言って3週間怒り続けました。
私はまさかそんな理由で怒ってるとは思わなかったので、驚きました。
しかもその怒り方がちょっと普通じゃないのです。
一部屋にポットやら食べ物やら持ち込み、私と全く顔を合わせないよう、壁を作って自分の世界にこもっていまうのです。当然口も利いてもらえません。
私の作った食事は食べません。
洗濯も自分が脱いだ服は一箇所に集め、私にさせず土日にまとめて
自分の分だけするのです。私やマルちゃんの服があっても一緒に洗ったりほしたり取り込んだりは一切なかったです。
で、その後半年後の8月中旬のケンカが別居の原因となったようです。
7~8月は彼の会社は忙しい月だったらしいのですが、彼は土日寝てばかりかテレビを見るかばかりでした。
実は8月初旬に会社の人と海に行く予定があったのですが
私とマルちゃんも連れて行ってもらう予定だったのですが夫が申し込みし忘れ、私とマルちゃんは留守番になりました。でも夫が疲れているだろうからと私は全く不平不満を言いませんでした。
その時は、申し込みをし忘れた夫のほうが平謝りで(私に怒られると思ったらしく)「後で好きなところどこでも連れて行ってあげるから!」と何回も言っていました。
その言葉を言ってくれてる夫の姿だけで私は十分かと思っていました。
ですがその後どこかへ行く事はなく、休日はずっと夫はダラダラしていました。
夕食の用意を私がしてる時、子供が泣くので私はおんぶしてご飯を作る事が多かったんだけど子供が台所の物を触ろうとして危ないので土日で自分の部屋でテレビしか見てないのだったらちょっとリビングに出て子供見てよ、と思い夫に「夕食作る間のんちゃんリビングで見てあげてよ」と頼みました。
しばらくすると子供のすごい泣き声。。。見ると、子供が歩行器に乗り、泣きながら私のほうへやってきて、夫はリビングのソファに寝転び、ほったらかしてテレビを見ている姿が。。
私はその時が一番ショックでした。
「そんなんやったらホンマに見てるだけやん。自分の部屋からリビングに移動してテレビ見てるだけやないの」と夫に対して怒りました。
多分、それが気に入らなくて夫は怒り出したんだと思います。
暑い夏なのに部屋の扉は閉め、又自分の部屋にこもるようになりました。
8月末に東京の夫の両親の家に行く用事があったのですが
普通そういう行事ごとがあったら仲良い姿を見せて安心させたいと
思うじゃないですか。
でも全く私を見ようともせず、寄せ付けずな状態のまま関西から東京に行くはめになりました。東京までは夫が一人、ノンストップで運転したんですがはっきり言って怖かったです。休憩も取らずに意地を張って運転する夫が。
東京の実家では、夫は両親に対して無口でほとんど返事くらいしか会話をあまりしないので、どうか・・と思ったのですがやはり夫の両親は私達の不仲に気がつきました。私はあちらの両親に対しては普通の態度をとっていましたがつい夫の不満を言ってしまいました。
その内容は「夫が子供をかわいがらない」ということが中心でした。
あと、出張などの用事をちゃんと伝えない、など・・
すると夫の母が「あなた達子供二人くらい産んだら離婚するのじゃないの」と言いました。
その言葉を聞いてすごくドキッとしたのですが・・
夫の母は子供産まれたばかりで楽しい時期なのなんかあるなんてちょっと二人は危ないんじゃないの、と危ぶんでいたのです。
後日、夫から出て行きたいと言われました。
それも私がなんとか仲直りしようと話を持ちかけたときに。
私は気が動転してしまいました。
夫に対して言いました。
「そんな大事な事、考えてたんならなんで自分から言いださへんの?」と。
それと夫の口調からは、子供が生まれてからの結婚生活から逃げ出したい様子がとれたので「それならマルちゃん連れて自分で育てる覚悟で言って!」と言いました。
夫が子供をかわいがらなくてハートが産んだ子犬をかわいがってた時から気になっていたのですが。。
動物をかわいがる人は確かに優しい部分があるかと思いますが、
動物は人間に逆らったりしない事を私は見逃していました。
マルちゃんは、自分の思うようにならずふいに泣き出したりするし、完全母乳で、私との密着度が多かったのでマルちゃんに対して遠慮する部分が多くなってしまったのかもしれません。
私は彼の身勝手な、子供を捨てるような発言に憤り、「マルちゃんを連れて行ってよ!」と取り乱して言いました。
夫もその勢いに気おされたのか、一晩はトライしたのです。
いつも私とマルちゃんは一緒に寝てるのですが、夫に渡して
夫はマルちゃんと布団で寝て、私は一人でベッドに行きました。
ですがマルちゃんはその晩すぐ、何回も泣き出しました。
いつもなら寝ながらおっぱいをくわえ、起きることなく朝まで眠れるのです。
夫は私に教えてもらったばかりですがミルクを作り、一晩中あやして抱っこして起きていました。私もマルちゃんの泣き声が気になり、朝まで一睡もできませんでした。
家族3人眠れぬ夜を過ごしました。
私はマルちゃんの泣き声がするたび、泣けて泣けて仕方ありませんでした。
まるで「パパとママ仲良くしてよ、そうじゃないとあたし嫌だ」と言ってるように聞こえたのです。
そして、明け方泣きつかれたのかマルちゃんは寝始め、夫も1~2時間弱寝ていたようで、仕事に出かけました。
その後私は猛烈に後悔しました。これで睡眠不足で、夫が交通事故にでもあったらどうするのか。。と。
夫が帰ってくるまで心配で心配でたまりませんでした。
なので、夜夫にマルちゃんを見てもらうのは一晩限りでやめました。
ですが、それから土日の休日夫にマルちゃんを見てもらったり、父児の接触を測ったのです。私が帰ってきたらおんぶ紐を使って抱っこもしてくれていたようで、
夜ばたっと夫は寝たりする日もありました。
それから何回か話合いもしたのですがお互いの主張で口論となったりもしました。そしたら夫はリモコンを投げ、ドアを乱暴にけるように開け閉めしたりしました。私は注意しました。「やめてよ!マルちゃん起きるやんか!」
きっとその言葉も(子供本意だったからと思います)火に油をそそぐ結果となり、今度は自分の部屋の扉が勝手に開けられないよう扇風機を盾にして置くようになりました。
暑いのにクーラーなしの部屋で汗をかきながら意地を張り続ける夫・・物にもあたるし・・
何より子供をかわいがらない姿が一番ショックだったのです
マルちゃんが乗ってるベビーカーだって怒ってる時はすごく乱暴に
扱うのです。怒ってる時は子供のお風呂を頼んでも乱暴に扱うのでマルちゃんの頭がドアにぶつかりそうになり、「ちょっと、気をつけて扱って!」とたまらず叫びました。その時の夫の怒りに満ちた目、忘れられません。
私に怒って何日も口利かないとかは耐えられるけど、子供には
当たらないでほしかったんです。
もちろん犬もかわいがってくれません。ハートは夫のことが大好きなので帰るのを玄関でじっと待って、また部屋に閉じこもってもドアの外で待っているのですが・・
そんなに夫が怒らせるなんてあなたが言い過ぎてるのじゃないの?
と夫のお母さんに相談した時言われました。
でもケンカの原因となるような事は、どこの夫婦も初期に経験するということで乗り越えられるべき内容かと私は思うのですが。。