カテゴリ:その他
皆さまこんにちは。今年もあとわずかとなりました。
そこで今回は今年の高校野球界(地方予選を含む)で印象に残った出来事ベスト10を2回に分けて書こうと思います。 本日は10位から6位までの発表です。 10位:大冠(おおかんむり)が大阪大会準優勝 これはワタクシが大阪在住ということで、かつもともとこの学校がワタクシが通っていた分校であることから印象に残った出来事です。 春の近畿大会準優勝の東海大仰星や2年前の出場校である大阪偕星を破り、準決勝では上宮に3対1で勝つなど、次々と強豪私学を倒してきました。 決勝では大阪桐蔭に敗れたものの、スコアは8対10。大阪桐蔭の徳山投手が追い上げられて顔面蒼白になっていたのを覚えています。 1日1,000スイングをノルマとし、とにかく打ち勝つ野球で試合を制してきました。 敗れはしましたものの、今夏の大冠の戦いぶりは全国の皆さんにも印象に残ったことでしょう。 9位:土浦日大が霞ケ浦相手に5点差をひっくり返して甲子園出場 今年の土浦日大は秋春とさほど目立った成績を残せず、夏の大会も全くと言っていいほど注目されていませんでした。 初戦で6点のビハインドを背負いながらも、結局10対7で逆転勝ち。そこから勢いに乗り、気が付けば決勝戦。 相手は霞ケ浦で序盤に5点をリードされたものの、そこからジワジワと追い上げ、9回には一時勝ち越しに成功。その裏に追いつかれますが、延長15回にようやく勝ち越し。投げては井上が9イニング超を投げてわずか1失点、。 この井上、本職はファーストで投球練習はほとんどしていないというのですから、この力投ぶりは驚きです。 この日の天気は雨で、霞ケ浦の遠藤は雨の日は調子が落ちるということでしたが、試合ではその不安が露呈された形でした。 ちなみにこの土浦日大、甲子園では松商学園(長野)相手に21安打12失点で初戦敗退。あの粘りが甲子園では全く見られなかったのが残念でした。 8位:清宮最後の夏の甲子園出場ならず 今年の西東京はセンバツ出場校の早稲田実が優位という前評判でした。その理由は清宮。1年生からレギュラーのスラッガーはこの西東京大会まで107本塁打を放っています。 決勝の相手は東海大菅生。3年連続決勝で涙をのみ、2年前にはこの早稲田実と対戦し、5点をリードしながらも8回表に大量得点を奪われ逆転負け。この試合は東海大菅生にとっては雪辱戦でもあったのです。 試合は東海大菅生の松本の力投もあり、結局6対2で東海大菅生が勝ち甲子園出場。清宮は最後の最後で涙をのんだのです。 なお東海大菅生は準々決勝でも同じセンバツ出場校である日大三にも勝っており、いわば自らの手で2つのセンバツ出場校を破ったのです。 その実力は甲子園でベスト4という結果を残しました。優勝した花咲徳栄(埼玉)に敗れはしましたが、この優勝チームを一番苦しめたのがこの東海大菅生でした。 7位:明豊が2死無走者から4点を入れ、逆転サヨナラ勝ち 九州対決となった明豊(大分)と神村学園(鹿児島)との試合。 延長戦に突入したこの試合、延長12回に神村学園が3点を勝ち越し、これで試合が決まったかなと思われましたが、明豊はその裏2死無走者から何と同点に追いつき、さらには神村学園の金城投手が押し出し四球を与えてしまい、結局逆転サヨナラ勝ちを収めるという試合でした。 最後まであきらめなかった明豊の姿勢が見事で、その姿勢は次の試合の天理戦でも発揮されました。代打三好の満塁本塁打などで一挙6点を取るなど、今大会の明豊は打ち勝つ野球で大分県勢としては久々にベスト8入りを果たしてくれました。 6位:センバツで初の二試合連続の引き分け再試合 このセンバツでは史上初の二試合連続引き分け再試合という記録が生まれました。 福岡大大濠と滋賀学園、健大高崎(群馬)と福井工大福井の試合なのですが、特に福岡大大濠の三浦投手の力投が印象に残っているのですが、再試合も彼が一人で投げたことで投げさせ過ぎだというコメントが数多くありました。 結局再試合は福岡大大濠と健大高崎が制するのですが、次の試合では両チームとも疲労もあったのかヘロヘロでした。 だけど福岡大大濠は三浦抜きで戦いましたし、健大高崎も最後まで一生懸命に試合をしてくれました。 これを機に来年のセンバツからタイブレークの導入が決まりました。 ちなみに福岡大大濠に敗れた滋賀学園は初戦の東海大市原望洋(千葉)戦も延長14回という熱戦で、結局滋賀学園は3試合で38イニング戦った形となりました。このイニング数だと普通だと4試合分です。 5位から1位は次回に書こうと思います。 よければクリック願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/12/27 08:00:42 AM
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