ぬすをの「ふたり言(ごと)」 ~ヴィッセル神戸応援ページ~

2009/08/04(火)00:19

【リーグ戦:柏戦】直接対決を制す。

ヴィッセル神戸(887)

前節は、終始試合を優位に進めながら、相手の決定力の前に沈んだ神戸。 この日は、アウェーで勝ち点差わずか「3」しか開いていない柏戦。この日の勝敗によっては、より「降格」の2文字をリアルに意識しなければならなくなる、本当に厳しい一戦となりました。 この一戦に、和田監督は思い切った布陣で臨みます。 左SBは松岡。後のコメントを見ると内山の怪我が要因だったようですが、右SBはビツではなくガクト。 ビツはベンチにいましたので、これは明らかにガクトがこの日のファーストチョイスだったということ。 そして、先日のサテライトG大阪戦でピッチの王様として存在感を発揮していたヒョンを先発に起用し、ツネさんとの日韓代表主将ダブルボランチを組みます。 前節までボランチだったボッティは1列前に上がり、嘉人をFWではなく右MFとして起用。 サポーターとしては、非常にテンションの上がる布陣となりました。 この日のポイントは、両SB、そしてダブルボランチ。 松岡はサテライトの試合を観ても無難にこなしていましたので、それなりにやってくれると思いましたが、ガクトは予想以上にやってくれました。 柏の左サイドには、成長著しい大津選手が対峙していたのですが、この日は右MFに入っていた嘉人が彼を押し込んでいたため、ガクトの前には結構スペースができていました。 そして、そのスペースを有効に使い、ビルドアップにも参加し、ドリブルで仕掛け、持ち味を十分出していましたね。 ビツも安泰じゃないと認識させられました。 ヒョンの投入は、停滞しているチームに注ぎ込む、最後の起爆剤だと思っていたので、これが上手く行かなければ、本格的に厳しくなるということで、ヒョンの活躍を祈るような気持で試合に臨みました。 結果からいうと、ヒョンはトップチームでも「王様」でした。 復帰初戦とは思えないパフォーマンスを披露し、懸念を開始早々に払拭してくれました。 ダブルボランチが試合を上手くコントロールしているおかげか、守備も安定し、カウンターからチャンスも生まれます。 特に前半はセットプレー以外では危ないシーンはほとんど作らせませんでした。 しかしながら、攻撃は決定機を外し続け、先制できません。 前半が終わったとき、大宮戦が頭をよぎりました。 後半に入ると、ペースがダウンし、なかなかチャンスが生まれない状況に。 柏はフランサ選手がボールに触る機会が増え、徐々にゴール前に迫る時間も増えます。 しかし、この日は先制点を逆に奪います\(^o^)/ 古賀に代わって出場した楠瀬が、アウトスイングで蹴ったCK。 ゴール裏にいた自分は嘉人がジャンプするも届かん! と思った瞬間、その後ろから誰かがヘッドを叩き込みました!! ・・・というわけで得点のシーンはよく見ていません(ーー;)が、後で河本が喜んでいるのを見て理解しました。 リードを奪った神戸ですが、その後は柏の逆襲にさらされ続けた印象です。 投入されたハモン選手が、フィジカルの強さを生かしてボールをキープしたり、フランサ選手がゴール前で切り返し→シュートを放ったり・・・ 神戸もバイーアを投入して落ち着かせようとしましたが、なかなかカウンターまでは持っていけません。 それでも、最後は柏にも焦りが出たのか、攻撃も単調になり、しっかり跳ね返す事に成功し、試合終了。 敗れれば勝ち点で並ばれる、「直接対決」を、苦しみながらも制しました! この勝ち点「+-3」の差は計り知れないですね。 ようやく、和田監督の初勝利を、初アウェー勝利、初完封で飾ることができました\(^o^)/ 和田監督が男泣きされていたようですが、この日はゴール裏でも涙を見せる人がチラホラ。 今までの苦しさがようやく(一瞬とはいえ)報われた、そんな瞬間でした。 しかし、勝利は素直に喜びたいですが、順位は15位のまま。 得失点差でも決して優位には立っていません。 アウェーで勝てると、連勝の目が一気に広がります。 次はユニバーですが、ホームでの試合。 ここから、一気に連勝街道へ、「反抗の夏」としたいですね! ♂nsw

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