2009/11/21(土)09:24
キャッシュフローが全てか
RC物件をフルローンで購入。長期のローンが組んで満室近くで安定した家賃収入があればキャッシュフローざっくざっくでハッピー人生!それこそ不動産投資の王道という風潮が多いような気がします。
そのため銀行からお金をどう借りるかという事だけでコンサルが成り立ったりしているようです。
そりゃー長期のローンで安定した家賃収入があればキャッシュフローが出るのは当り前。安定した収入のある人が車を買って3年ローンを組んだ場合と5年ローンを組んだ場合とでは月々の生活は5年ローンの方が楽になるのと同じ理屈。
私はよく言われるキャッシュフロー至上主義には???
その人の目指す方向性によるので否定はしませんが個人的には如何かと思います。
積算価格が高い物件をフルローンで借り、できるだけ長い期間のローンを組めばキャッシュフローが多くなります。銀行の融資がつき易く売却できる可能性は高まるとは思いますがそれによって必ず希望価格で売れる保証は全くありません。
しかも10年後、20年後ということになれば夢物語と言ってもよいでしょう。
その間に家賃の下落は?金利の上昇は?税制は?入居率は?不動産市況は?銀行の融資姿勢は?色んなリスクがあります。
仮に初めて自分が不動産投資をはじめるとするとキャッシュが少なければ200万~400万で買える競売物件か指値でそこまでにもっていける戸建で勝負。キャッシュがあれば満室にできそうな木造物件にある程度のキャッシュを入れて購入します。
200万から400万のキャッシュもなければ?不動産投資をあきらめるか、貯まるまで待つでしょう。