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2018/08/24
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カテゴリ:2018夏の大会
皆さまこんにちは。今日は2018夏の大会の講評です。

今年は大阪桐蔭(北大阪)が史上初の二度目の春夏連覇を達成しました。が準優勝の金足農(秋田)の方に報道が集まりがちです。

そりゃそうでしょう。片やあちこちからスカウトをして選手を集めて寮生活で鍛えている学校と、片や県内の選手のみで公立校、しかも農業校、第1回大会以来103年ぶりに県勢として決勝進出となればどうしてもマスコミもそちらに注目するでしょう。

とはいえ、大阪桐蔭は何だかんだと言って力強さを見せつけたと思います。左腕に弱いという印象はありましたが、それでも最後にはきちんと勝利という結果になっていました。

根尾、藤原、柿木、山田といったドラフト候補が多いので、はっきり言ってこの戦力で優勝できない方がおかしいと思います。

中川主将も昨夏の悪夢以来相当大変だったと思いますが、最後に笑うことができたのはよかったのではと思います。

さて金足農ですが、こちらは吉田の力投もさることながら、スクイズ多用、9人野球といったいわば昭和の野球で勝ち上がりました。

過去の大会でも一人で投げ抜いて優勝した投手もいましたが、今年は異常な暑さに加え、史上最多の56校が出たこともあり、二回戦から登場する試合を引く確率も減ったことでしょう。もし二回戦から出ていればどうだったのでしょうか?

あと吉田の投げ過ぎの問題もありますが、これは中泉監督がもっと二番手の打川に経験を積ませておくべきだったのかなと思います。やはり今の時代は力のある投手が一人で投げ抜くのは難しいのだと改めて感じました。

今大会では二試合タイブレークがありました。その中でも星稜(石川)と済美(愛媛)の試合は凄かったです。特に最後の矢野が放った逆転サヨナラ満塁ホームランには鳥肌が立ちました。「愛媛の矢野」はまたすごいことをやってのけましたね。

三重の白山も完封負けでしたが最後まで頑張りましたし、アルプスもいっぱいでした。

高岡商(富山)は一大会初の2勝。山田投手は県大会では大島に助けられていた感が強かったですし、一回戦でもリリーフを仰いでいますが、佐久長聖戦で完投し、さらに大阪桐蔭戦では敗れはしましたが3失点で11奪三振の力投。これが決め手となり彼はU18にも選ばれましたし、学校としても国体に出場が決まりました。

ちなみに彼は何となくですが1992(平成4)年に優勝した森尾(西日本短大付=福岡)に似ていると思うのは気のせいでしょうか?ちなみにこのときの西日本短大付の初戦の相手が高岡商でした。

意外な力強さを見せつけてくれたのが近江(滋賀)でした。近江は初戦でセンバツ準優勝の智弁和歌山に勝ち、4番北村を始めとした力強い打撃と4人の投手陣の継投が光り、ベスト8まで勝ち上がりました。

龍谷大平安(京都)も100回大会で100勝のプレッシャーの中、見事目標を達成しました。原田監督もホッとしたのでしょうか、泣いていたのが印象的でした。

この他下関国際(山口)の終盤での粘りや鶴田の力投、6点リードをされながらも追いついた明石商(西兵庫)、久々の出場で2勝を挙げた高知商も印象に残りました。

その一方で力がありながらも早い段階で負けたチームもありました。先の智弁和歌山やセンバツベスト8の花巻東(岩手)に創成館(長崎)、石川大会を圧倒的に勝ち上がった星稜、昨年準優勝の広陵(広島)など力を発揮できないまま去って行きました。

今大会の春夏通じ初出場で唯一勝ったのは沖学園(南福岡)のみでした。折尾愛真(北福岡)は心配された投手陣が16四死球の乱調で日大三(西東京)に大敗、白山もお隣の愛工大名電(西愛知)に完封負けでした。

それにしても初戦でいきなり白山対愛工大名電のような同じ地区同士、しかも隣県同士の対決はいかがなものかと思います。初戦は昔の東西対決の方が良かった気がします。

気になったのは創志学園(岡山)の西の過度なガッツポーズ。創成館戦では16奪三振の力投を見せてくれたのに、二回戦では主審からその過度なガッツポーズを注意され、気持ちが切れていたようです。彼はまだ二年生、エースならばもっと精神的に成長して欲しいのと、投げるたびに帽子を飛ばすのは辞めた方がいいでしょう。

今回は過去に対戦した学校同士の対戦が多かったような気がします。これからはますますそういうのも出てくるのでしょう。

ワタクシは大阪桐蔭のある北大阪に住んでいますが、やはり優勝しても白けています。あれだけ選手を集めていれば勝って当たり前だからです。これはかつてのPL学園を見てるみたいです。

30年後に大阪桐蔭もPLと同じ運命に遭わなければいいのですが、どうしてもダブって見えてしまうのです。

高野連もいつまでもこれまでと同じように運営するのではなく、もっと休養日を設けるだとかいろんな改善が必要です。少なくとも今のままではまだまだダメでしょう。

主役はあくまで選手。これからはプレイヤーズファーストの精神が主催者側に求められるのではないのでしょうか?

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Last updated  2018/08/24 08:16:46 AM
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