2009/04/18(土)15:36
めざせ、『お茶碗1杯』!
このパソコンを修理に出し、ネットができなかった間。
私はその時間を使い、いろいろなコトを行っていた。
その中のひとつが、バケツによる稲栽培の準備だ。 去年初めて行った、バケツ稲栽培。
JAがネットで公開しているバケツ稲づくりマニュアルと、図書館で見つけて借りてきた、
この本を参考にしながら、息子が、小学校の理科教材の余りとして家に持って帰ってきた種もみ3粒を育てたところ、
こうやってそれなりに育って、
鳥に結構食われたにもかかわらず(つд`)、お茶碗の1/3ぐらいの玄米となった。
今年は、その去年収穫した私のもみと、息子たち・当時の小5が小学校の田んぼでアイガモ農法(!・・・凝ってるなぁ。(^_^;))で育てたもみを使って、できるだけ無農薬・自然の肥料で『お茶碗1杯の収穫』を目指すのだ☆ 去年の種もみは、小学校の教材用のだから、芽の出そうな種もみをちゃんと消毒してあったのだろうが。
今回は去年収穫したものをそのまんま使うため、まずは消毒・そしてもみ選びが必要になってくる。
まずは消毒。
上記の"バケツ稲づくりマニュアル"には欄外に、
>農家では病気にかかりにくいじょうぶな稲にするために、「種もみ消毒」をしています。…(中略)…60℃のお湯で、約10分消毒する方法です。(後略)
とあるのだが。
では具体的にじゃあ何を用意したらいいのかが、これではさっぱりわからない。(ー∇ー;)
そこで、自分で考えて用意したのが、これらのグッズだ。
丼2つ(うち1つには、氷水を入れておく)・理科で使うような、100℃まで測れる温度計・お湯・お湯をかきまぜるためのおはし・時計。
それに今回2種類のもみを使うので、もみを分けていれるための、ネットになっている三角コーナー用ごみ袋2つと輪ゴム。
350円だった温度計以外は、全部家にあるものである。
「あくまでもお遊び」なので、経費は最低限に抑えなくてはならないのだ。(^_^;)
これらをどう使うかというと、
・2種類のもみが混じらないよう、それぞれをネット状のゴミ袋に入れ、口を輪ゴムで縛る。
・丼に水と沸騰したお湯を入れ、温度計を確認し、湯温60℃になるよう調節。
60℃になったらもみの入った袋を入れ、10分間まんべんなく浸す。
もちろん、丼は小さいのですぐお湯が冷めてくる。
そのため、沸騰したお湯の入ったやかんをそばに置いておき、温度計で湯温が下がればすぐ、お湯を足す。
・10分たったらすぐ、もみ袋を氷水の入った丼につけ、ふってよく冷ます。
…のである。
しかし。
想像以上に、お湯はすぐ冷める。( ▽|||)
その都度お湯を足してたら、水量が丼いっぱいに近くなり、あわてて丼を台所に持っていって中のお湯を捨て、またやかんのお湯を足す・・・。
消毒は、かなりの綱渡り状態だった。
できているんだろう、多分。(ー∇ー;) 消毒終了後、すぐに今度は種もみ選びに入る。
そのためには、生卵が水面から少し顔をだすぐらいの濃さの食塩水を用意し、そこにもみを入れ、沈んだもみだけを選ぶ『塩水選』…という方法をとるらしい。
なので、
でっかい計量カップに水を入れ、おはしでかき混ぜつつ、食塩を溶かしていった…わけだが。
塩、なかなか溶けん・・・。( ̄▽ ̄∥)
それなりに水は入っているんだし、ちょっとかき混ぜれば塩なんてすぐ溶けるもの…と思っていた私がどアホだった。
生卵が浮くぐらいの塩水を1リットルぐらい作るのには、塩が100g弱は必要!
それを、生卵がくさらない程度のさほど温度の高くない水で溶かすのは、大変だったのだ。。
ナンボ、おはしを水の中でグルグルグルグル回したか。(ー∇ー;)
もうちょっと少ない水量にしとけばよかった! そんなこんなで選び抜いた2種類のもみを、水でよ~く洗って塩分を取り。
画像左・シャーレのような容器に入っているのが、私の種もみ・『かあ米』。
右のアルミ容器(正確には、"ミニバケツプリン"が入っていた、ミニバケツである^^;)に入っているのが、息子の種もみ・『息子米』。
こうやって、バケツに直接植える前、種もみをごく浅い水につけ、芽を出させる段階・『芽出し』の作業まで完了させたのだった。。 それから約1週間。
水中の酸素不足を防ぐため、1日1回水を替えつづけての、今日。
画像の一番上の種もみから、右下方向に白いちっちゃい芽が出てきているのがおわかりだろうか?
『息子米』の方も芽が出てきているし、もう1日2日待って、ほとんどの種もみに芽が出てきたら、いよいよ、バケツに植えるのだ!\(^o^)
…こうして。
『お茶碗1杯の米』を目指し、今年もまた血と汗と涙の(??)バケツ稲栽培がスタートしたのである。。
↑こちらは、1リットルのバケツプリン。
「これ買って食べ終わったら、残ったバケツで塩水選してもいいかも」・・・と思った私は今、バケツ稲のことで頭がいっぱいなんだな、きっと・・・。( ̄▽ ̄∥)
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