カテゴリ:お仕事
みなさ~~ん、インフルエンザ予防接種、されてますか??
うちのパート先の医院では今、予防接種の申し込みがピークを迎えている。 せいぜい座薬とかブドウ糖負荷検査用の、サイダーっぽい飲み物(→"トレランG"っていうこの飲み物、ガラス瓶に入って、栓抜きで開ける…ってマジでサイダーっぽい☆)が入ってるぐらいの医院の薬品用冷蔵庫には、今、5箱1パックのインフルエンザワクチンがい~っぱい。 平静はスッカスカな棚のひとつを、ワクチンでほぼ埋め尽くしているのである。 その、ワクチンの箱の中には、ゴム栓のついたちっちゃいガラス瓶が1個入っていて。 (↑このガラス瓶、業界用語で"バイアル"といいます) その1バイアルに、大人2人分のワクチンが入っている。 そう、普通は2人分のワクチンを、2本の注射器に吸えばいいのだが…。 先日診察室で診療介助役をしていた時、あらかじめ吸って用意していたワクチン入りの注射器が足りなくなり、急遽用意するため、必要なものを採血室に取りに来た私。 針や注射器、アルコール綿などを準備し、最後に冷蔵庫をあけ、ワクチンを取りだそうとしたところ…。 とあるメモがつけられた、ワクチン入りの注射器1本が入ったカゴが、冷蔵庫に入っているのを見つけた。 "○月×日8:45 寄せ集めの分です ※※(同僚ナースの名)" ※※さん、頑張らはったなぁ~! ※※さんが、何を頑張ったのかと言うと。 さっき、"1バイアルに大人2人分のワクチンが入っている"と書いたのだが、厳密には、ワクチンはもう少し多めに入っている。 注射器でワクチンを吸った後、注射器の中の空気を抜くため、"ピュッ!"とワクチンを針先から飛ばす…、その分が計算に入れられ、ちょっぴり多めに入っているのだ。 不器用かつ何にも考えてない私なんかは、豪快に吸って、豪快にワクチンを飛ばして、大人2人分のワクチンを用意するだけなのだが。 常勤さんであり、パート先の医院の本院に当たる病院での役職経験者である、※※さんは違う。 その"ピュッ!"を最小限にし、2人分のワクチンを確保した後、(ほんの少しやけど)バイアル内にワクチンを残して。 そんなちょっとずつ残ったワクチンを"寄せ集め"、大人1本分・0.5mlのワクチン入り注射器を作っていらっしゃったのだ! やるなぁ~~。 そうすれば、ワクチン1本分の経費が浮くもんなぁ~~~。(感心) 私がまだ関西にいて、小児科担当だった頃には、お子さんは1回あたりのワクチンの接種量が大人より少ないこともあり、"寄せ集め"で子供さん1人分のワクチン入り注射器を作ったことはあったけど。 でも、かなり神経使う難しい作業なんだよ~、あれは。。 当たり前だが、ロット番号が同じワクチンが入ったバイアルを、同じ時間帯に開封したものだけを使わなくてはならない。 そして、ワクチン量が足りないとまずい、注射器に吸う作業中、うっかりどこかに触れるなどして、注射器や針、ワクチンを不潔にしてはいけない…などなど。 とにかく"寄せ集め"は、普通以上に神経を使うのだ。 それをこなした偉大なる※※さんに敬意と感謝を感じつつ、その"寄せ集め"ワクチン入り注射器と、後大人4人分のワクチンを詰めるための用意を持って、診察室に戻った私なのだった。。 え? それで、私も"寄せ集め"作ったのか…ですと…?? 時間との戦いな診察室の中で、そんな細かい作業はできまへん。(キッパリ) 豪快に、"ピュッ!"とさせていただきました!( ̄▽ ̄∥) ↑特に今は、アルコール綿が必須。 診察室内にいつもあるように気を遣ってます。 それでも、入られる患者さんがほぼみんなインフルエンザ予防接種ご希望…という現状では、気がつくと足りなくなって、採血室へ走るハメに。。( ̄▽ ̄∥) 人気blogランキングへ ファイブ ブログランキングへ ↑宜しければ、どちらもクリックよろしくです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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