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カテゴリ:唄
今日は64回目の終戦記念日。
戦争って聞くと、今の平和な世の中を考えると、ずいぶんと前の話に聞こえるけれど、 こうして数字で見ると、そんな昔ではないことに気づく。 高齢化社会になった今、84歳の人は、戦争中は20歳ってことになる。 今日の12時。黙祷の時間。甲子園でも黙祷が行われた。 おれの家でも黙祷をした。 戦争は関係ないや と思っている人も多いかもしれへんけど、 日本に住んでるほとんどの人達の先祖は、間違いなく何らか戦争の被害にあってるはず。 親族が亡くなったとか、知り合いの人が亡くなったとか、必ず。 そう思うと、戦争って全く無関係ではないんやなと思う。 うちの母方のおじいちゃんは、戦地に行って銃弾を体に受けながらも、 運良く帰ってくることができて、また働いた。 そしてばぁちゃんと出会って、うちのオカンが生まれた。 もしじいちゃんが、仮に戦争で亡くなっていたら、うちのオカンも生まれてなかったわけで、 もちろんオトンとも出会ってなくって、おれらも生まれてないわけだ。 そういった思いをやっぱり、今の若い人とか、 子供たちのために伝えてあげなアカンやろうなって思う。 「生まれくる子供たちのために」 小田和正さんの歌にあるけれど、 きっと昔の人はそうやって、今が平和でなくても子供たちのために って思ったに違いない。だからこそ今の平和な日本があるはず。 おれらもその人らの思いを少なからず心のどっか片隅にもって、 何らかの形で応えていかなアカンのんちゃうかなぁって、 部屋から外を眺めてる時に思った。 まじめな話になってしまったけれど、 一年に一度終戦記念日にそういうことを考えるのもいいと思う。 終戦記念日はそういったことのためにあるんじゃないかと思う。 今日は、お盆でご先祖さんが帰られる日。 毎年家では、迎い火と送り火を玄関先でやる。 さっき、家族で送り火をやった。 何か、こんな日本特有の古風さは忘れたくない。 そう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.15 22:38:08
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