カテゴリ:お仕事
今日も今日とてお仕事、私は『ドラキュラ』よ~☆
ひたすら患者さんの、生き血を吸って… って、違~う(ーー;)!! 採血室で患者さんから採血しては、検査室に運ぶお仕事を、同僚と二人してやっとったわけである。 さあ、初っ端は…OGTTか。 この「OGTT」とは、「経口ブドウ糖負荷試験」(oral glucose tolerance test)という検査で、糖尿病かどうかの判定に使われるものである。 患者さんには空腹で来院していただいて、その時の血糖を測定。 その後、75gのブドウ糖が入った炭酸入り飲料(←この検査専用の、そういう飲み物があるのです)を飲んでいただき、そこから30、60、120分後の尿糖&血糖を調べる…という手順を踏む。 アクシデントは、患者さんがブドウ糖飲料を飲まれて、30分後の採血の時に起きた。 私が採血をし、それは無事終了したのだが、ふと患者さんの顔を見ると、顔面真っ青で、冷や汗ダラリ…(||| _ _)。 患者さんは採血室のテーブルに突っ伏したまま、動けない状態に。 採血の前は普通にされていたし、採血中も声をかけた時には普通に受け答えされていた。 「採血を失敗した」とかそんなの何もなかったのに、ほんの数分でこの状態。。Σ( ̄ロ ̄lll)ウソッ! こっちの方が「顔真っ青」になりそうだったが、そんなこと言ってられない!! 「だ、大丈夫ですか??」 とりあえず患者さんがイスから落ちないように支え、側にいた同僚に車椅子を持ってきてもらい、患者さんを少し離れたところにある、点滴用のベッドまで搬送する。 ブドウ糖飲料を飲んでしばらくして、胃のあたりに違和感を感じていた…という患者さん。 あーあごめんなさい、採血前にご気分をお尋ねすればよかったんやぁ。。。 そんな患者さんをまずは寝かせて服をゆるめ、血圧&脈測定、Dr報告&診察… 私がバタバタしている間に溜まる一方の採血&点滴カルテを横目に、一人奮闘する同僚よ、すまぬ、持ちこたえてくれ! 医師の指示で患者さんにはそのまま、ベッドに寝てもらって検査を続行。 最後の120分後の採血の頃にはすっかり顔色もよくなられて、待合室で結果説明を待てるぐらいに回復された患者さんを見て、ほっと一安心。。 結局、すきっ腹に冷え冷えの75gブドウ糖入り炭酸飲料を、紙コップに二杯分飲んでいただいての検査…、その冷たさが急に胃にきて気分不良に? という結論になったのだが。。 (→でも、だったら冷やさずに、「生ぬるい、甘ったるい炭酸飲料」を飲め! ってのは、ムリがありますわねぇ…(ーー;)) 採血中、俗に言う「貧血」で、後ろに倒れそうになった若い男性患者さんには2度お会いしたことがあり、それではもう驚かなくなってしまった私。(-_-;) お二人ともそういえば、気分が落ち着かれてから、「血を見るのがダメで…」と、異口同音に話されていたっけなぁ。。 でもOGTTでダウンされた患者さんには、私は、この年になって初遭遇。 私にとっては「想定外」な事態に、いやぁ、もうあせったっす…。(-_-;) ![]() 画像のクリックにご協力頂けると嬉しいです。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お仕事] カテゴリの最新記事
|
|