特定疾患医療受給者証。
パートが休みの今日は、市役所の支所へお出かけ(^^♪ …なぁんて、楽しいお出かけならいいのだが、これは『特定疾患医療受給者証』の更新の申請に必要な書類を取りに行くためのもの。 更新は年一回のため、毎年必ず行かねばならない「お出かけ」なのだ。 『特定疾患医療受給者証』とは、原因不明・治療法も未確立・患者数も多くないレアものの病気に罹ってしまって本人も家族も大変ね~、医療費を補助してあげるねー、というわけでお上から頂ける、有難い証明書のことである。(←一応「医療者」の私が、こんなおおざっぱな説明していいのか。。。(^_^;)??) 『潰瘍性大腸炎』という病気に、20代前半で罹った私。 皆さん、あんまり聞かれたこと、ないでしょ(苦笑)? この病気に罹ったとわかった時点で受給者証を申請するよう病院から勧められ、言われるままに申請し、それが通ってからずっ~と、毎年毎年受給者証を更新している。 当時は「自分が大病する」なんて思っておらず、生命保険も入っていなかったし、唯一入っていた掛け捨ての安い医療保険では、入院代は到底、まかないきれなかった。 何度かの内科入院も、3回の大腸全摘出のための外科入院も、この受給者証のおかげで、負担が最小限で済んだのだから、正に『受給者証』サマサマ☆ ただ、悪かった大腸を取ってもう10年近く経つのに、思い出したように発症する術後の合併症(←腹痛・下血・発熱・はきけ、ってこう書いてると、症状は手術する前とほぼ同じなのが悲しい。。。)のせいで、いまだにこの受給者証を更新するハメになるとは思ってなかったし~! さらにさらに、だんだん更新に必要な書類も増えて、以前なら確かいらなかった「家族全員の住民票」だの「(うちの場合は)ダンナの年末調整の写し」だの、いろいろ必要になったのがねぇ。。。 お上も負担を減らしたいから、収入の高いところは補助を薄くするっていう魂胆なんだろう、きっと…、でもうちは全くその心配はないけど、…って、書いててそれがなおさら、悲しいっす!