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2018/04/06
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カテゴリ:2018センバツ
​​皆さまこんにちは。今日は先日行われました2018センバツ高校野球の総括を書いていこうと思います。

まずは今大会ほど優勝候補が順当に勝ち進んで実際に優勝した大会もなかったのではないかと感じます。唯一センバツで記憶しているのは松坂大輔(現中日)以来の横浜が優勝した1998年以来でしょうか?

優勝したのは前評判が高かった大阪桐蔭でした。根尾、柿木、藤原、山田といったプロ注の選手が多くいればそりゃ優勝してもおかしくないでしょう。おまけに彼らは昨年も主力として試合に出ていましたし。

やはり昨年夏の仙台育英(宮城)戦での敗退が効いたのでしょうか?新チームでは明治神宮大会で創成館(長崎)に敗れたものの、これ以外は公式戦無敗でした。

そんなチームですからやはり優勝してもおかしくなかったのです。結局1982年の榎田健一郎を擁したPL学園(大阪)以来36年ぶりの春連覇を達成し、また根尾は昨年も優勝投手でしたから、この決勝でも勝ったことで史上初の2年連続優勝投手にもなったのです。

そんな大阪桐蔭を最後まで苦しめたのが三重でした。このブロックには日大三(東京)が入っており、「日大三、いいクジ運だな。楽してるな」とまで言われていましたが、実際はその日大三を8対0で圧勝した三重がこのブロックを勝ち上がりました。

定本や福田など複数の投手を擁しているだけでなく、打線も乙訓(京都)戦こそ2得点に終わったものの、星稜(石川)戦では14得点を上げ打ち勝つなど打撃が印象に残りました。

そんな三重も準決勝の大阪桐蔭戦は一転して投手戦に。9回1死まで勝っていたのですが同点に追いつかれ、最後タイブレーク突入なるかと思われた延長12回ウラ2死からサヨナラ負けを喫しますが、正直定本があそこまで投げるとは思ってもみなかったし、打線も4回以降は沈黙したものの、3回に2点を先制するなど頑張った方ではないかと感じます。

平成26年夏の決勝以来の対戦でリベンジなりませんでしたが、大阪桐蔭と唯一互角の試合運びができたのは非常に凄いの一言です。

今回は久々に智弁和歌山が頑張りました。なんでも高嶋監督は昨年から大阪桐蔭に公式戦3連敗をしており、今回は何としても勝ちたかったでしょうが、今回も大阪桐蔭に屈しました。

だけど創成館戦、東海大相模(神奈川)戦と2試合連続で5点差を同点に持ち込み、延長戦でしぶとく勝ったのもこれまた見事でした。最後は疲れもあったのか後半は大阪桐蔭にそのスキを突かれた感もありました。

創成館もこれまた面白いチームでした。投手を5人ベンチ入りさせ、誰が先発なのか、次に誰が出てくるのかわからないくらい面白い投手リレーを演じてくれました。打撃力が低いのかなあと心配しましたが、智弁和歌山戦では10得点を上げることができ、決して打線が弱いのではなく、相手投手(下関国際(山口)の鶴田、智弁学園(奈良)の井原と川釣)が良かったからなのだと感じました。

彦根東(滋賀)も頑張りました。ここは何と言ってもエースの増居でしょう。3回戦の花巻東(岩手)戦では9回までノーヒット、14奪三振の好投でしたが、打線の援護がなく、逆に延長10回に初ヒットを打たれた後は最後犠牲フライでサヨナラ負けを喫しました。

21世紀枠の3校は今年も全て初戦負け。だけど伊万里(佐賀)は8回と9回に得点を上げましたし、エースの山口も8回で20安打14失点ながらも四死球はゼロでした。少なくとも0対19で敗れた花巻東よりは上だったのかなあと感じました。まあ花巻東は前日延長戦で連戦だったため疲れがあったのかもしれませんが。

物足りなかったのは明徳義塾(高知)です。明治神宮大会を制し今年のディフェンディングチャンピオンとして挑んだ今大会でしたが、中央学院(千葉)戦では9回2死まで追い込まれながらも逆転サヨナラ3ランで勝利。けど次の日本航空石川戦ではわずか1得点のみで、最後はこれまた逆転サヨナラ3ランを浴びるという、自分たちがやったことを今度は相手にやられるという形に終わってしまいました。

あと東邦(愛知)も昨シーズンのホームラン数が出場校中ナンバーワンという強力打線でしたが、本番では花巻東の左腕田中にわずか5安打3得点のみに終わりました。やはり左の技巧派というのはある程度強力打線がツボにはまってしまうのだと感じました。思わず平成23年夏に活躍した能代商(秋田=現能代松陽)の保坂を思い出しました。

とはいえこの田中も大阪桐蔭戦では全く通用しませんでしたが。言ってみれば昨年夏に東北のチームで同じ左腕だった仙台育英の長谷川の前にわずか1得点に終わったのですが、今回の花巻東戦での試合を見ると、このチームは左腕投手への不安も一掃した感があります。

まあ何だかんだと言って優勝候補が順当に優勝した今大会でした。大阪桐蔭も夏の日本一に向けて再スタートです。いつまでもセンバツの余韻に浸っている時間などないのです。まあそこはインタビューにもありましたように、自分たちが一番わかっているようですが。

ということで今大会の総括を締めくくろうと思います。




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Last updated  2018/04/06 10:50:32 AM
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