カテゴリ:小さな幸せ
私がノートパソコンを買ったのが25年ほど前。
そのころは長男も次男も家を出て、娘が高校生 だったかしら。 誰も教えてくれなかったから自己流で覚えました。 ある程度理解してから部分的に(ファイルの整理・ フォトの加工・整理)などはパソコン教室の個人指導 を受けましたよ。 「往復はがきの印刷」を習いに行ったらおじちゃん先生が 私より知らないのでビックリした事もありました。 調べておくから「明日来て下さい」だって。 初期の頃のノートパソコン 末娘が小6年になった頃、社会と繋がりたくて 飛び込みで目星を付けていたマンションの1室で 溶接学会誌の編集・出版を夫婦で営んでた事務所 に自分を売り込みに行きました。 所長さんは背の高い久米宏似の素敵な人で、奥様 はビックリする程の綺麗な人でした。 従業員はパートの女の人が2人いましたが所長さん とは、私的な知り合いでしたが… ま~経歴の凄い方達ばかり。 大体、この溶接学会誌と言うのが大学の教授が研究 した論文を発表する専門誌。 論文は殆どが英文。 そして時々訪ねてくる国立大学の教授達。 パートの女の方は御主人が東大の研究者でアメリカ 生活が長かった人。 もう一人は外科医の奥様で仕事は遊びみたいでした。 そこで始めてワープロで文章を打ち込む事を覚えたの ( 今は見ないワープロ 富士通オアシス) 文字の配列がオアシス流で他社のキーボードと 違うので後に苦労しました。 今は完全にブラインドタッチできます。 私はPC&エアコンは富士通 テレビ・ブルーレイレコーダーはパナソニック 掃除機は東芝(プレゼントでダイソンとルンバ君) トイレはINAX 理由は商品も良いけどメンテナンスが完璧だからよ。 事務所にはまだコンピュータが珍しい頃に「一太郎」 が1台あって所長も使いこなせていないようでした。 これ、初期のマウスを使うアップル社のコンピューター 価格は440万円でした。 ただ、ワープロに比べるとコンピューターが細か い仕事をしてくれて、便利そうなのは一目瞭然 でした。 「これからはコンピューターの時代だわ」と胸が 踊り、絶対使いこなしてみると決意しました。 私は50歳を過ぎて仕事を始めたけど、仕事の辛さ を上回る社会との繋がりに生きてる喜びを感じて いました。 でも、仕事は非常に辛かったです。自分の力量以上 の事を求められていましたので。 5時に仕事を終えて事務所のドアを出たとたんに 涙が溢れ出る日もありました。 英文の入力、紙面の校正、トレースまで覚えました。 教え好きの所長が丁寧に指導してくれて「やるっきゃない」 そんな気持ちでワープロはブラインドタッチをマスターし て、パソコンも自己流で使いはじめました。 その時、自分が頑張った事がその後の自分に自信を持たせて くれた気がします。 自らが就職先を選んだ行動力と即採用され始めてだらけの 仕事を試行錯誤しながら続けた事はその後、子供達への 無言の教えになっていたのをこの頃知りました。 紙で作ったキーボードをテーブルに置いてピアノの練習を するように指を動かしていたのを娘が「いつも、やってた ね」と今言ってくれます。 ネットショッピングにはまったのがパソコン上達の鍵でした。 楽天のオークションも楽しかったわ~ 「高くてもどうしても欲しい」「安くなら買いたい」 利用方法によって、作戦がある事も知りました。 残り10秒…「良し!買えた」と思ったとたん 「10分延長になります」何て事もある事を知り、見えない相手 との攻防も楽しみました。 文字入力やインターネットとの繋がりを覚えながら どんどんパソコンを理解出来てきました。 今はオークションは参加してません。 息子達はコンピューターの仕組みには強くても生活に繋がる事 はしてないので、子供達に教えてもらった事はありません。、 私は「出来ないから」と言うのが嫌いで新しい 物は取り合えず「買う」 手元にあれば何としても使いこなします。 ドコモの携帯歴も20年以上。 ガラケイ→楽々スマホ→スマホ→アイホン+タブレットと いつも2台持ち(携帯+タブレット) パソコンもデスクトップ+ノートパソコンの2台持ちです。 これからも新しい商品が出たら、迷いなく購入します。 子供や孫が言います「みるちゃんは挑戦するから偉い」 って。 「無駄な経験はないのよ」 失敗を恐れないで挑戦させた子育ても、孫にも受け継がれ ました。私はエルメスもシャネルもグッチもハリーウエス トンも知りませんし欲しくもないわ。 ただ、電子関係とニコンのカメラは目に留まれば買います。 新しい商品の箱を開けた時のワクワク感を味わうと もう止められません。 人生の前半に辛い事もあったから今、ご褒美を貰ってる 感じよ。 この話には、深く心の闇にも通じる話があるのですが 長くなるのでね…又いつか。 戦死した実父。育ててもらえなかったけど 綺麗な実母。 今の幸せを喜んでくれてるはず。 ↑励みにしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[小さな幸せ] カテゴリの最新記事
|
|