カテゴリ:2016年夏の大会
皆さまこんにちは。夏の甲子園3日目の戦評です。 1回戦 今大会初の延長戦は八戸学院光星が市尼崎を下し、2回戦にコマを進めました。 1点をリードされた八戸学院光星は6回、田城の本塁打を皮切りに安打を集めこの回4点を取り逆転します。 10回2死満塁、八戸学院光星は田城の一塁強襲内野安打で勝ち越し。市尼崎もその裏2死二塁と攻めましたが、平林が三振。この日平林は無安打に終わり、彼が打撃でも活躍していればと悔やまれる試合でした。 ◆第二試合 今大会参加49校の中で最高の打率.490の山梨学院と、49校唯一地方大会を一人で投げぬいた長崎商との対戦は、地力で勝る山梨学院が勝利。 1回裏山梨学院は3連打で2点を先制。その後も得点を重ね計11安打で5得点を上げます。 長崎商は8回に犠飛で1点、9回も2点を上げますが反撃もここまで。 それにしても戦前は長崎商の本田投手がメッタ打ちに遭うのかと思ったら、意外にも試合になり、随所に彼らしいピッチングも見られました。 この試合は奇しくも昨年同様長崎の原爆が落とされた時間に試合で黙祷も行われました。しかも相手監督は元清峰の吉田監督と何か因縁を感じずにはいられない試合でした。 昨年夏の決勝の県対決は横浜が投打にわたり東北を圧倒。 横浜は1回に増田が先制タイムリーを放つと、3回には公家が3ラン。その後も着々と加点していきます。 東北も3回に笹沼のタイムリーで1点を返しますが、その後は今大会注目の右腕・藤平に抑えられ、7回途中まで13三振を喫します。 東北の先発・渡辺は「猫まねき投法」で横浜打線をどう抑えるか注目されましたが、8回までに14安打7失点で力を発揮することはできませんでした。 これで横浜は2回戦で履正社と当たります。今大会でも注目の好カードになりました。大いに楽しみにしましょう。 ◆第四試合 18年前にも対戦した両チーム。その時は常総学院が10対3で勝っております。 今日も初回から着々と加点し、終わってみれば2本のホームランを含む11得点。守っては3投手のリレーで近江打線を完封。 近江は先発に深田を起用したが、これが裏目。急遽マウンドに上がった滋賀大会失点ゼロのエース京山も肩ができてない中での登板で打たれました。また攻撃面でも初回に二度の盗塁失敗などチグハグな攻撃で完敗。 結局近江は18年前のリベンジならず、無念の涙を呑みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/08/09 08:51:03 PM
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