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2009.08.15
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カテゴリ:
今日は64回目の終戦記念日。
戦争って聞くと、今の平和な世の中を考えると、ずいぶんと前の話に聞こえるけれど、
こうして数字で見ると、そんな昔ではないことに気づく。

高齢化社会になった今、84歳の人は、戦争中は20歳ってことになる。

今日の12時。黙祷の時間。甲子園でも黙祷が行われた。
おれの家でも黙祷をした。

戦争は関係ないや と思っている人も多いかもしれへんけど、
日本に住んでるほとんどの人達の先祖は、間違いなく何らか戦争の被害にあってるはず。
親族が亡くなったとか、知り合いの人が亡くなったとか、必ず。
そう思うと、戦争って全く無関係ではないんやなと思う。

うちの母方のおじいちゃんは、戦地に行って銃弾を体に受けながらも、
運良く帰ってくることができて、また働いた。
そしてばぁちゃんと出会って、うちのオカンが生まれた。

もしじいちゃんが、仮に戦争で亡くなっていたら、うちのオカンも生まれてなかったわけで、
もちろんオトンとも出会ってなくって、おれらも生まれてないわけだ。

そういった思いをやっぱり、今の若い人とか、
子供たちのために伝えてあげなアカンやろうなって思う。

「生まれくる子供たちのために」 小田和正さんの歌にあるけれど、
きっと昔の人はそうやって、今が平和でなくても子供たちのために 
って思ったに違いない。だからこそ今の平和な日本があるはず。

おれらもその人らの思いを少なからず心のどっか片隅にもって、
何らかの形で応えていかなアカンのんちゃうかなぁって、
部屋から外を眺めてる時に思った。

まじめな話になってしまったけれど、
一年に一度終戦記念日にそういうことを考えるのもいいと思う。
終戦記念日はそういったことのためにあるんじゃないかと思う。

今日は、お盆でご先祖さんが帰られる日。
毎年家では、迎い火と送り火を玄関先でやる。
さっき、家族で送り火をやった。

何か、こんな日本特有の古風さは忘れたくない。
そう思った。





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Last updated  2009.08.15 22:38:08
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