RIKIにっき

　十三参りを終え、

　親子して、決して振り返らずに渡月橋を渡りきった後。

　私には、さっきからずっと、気になっている人たちがいた。

　彼らは、若いお兄さんたちなのだが。
　皆さん真っ黒に日焼けしている上に、そのカッコが、どうも昔風。
　
　そんなお兄さんたちは、私らが渡月橋を渡る前、その欄干のすぐ側にいたし、渡ってすぐの欄干のところにも、さらに川沿いの細い道を渡った、すぐそこにも。。

　『？』と思っていると、渡ってすぐの欄干のところにいたお兄さんから、声をかけられてドキドキ☆

　「人力車に乗られませんか？」

　なぁ～んやぁ、ナンパやないんか！（爆…当たり前じゃ。(￣∇￣;)）

　お兄さんたちは、嵐山や東山で人力車を走らせているという、えびす屋總本店さんの車夫さんたちだったのだ。

---

　実は。
　この時声を掛けてくれたお兄さんではなく、別のお兄さんの人力車に乗りました。。

　いえ、個人的な好みの問題ではなくて。(￣∇￣;)

　最初に声を掛けられた時にも既に、私は乗る気マンマンだったのが、息子がイマイチいい反応をしてくれず。(^_^;)

　道を渡る信号待ちの際に、

　「なぁ、おもしろそうやし乗ってみーひんか？」

　「駅まで歩かなくていいなら何でもいい」

　やっと息子が、つきあいで乗ってくれる気になったのだ。(￣∇￣;)

　ま、それはともかく。
　
　渡月橋のたもとから、JR嵯峨嵐山駅まで乗せてもらったのだが。
　距離的にはそう遠くなく、10分ほど走ってもらったぐらいだろうか。

　でもその前に、パンフレットやオリジナルうちわをいただいて、

　渡月橋をバックに『記念撮影タイム』があったり、

　すこ～しだけ遠回りして、車の少ない、閑静な住宅街の中を走ってもらったりして。

　世界文化遺産となった天龍寺の前を経由した後、無事にJR嵯峨嵐山駅前に到着。

　かなり、乗り応えがありましたよん♪

　車夫のHさん、短い時間でしたが、楽しい時間をありがとうございました。m(__)m

　ちなみに。
　降りる時に、次回乗車用の割引券をいただいたし。

　人力車に4シーズン乗って、人力車の四季がイラスト化された、可愛らしいシールを四季分・4枚集めると。
　お兄さんの着ていらっしゃる、『嵐』の文字が入ったシブーイTシャツがもらえる…というので、息子はすっかりまた乗る気です☆


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