RIKIにっき

2008/03/28(金)19:27

佐渡島と言えば、たらい舟~佐渡島紀行・その3

身辺雑記(1238)

 『佐渡歴史伝説館』を出た後、  そのすぐそばにある『真野公園』で、息子を野性に返して(?)遊ばせ、ドライブ続きのダンナさんを休ませ。  再び車は、国道350号線に戻る。  海岸の側をしばらく走っていると、かなり目立つ岩を発見。  駐車スペースもあり、岩場に下りることもできるので、またそこで休憩だ。  私が駐車スペースから、岩場に下りた息子たちの写真を撮っていると、よくこの岩に来る…とおっしゃる地元のおじさんが、私も含めた写真を撮るよ…と声をかけてくれた。  (おじさんに伺った岩の名前は、『弁天岩』…だったと思ったが、失念^^;;;)    で、下りてみるのだが。。    こ、コワイ…。(~_~;)  近くに海のない街で生まれ育ち、普段舗装された道しか歩いていない私、「岩場を歩く」なんて、ほとんど記憶にない。  おっかなびっくり、ヨタヨタ歩いていると、息子に、  「かあ(さん)、何やってんの、遅いー!( ̄^ ̄)」  …えろうすんません。m(__)m  そんな岩場の潮溜まりには、  イソギンチャクと思われる生き物が、ゆらゆら揺れていました。。^^ ようやく、この佐渡旅行の大きな目的・たらい舟に乗れる、小木に到着。  チケットを買い、早速乗り場に向かうと…おお、たらい舟!  これに人が乗ると…  こうなります。  うちら家族3人で体重約160kg、それに船頭さんであるお姉さんの体重を合わせると200kg近くになるはずなのに、ビクともしません、たらい舟!  たらい舟の底は、ホントに木でしかないのに、よく浮かんでられるなぁ。。  しばらく乗っているうちに、息子が気づいた。  「かあ、海の底見える!」  漕ぎ手のお姉さんに聞くと、乗り場近くのここいらへんでも海深3~4mあるそうで、本当の底まで見えているわけではないのだが、かなり深いところで藻がゆらゆらしているのは見えた。  この辺り、かなりきれいな海である。   で、基本的にたらい舟は、乗り場近くを約10分ほどでぐるっと一周…するのだが。  途中、漕ぎ手のお姉さんのレクチャーのもと、私らも漕がしてもらえます♪  これがまた難しい!  たらい舟の中で立ち上がるだけでも、ちょっとコワイものがあるのだが。  漕ぐための櫂を、たらい舟の前についているひもでできた輪っかにあてて漕ぐと前へ進み、たらい舟にあてて漕ぐと後ろに進む…って聞いたが、聞く・見るのと実際にやるのは大違い。  私らのたらい舟は、一体どこへ行く…??(ー∇ー;)  漕ぎ手のお姉さんに代わってもらい、どうにか乗り場に戻れました…ほっ。 ところでここでは、たらい舟だけでなく観光船も出ているそうなのだが、4月から…ということで、今回は乗れず。  でも、モーターボートは出ている…ということで、乗船料金を見ると…アカン、無理。  そんな予算は、どこにもない…il||li_| ̄|○il||li  しかし、息子はえらい、乗りたがる。  たらい舟のお姉さんも、シーズンオフの今、乗船料金には交渉の余地があることを匂わせてくださる…^^;  というわけで、ダンナさんがモーターボートの船長さんと交渉、話がまとまって、乗ってきました。  さっきのたらい舟のスローペースとは打って変わって、波しぶきをとばしまくって、モーターボートは一路沖へ!  「かあ(さん)速い~~~!」 と叫ぶ息子の声が聞き取りにくいぐらい、波の音がすごい。  途中、ボートは『お光の碑』のところで減速する。  この小木に住んでいたお光さんが、本州にある新潟県の柏崎(地震で被害を受けた原発のあるところ、と言えばわかっていただけるかも…?)に住む吾作さんに会いたくて、佐渡島からたらい舟をこいでこいで渡って行った…という浪曲があるんだそうで、これはその碑らしい。  さらにモーターボートが進んでいくと、  矢島・経島というところについた。  経島は、日蓮聖人の御赦免状を持ってきた弟子の舟が難破、辿り着いた経島でお経を読んでいたことからその名がついたとか。  矢島は、良質の矢をつくる竹ができたところ…だとか。  まぁとにかく絵になる、いい眺めである。    乗り場に戻った後、船長さんにお願いして、運転席に座らせてもらった息子もゴキゲン。  財布の中味は随分軽くなったが(T_T)、「お金より思い出」(??)、思い切って良かった☆ 人気blogランキングへ ファイブ ブログランキングへ ↑宜しければ、どちらもクリックよろしくです^^

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