RIKIにっき

　そば打ちを教えていただいた後、先生に喜多方の中心部まで送っていただいた私たち親子。
　
　で、お昼もおそばをもう食べているのに、中心部で何するか…というと。

　「かあ（さん）、マルヤで『（仮面ライダー）電王』の"クライマックスフォーム"の人形見たの、買って～～～」

　こーいう時だけ、ゴロニャ～ゴ…ですな、キミは・・・(-_-;)

　そしてまた、マルヤ玩具店さんに行った私ら。
　ほんに、『上得意さま』やわね…！？？

　そばを打つ前にはかなり降っていた雨も、幸い今は上がっている。
　お昼は過ぎてるし、15時少し前の帰りの列車の発車まで、けーじさんにまた、遊んでもらいましょう♪

　というわけで、へーい、ベロタクシー（自転車タクシー）！

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　♪キンコーン！
　
　軽快なベル音とともに、けーじさんがベロを運転してマルヤさんの前に到着。
　
　それで、どこへ行ってもらったか…というと。

　百均のお店。(ー∇ー;)

　実は、前日いただいたカブトムシの"サドマル23号"と"まーQ"＆"メッスー2号"には、体格差があった。

　そのせいか、ひとりでエサのきゅうりをむさぼっていたのが、体が大きくヤンチャそうな"まーQ"（→くどいようですが、あくまでもカブトのお話ですよ、まーQさん(^_^;)）。
　"メッスー2号"は、そのおこぼれをかじっていた？　と思われるのだが、小柄な"サドマル23号"は果たして、エサにありつけたのかどうか。。(ー∇ー;)

　そんな様子を見ていた息子は心配し、

　「ペアはペアで一緒にいれてさぁ、"サドマル"は別のカゴに入れてやろうよ」

と言い出した。

　喜多方の、"人間ロードマップ（？？）"なけーじさんに、

　「まずは虫かごを売ってそうなお店に連れて行って欲しい」

…とお願いしたところ、では、百均のお店へ…ということになったのである。

　喜多方に来てまで、百均。
　しかも、ベロを乗り付けてまで、百均…(^_^;)
　う～～ん、私らってゼイタクなんだか、みみっちいんだか…？？

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　けーじさんに"まーQ"たちのお守りをお願いし、私たちは建物の2Fにある百均のお店へ。
　そこで無事プラスチックケースを購入し、ふと下を見ると、けーじさんは私たちに背を向けた状態で、"まーQ"たちを見ていた。

　ヒソヒソ声で、私は言った。

　「○○（息子）、静かに階段下りて、けーじさん脅かしておいで（￣ー￣）ニヤリ☆」

　息子も、（￣ー￣）ニヤリ☆

　そーっと降りて行ったが…バレた。
　つまらん。。（って、こらこらこら！(ー∇ー;)）

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　その後、けーじさんにベロを走らせていただいて。
　喜多方の街の真ん中を流れる田付川の川岸を見ると…また、"彼女"がいた！
　
　去年の夏のブログを読んでいただいた方にはお馴染みなのだが（？）。

　川原にいるのは、マネキンさん。
　
　川に鮎の稚魚を放流したので、鳥除けに…と置かれているものなのだそうだが。

　去年は遠くからこのマネキンさんを見て、

　「身投げかぃっ！？」

とビビった私。

　しかも、初めてそのマネキンさんを見てからしばらく経って、その"彼女"が川の増水のため、哀れにも流され、本当に"身投げ"になってしまった…(ー∇ー;)という経緯があり、「今年はもう置かれてないだろう」って思っていたのに！

　去年の"彼女"の『後輩』（？）は、今年も川原に立ち、鳥除けのために頑張るのでした…(^_^;)

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　その後、お土産探しに、『会津喜多方ラーメン館
』というところへ。
　
　いやね、義父母や義父の姉・そしてダンナには、息子（＆私）が打ったそば…をおみやげにしたのだが。
　（「かわいい孫（息子）が作ったそば」ってことで、今までで一番ウケたおみやげでした☆）
　私のパート先にはねぇ、それじゃあダメだし。

　あれこれ探して、『ラーメン煎餅』なるものをゲット。
　なんせ、看護師に事務方・ひとりに1個ずつ当たるように…と思うと、味は知らんが（私は食べてませんが、多分おいしいんですよ^^;）量は必要なんですなぁ(~_~;)

　で、この『ラーメン館』ってところは、すんごい太っ腹だ。
　喜多方ラーメンの試食が、なんとタダでできるのだ！

　私はそばでもうギブアップ、息子はソフトクリームがいいとのことで、その"タダラーメン"(もとい、"試食ラーメン"）は食べなかったが、けーじさんがつるつるつる…♪

　この前日・前々日と『喜多方レトロ横丁』という大きなイベントがあり、その打ち上げで、前夜は美酒に酔いまくっていたというけーじさん☆
　
　二日酔いな体に、ラーメンが染み渡っていくぅぅぅ～～～w

　…って、すごいなぁ。
　下戸な私は体験ないけど、二日酔いってしんどいんでしょう？
　よく私ら乗せて、ベロ漕げてますなぁ（感心）。

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　『ラーメン館』を出ると、ベロはそのすぐ近くにある喜多方市役所の駐車場（兼、庭？）をガーッと突っ切っていく。
　周り、普通の乗用車がたくさん停まっている所に、流線型のベロが走っているのは、すんごく不思議な感じがした。

　そこを出ると、公園に着いた。
　うちの近所の公園にある、ペリカンの形をした水のみ場とソックリな水のみ場がそこにはあり、私は息子とともに、そこを「喜多方の"ペリカン公園"」と命名した。

　そんな公園のお向かいは、超有名な喜多方ラーメンのお店・『坂内食堂』さん。
　もうお昼はとっくに過ぎているのに、お客さんの行列がずらーり。。。

　でも、そんな行列とは全く関係なく、息子は「喜多方の"ペリカン公園"」で、しばし遊んだ。

　けーじさんがここに連れて来てくれたのには、もうひとつワケがある。

　ここの公園には水がふんだんにあり、けーじさんは、"サドマル23号"とエサのトマトの移し変えの後、手を洗えるように…と、ここの場所を選んでくれたのだ。

　私は虫に触れない（っちゅーか、触りたくもない。。(ー∇ー;)）んで、けーじさんが私の代わりに、移し変えを手伝ってくれて。
　すいませんです…、けーじさんも決して、虫がトクイじゃあないそうなのに。。m(__)m

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　虫の"お引越し"の後は、公園の斜め前・『坂内食堂』さんの隣にある神社で少し遊んだ。

　そこは故郷・京都の"千本鳥居"にはかなわないものの、2～30本ぐらい？の鳥居がずらっと並んだ、不思議空間。
　その鳥居の上の方に、クモが巣を張っているのを見つけた息子は落とそうと(-_-;)、その辺の小石をクモの巣めがけて、上に投げる！

　そんな息子を本殿（？）の方から見ていた、けーじさんと私。

　「やってることが、昔のまーQや俺らとソックリですねぇ^^」

　けーじさんとまーQさんは、ちっちゃい時からの同級生さん。
　遊びに夢中になって、いつの間にかランドセルを置き去りにして帰宅してしまい、怒られて捜しにいった話…とか(^_^;)。
　
　そんなお話を聞いていると、私の脳内でお二人がどんどん縮小されて息子サイズになり、今の息子のような『小学生男子』としての毎日が想像されてしまって…。

　何か、とっても微笑ましい…ちゅーか、笑えるっちゅーか、「息子とおんなじようなことされてたら、かなりどアホやで」っちゅーか・・・(ー∇ー;)

　いいなぁ…と思って、けーじさんのお話を聞いていた私なのだった。

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　いよいよ、帰りの列車の時間が近づいた。
　喜多方駅に行くまでに、ベロを漕ぎながらけーじさんがいいことを教えてくれた。

　「今度、8月の終わり頃に、ベロが新潟に行くんですよ！」

　…何でもその頃、新潟の大きな橋・万代橋でのイベントがあり、そこに喜多方からベロがやってきて、新潟の街を走るんだとか。

　「行きます、行きます☆　喜んで^^」

　調子に乗って大盛り上がりでけーじさんと話していた私に、冷静な息子が一言言った。

　「かあ、（その頃）京都にいるんじゃないの？」

　…そ、そうだった(ー∇ー;)！！
　けーじさんたちが新潟へ来られる頃、私らは一家で京都に帰省中…（つд｀）
　思いっきり、すれ違いだったんだ。。。il||li＿|￣|○il||li

　「…一気にテンション、下がっちゃいましたねぇ」

　「はい～～…(~_~;)」

　そんな感じでけーじさんとの喜多方駅でのお別れは、テンション下がったままだった(ー∇ー;)

　新潟の皆さん、8月の終わり頃、私らの代わりにぜひ、ベロに乗ってあげて下さいませ・・・（Ｔ◇Ｔ）

↑喜多方ラーメンに、会津の「起き上がり小法師」がついたセットだそうな。
　帰省の土産にしようかな…？

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