高校野球を語るブログ

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  各地区大会が終了

  皆さまこんにちは。各地区の秋季大会が全て終了し、センバツの候補もある程度確定しました。センバツ出場候補一覧こうしてみると、盛岡大付・作新学院・前橋育英・履正社・明徳義塾・秀岳館と夏の代表校が意外に残っていたりします。夏の大会の出たことで新チーム作りが遅れ、それがハンデになっているにもかかわらず、です。特に作新学院なんかは全国制覇をして一番チーム作りが遅かったにもかかわらず、関東大会を制しました。この後は明治神宮大会が行われます。プレセンバツとしての位置づけのこの大会でチームに弾みをつけてほしいところです。なお、明治神宮大会は11日（金）から始まり、なんと開幕試合では作新学院と明徳義塾という今夏の準決勝のカードが組まれています。明徳義塾がリベンジを果たすか、作新学院が再び勝つのか注目です。明治神宮大会組み合わせよければクリック願います。にほんブログ村

  2016/11/07

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  悲報！京都翔英の浅井監督が死亡

  皆さまこんにちは。今日は思わずびっくりしたニュースがあったので、久々に更新しました。タイトルにもありますように、京都翔英の浅井敬由監督が大動脈解離のため、昨日亡くなったとの事です。異変を感じ、自力で救急車を呼んだものの、救急車が着いた時には既に息を引き取っていたそうです。浅井監督は愛知・東邦出身で、昭和52年夏の大会ではあのバンビ坂本佳一投手を擁し準優勝を果たした時のメンバーで、現東邦監督の森田泰弘氏とは同期です。京都翔英の監督に昨年12月に就任後はこれまでと違い、木製バットでの打撃練習や選手の自主性に任せた練習と環境を変え、今年の夏の大会に京都代表として初出場を果たしました。楽天からドラフト8位で指名された石原彪捕手の記者会見でも同席していました。新チームは京都2位で近畿大会に挑んだものの、初戦で智弁学園（奈良）に敗れています。まだ56歳なだけにまだまだこれからだったのに、思わぬ訃報に驚いてしまいました。石原捕手も監督の分までプロで頑張ってほしいですね。ご冥福をお祈りいたします。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/10/31

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  2016夏の大会14日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園14日目の戦評です。◆決勝作新学院（栃木）０００５１０１００＝７０１０００００００＝１北海（南北海道）作新学院が北海を圧倒し、54年ぶりの全国制覇を達成。作新学院は１点リードされた４回、２四球と二塁打で無死満塁とし、失策で同点。続く鮎ケ瀬、今井が連続適時打、さらに山本が右翼線へ２点二塁打と畳み掛けて５点を奪い逆転しました。北海は準決勝まで４試合を全て完投した大西が、４回に四球からリズムを乱して打たれ、結局多間に今大会初めてマウンドを譲りました。全試合２桁安打してきた打線は、２回に鈴木のヒットで先制したものの、５回以降は７三振と今井を捉えられず、最終回も２死一、二塁でキャッチャーがボールをこぼす間に三盗を狙った走者がアウトになりゲームセット。敗れはしたものの、北海はエースでキャプテンの大西を中心に勝ち上がるごとに強くなった感がありますし、今日初めてマウンドに立った多間は好リリーフと打っても今井から３安打を放ちましたし、キャッチャーの佐藤大や二試合連続本塁打を放った川村、俊足と好打でチームを盛り上げた鈴木と好素材の２年生が残ります。新チームは彼らを中心にまた今年のような大活躍をしてほしいです。作新学院、優勝おめでとう！今井と入江はU18にも選ばれて休む暇もないでしょうが、ほんの少しですがゆっくり休養してください。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/21

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  2016夏の大会13日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園13日目の戦評です。準決勝◆第一試合作新学院（栃木）２０３３１１０００＝10００１１０００００＝２明徳義塾（高知）作新学院が６回までに10点を取り、春夏連覇以来54年ぶりの決勝進出。作新学院は１回、今大会20イニング無失点の明徳義塾・中野を攻め、２死二、三塁から藤野が２点二塁打を放ち先制。３、４回には連続二塁打などで３点ずつを加えました。準々決勝まで３連続完投していた今井は変化球主体の投球で５回を２失点。点差もあって６回から宇賀神、九回は入江につなぎ今大会初の継投策をとりました。明徳義塾も10安打しましたが、西村の本塁打などで挙げた２点だけ。８回まで毎回走者を出しながら後続が打ち取られ、ゲームセット。しかしセンバツで１回戦敗退の明徳義塾がまさかのベスト４入り。弱い弱いと言われていたチームでしたが、ここまで勝ち残ったのは見事でした。◆第二試合秀岳館（熊本）００００００１２０＝３００３０１０００ｘ＝４北海（南北海道）北海が大西の力投で初の決勝進出。北海は３回２死二、三塁から大西の三塁打などで３点を先行。五回にも小野の適時打で追加点。先発の大西は８安打３失点で４試合連続の完投。直球とスライダーのコンビネーションで打たせて取る投球でした。７回に暴投で１点、８回に失策が絡んで２点を失ったが、リードを守り切りました。秀岳館は１回無死一、三塁で先制できず、終盤に九鬼の適時打などで追い上げましたがあと一歩及ず。先発の川端は制球が不安定で、救援の中井も勢いを止められませんでした。これで秀岳館は春夏ともにベスト４という輝かしい成績を残しました。昨年は開幕試合で鹿児島実に４対18で敗れた北海が（失礼ながら）まさか秀岳館に勝ち、最後まで勝ちあがるとは思いませんでした。明日は作新打線と北海・大西との対決が注目ですが、大西投手、果たして連投の疲れは大丈夫でしょうか？けどここまで来れば最後まで悔いの残らないよう投げてほしいと思います。◇明日の試合（決勝）作新学院（栃木）－北海（南北海道）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/20

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  2016夏の大会12日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園12日目の戦評です。準々決勝◆第一試合常総学院（茨城）００００１００００＝１０１１００２００ｘ＝４秀岳館（熊本）15年前にも対戦した両校。この時は秀岳館が勝利。そして今回も秀岳館が勝利し、春夏連続でベスト４進出。秀岳館は２、３回に天本と松尾のソロ本塁打で先行。２対１で迎えた６回は、広部の二塁打を足場に相手の失策などに乗じて２点を加えました。投手陣は１安打投球だった川端を５回で降ろし、中井、有村とつなぎました。常総学院は先発の鈴木昭に本来の球威がなく、６回の守備では内野手とバッテリーのミスが重なりました。打撃も３人の投手の前に５安打と封じ込まれました。◆第二試合明徳義塾（高知）０１０２０００００＝３０００００００００＝０鳴門（徳島）明徳義塾が中野の好投で４年ぶりにベスト４進出。明徳義塾は２回、今井のタイムリーで先制。４回にも今井のタイムリーと押し出しで２点を追加します。明徳義塾の先発・中野は縦に落ちるカーブを有効に使い、鳴門打線につけ入るスキを与えず、散発３安打、８奪三振で完封勝ち。鳴門も河野、尾崎とつなぎ、13安打を浴びながらも失点３に抑えましたが、打線が打てずに敗退。四国対決は明徳義塾が制しました。◆第三試合北海（南北海道）０２０２２００１０＝７３００００００００＝３聖光学院（福島）３点を先行された北海が得点を重ね、88年ぶりのベスト４進出。北海は２回、１死一、三塁から大西がタイムリーで１点を返し、その後押し出しでもう１点を追加します。さらに４回には２番菅野と３番佐藤佑のタイムリーで逆転、５回は先頭の川村が二試合連続となるホームランと９番鈴木のセーフティースクイズで得点を上げます。北海は徐々に打撃がつながってきました。北海の先発・大西は序盤に３点を取られるも、２回以降は得点を与えず、三試合連続完投。聖光学院も初回に３点を上げますが、２回以降は無得点。４度目のベスト４挑戦はまたしても叶わずに終わりました。◆第四試合作新学院（栃木）１０２００００００＝３００００００１００＝１木更津総合（千葉）関東対決となったこの試合。１回、作新学院は３番入江が今大会３本目のホームランを放ち先制。ここまで無失点だった木更津総合の早川から先制点を上げます。３回にも２死一塁で２番山ノ井の右越え２ランホームランで３対０とリードを広げます。作新学院の先発・今井はこの日も要所を締め１失点完投勝利。木更津総合も７回に１点を返しますが、その後けん制で二塁ランナーがアウト。木更津総合の早川は４回以降無得点に抑えただけに序盤のホームランによる失点が痛かったです。これで作新学院が最後のベスト４の席を獲得。平成23年以来５年ぶりのベスト４進出となりました。◇明後日の試合（明日は休養日）作新学院（栃木）－明徳義塾（高知）北海（南北海道）－秀岳館（熊本）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/18

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  2016夏の大会11日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園11日目の戦評です。３回戦◆第一試合聖光学院（福島）１０００１２１００＝５０１０００００１０＝２東邦（愛知）聖光学院が中盤に得点を上げ、東邦に逆転勝ちで２年ぶりのベスト８進出。１対０の５回、聖光学院は先頭の松本が左翼線三塁打を放つと、小泉の右犠飛で勝ち越し。６、７回も着実に加点しました。甲子園初登板の鈴木駿は終盤まで球威が落ちず、２失点で完投勝利。東邦は先発の藤嶋が２回までに57球と苦しみ、６回に無死から３連打を浴びて降板。打線の援護も足りずに無念の敗退となりました。◆第二試合花咲徳栄（埼玉）０００１０００１０＝２０５０００００１ｘ＝６作新学院（栃木）作新学院が２回の集中打で花咲徳栄に快勝し、４年ぶりのベスト８入り。作新学院は２回、今井のヒットで先制すると、そこからヒットを集め、計５得点と優位に立ちます。花咲徳栄も４回に３連打で１点を返し、８回にも楠本の本塁打で追撃しますが、その裏作新学院は入江の今大会２本目のホームランでダメを押します。花咲徳栄は綱脇が先発、高橋昴は３番手で登板し好投しましたが、２回の失点が重く、二年連続のベスト８進出はなりませんでした。◆第三試合木更津総合（千葉）１０００００１００＝２０００００００００＝０広島新庄好左腕同士の投げ合いは木更津総合の早川が制し夏は初のベスト８進出。木更津総合は１回、木戸がソロホームランを放ち先制。７回にも７番井上のヒットで追加点を上げます。木更津総合の早川は広島新庄打線にヒット３本を許したのみで今大会２試合連続で完封。広島新庄の堀も負けじと好投しましたが、早川の前にチャンスが作れず無念の完封負け。この試合は無失策試合であったのと同時に、試合時間も１時間23分ととてもスピーディーな試合でした。◆第四試合日南学園（宮崎）１００００００００＝１０１０００００３ｘ＝４北海（南北海道）ベスト８をかけた最後の試合は北海が勝利。日南学園は１回、４番益田の三塁強襲安打で先制。一方北海も２回に同点に追いつき、膠着状態に。その後も北海はチャンスを得るものの中々得点には結びつかず中々日南学園の森山を攻略できません。そして同点で迎えた８回、北海は１死二塁から４番佐藤大の左中間適時二塁打でようやく勝ち越し。続く５番川村の右越え２点本塁打で日南学園を突き放しました。これで北海は22年ぶりのベスト８進出。南北海道勢としてもあのマー君以来のベスト８進出を果たしました。◇明日の試合常総学院（茨城）－秀岳館（熊本）鳴門（徳島）－明徳義塾（高知）北海（南北海道）－聖光学院（福島）作新学院（栃木）－木更津総合（千葉）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/17

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  2016夏の大会10日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園10日目の戦評です。３回戦◆第一試合明徳義塾（高知）００１３１５０３０＝13００００００１４０＝５嘉手納（沖縄）明徳義塾は打線が爆発し18安打13得点で大勝。明徳義塾は３回に敵失で先制すると、４、５回は集中打で加点。６回には西浦の満塁本塁打などで５点を加え、試合を決定づけました。先発の中野は６回２安打無失点の好投。７回以降は林田、金津でつなぎました。これで明徳義塾はベスト８一番乗り。平成25年以来３年ぶりのベスト８進出です。一方嘉手納は投手陣がつかまり大量点を許しましたが、８回に６連打で４点を返し、前の試合の再来かと思えるほどの意地を見せました。◆第二試合秀岳館（熊本）０１１００００１３＝６０００１０００００＝１いなべ総合（三重）秀岳館が終盤に突き放し、春夏連続でベスト８進出（夏は初）。１点リードで迎えた８回、秀岳館は１死一、二塁で天本が適時打。９回は１死二塁から原田、松尾の連続適時打など長打を３本集めて３点を加えリードを広げます。投手陣は左腕３人をつないで１失点で切り抜けました。いなべ総合は７回まで投手陣が強力打線を相手に粘り強く投げた。が打線は後半の再三の好機にあと１本が出ずに無念の敗退となりました。同点に追いついていればどうなってたかわからなかったために、チャンスでの凡退が勿体無かったです。◆第三試合鳴門（徳島）０００５００１５０＝11１０００４０００４＝９盛岡大付（岩手）思わぬ打撃戦となったこの試合は鳴門が粘る盛岡大付の反撃を振り切り３年ぶりのベスト８進出。１点リードされた４回、鳴門は中山が２ランを放った後に３点を加えます。一旦同点となるも、７回に二死一、三塁から再び中山。中山はここで適時打を放ち勝ち越し、８回は日野の本塁打や手束の２点二塁打などで５点を奪いました。投手陣は３人の継投で、最後は７回から救援のエース河野が苦しみながらも逃げ切りました。盛岡大付は５対６の７回一死満塁を逃し、九回は塩谷の３ランなどで２点差としましたが、続く一死満塁を生かせなかったのが痛かったです。それにしても敗れはしましたが、３試合で28得点を上げた盛岡大付の打線はお見事でした。これに投手力をもっと良くすればもっと勝ち上がれるかと思います。◆第四試合常総学院（茨城）２３００２００００＝７０１００１１００１＝４履正社（大阪）常総学院は１回、履正社の先発・山口の立ち上がりを攻め、２点を上げ、さらに２回にも３点を入れ優位に立ちます。さらに５回にも２点を加えます。常総学院のエース鈴木は奪三振ゼロで内野ゴロ19とまさに打たせて取る投球で履正社に13本のヒットを浴びましたが失点は４。打たれても要所を締めるピッチング。履正社は小刻みに得点を重ね計４点を上げますが、二番手の寺島の力投も空しく涙を呑みました。◇明日の試合東邦（愛知）－聖光学院（福島）花咲徳栄（埼玉）－作新学院（栃木）木更津総合（千葉）－広島新庄日南学園（宮崎）－北海（南北海道）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/16

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  2016夏の大会９日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園９日目の戦評です。２回戦◆第一試合日南学園（宮崎）００１０２２００１＝６０３００００１００＝４市和歌山日南学園が中盤に逆転し、３回戦進出。１対３の５回、日南学園は前田、益田の連続適時二塁打で追い付くと、６回に押し出し四球などで２点を勝ち越しました。２回途中から登板した森山は、打たせて取る巧みな投球で反撃を１点に抑えた。市和歌山は２回に河崎の適時打などで３点を先行しましたが、先発の栗栖がリードを守れず、打線も森山を打ち崩すことができず無念の敗退となりました。◆第二試合花咲徳栄（埼玉）０００００４２００＝６０００１００００２＝３樟南（鹿児島）花咲徳栄が中盤に得点を上げ、樟南に逆転勝ち。花咲徳栄は５回、四死球で築いた２死一、三塁から西川の内野安打で同点とし、続く楠本の右翼線への２点二塁打で勝ち越しに成功。先発の高橋昂は11安打されながらも緩急を付けて要所をしのぎ、２試合連続で完投。樟南は４回、２死からの連打で先制しましたが、五回まで１安打の浜屋が六回に突如崩れた。最終回も２点を返しますが、反撃遅し。無念の涙を呑みました。◆第三試合富山第一０００１０００００＝１００１００２０４ｘ＝７広島新庄広島新庄が後半に得点を入れ、富山第一を圧倒。同点で迎えた６回、広島新庄は古本の２点二塁打で勝ち越し、８回は堀の２点三塁打などで４点を加えました。前回５安打だった打線がこの日は10安打と活発に振れていました。富山第一も４回に同点に追いつくも、結局広島新庄の堀の前にわずか３安打。富山第一は前の試合と併せてわずか５安打２得点のみで、左腕投手に対する打撃力のなさがモロに出た大会でした。◇明日の試合嘉手納（沖縄）－明徳義塾（高知）秀岳館（熊本）－いなべ総合（三重）盛岡大付（岩手）－鳴門（徳島）常総学院（茨城）－履正社（大阪）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/15

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  2016夏の大会８日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園８日目の戦評です。２回戦◆第一試合山梨学院００００２００００＝２０１００１００５ｘ＝７いなべ総合（三重）いなべ総合が山梨学院のお株を奪う打撃で勝利。同点で迎えた８回、いなべ総合は１死三塁から藤井の右越え二塁打で勝ち越し。それまで無安打だった４番の一打で活気づき、さらに２死満塁から藤田と山内の連続長短打で４点を加えました。継投も決まり、２番手山内が無失点で締めました。山梨学院も５回に相手失策に乗じて一度は逆転したが、後半はことごとく好機を逸しました。◆第二試合常総学院（茨城）０１１０１２２１０＝８２０００００１００＝３中京（岐阜）常総学院が中盤以降小刻みに得点を重ね、中京を圧倒。同点で迎えた５回に勝ち越しに成功すると、その後も犠打を絡めたそつのない攻めで着々と得点を重ね、リードを広げました。先発左腕の鈴木昭は１回に２点の先行を許したが、中盤以降は制球も安定し、相手の反撃を七回の１点にとどめました。中京は５人の投手が投げましたが、２回以降は毎回走者を出して計８失点。守備で流れをつかめず、打線も攻めあぐねました。◆第三試合八戸学院光星（青森）１０３０２０３００＝９０１１０００２１５＝10東邦（愛知）東邦が４点差をひっくり返し、逆転サヨナラ勝ち。５対９で迎えた９回、東邦は２本の適時打で２点を返し、なお２死一、二塁から高木の二塁打で同点。続く鈴木理が左前へ決勝打を放ちサヨナラ勝ち。一時は７点差をつけられながら、諦めずに追い掛けた粘りが実りました。八戸学院光星は花岡の本塁打などで一時７点をリードしましたが、３人の継投策も実らず。東邦の粘りの前に無念の涙を呑みました。◆第四試合横浜（神奈川）１００００００００＝１０５００００００ｘ＝５履正社（大阪）優勝候補同士が対戦したこのカードは途中二度の中断がありながらも集中力を切らさなかった履正社に軍配が上がりました。１点リードをされた２回、１度目の中断後の２死一、三塁から８番山本が先制の３ラン。さらに一、二塁とした後、２番北野が交代した藤平から２点二塁打を放ち５対１とします。履正社の寺島は初回こそ１点を取られたものの、その後は横浜打線を無得点に抑え、二試合連続完投。この日は打たせて取る投球で奪った三振は４つのみ。これで履正社は夏の大会初の２勝。優勝へ向けて大きく進んだ試合でした。◇明日の試合市和歌山－日南学園（宮崎）樟南（鹿児島）－花咲徳栄（埼玉）広島新庄－富山第一よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/14

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  2016夏の大会７日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園７日目の戦評です。２回戦◆第一試合唐津商（佐賀）０００００００００＝００２００００００ｘ＝２木更津総合（千葉）木更津総合がエース早川の投打にわたる活躍で３回戦進出。木更津総合は２回、細田と早川のタイムリーで２点を先取。エース早川は唐津商打線を寄せ付けず、被安打２・奪三振12の好投で完封。打ってもタイムリーを放つなど大活躍。唐津商も変則モーションの谷口が２回に２点を取られたのみで、それ以外は無失点の好投を見せますが、打線の援護がなく涙を呑みました。◆第二試合境（鳥取）００２００００００＝２２００１１１０２ｘ＝７明徳義塾（高知）参加校が一番少ない鳥取県（25校）と２番目に少ない高知県（29校）との対決。明徳義塾は１回に２点を先制、４回にはセカンドの一塁悪送球で勝ち越し。５回にも中堅手が打球をファンブルする間に得点を上げます。６、８回にも得点を上げます。境はエラーが失点に結びついたのが痛く、３回に主将濱が２点本塁打を放ち一旦は同点に追いつくも、期待の３番勝部がノーヒット。明徳義塾の金津－中野の継投の前に涙を呑みました。境は平成19年に出場した時（１対14甲府商）もエラーが絡み敗退。今日も５エラーで敗退。全然学習能力がありませんね。野球はやはり守りが大事だということを痛感させられた試合でした。◆第三試合創志学園（岡山）０３１００３１００＝８０００４４３００ｘ＝11盛岡大付（岩手）盛岡大付が中盤に集中打を浴びせ逆転勝ち。４点を追う盛岡大付は４回に植田のソロと比嘉、三浦の適時内野安打などで追い付き、５回には５長短打で４点を勝ち越しに成功しました。さらに１点差とされた直後の６回には塩谷の２ランなどで３点を加え、創志学園を突き放します。創志学園は３回までに４点をリードしましたが、先発・高田が４回に本塁打を浴び、以降力んで３連続四球を与えるなどリズムを崩してしまいました。これで岡山県勢は夏４年連続の初戦敗退となりました。一方盛岡大付は夏の大会初の２連勝。失点の多いのが気がかりですが、力強い打線は魅力的です。この打棒が次の試合にも通用するでしょうか？◆第四試合鳴門（徳島）００００１１００３＝５２００００００００＝２智弁学園（奈良）鳴門が春夏連覇を狙う智弁学園に勝利！２点をリードされた鳴門は６回に同点に追いつくと、９回２死満塁から２番鎌田が２点タイムリーヒットを放ち勝ち越し。さらにライトの本塁悪送球の間に一塁ランナーが生還し、この回３点を上げます。智弁学園も１回に２点を先制するも、その後は鳴門の左腕・河野に対しヒット２本に抑えられました。智弁学園は８度目の春夏連覇を狙いましたが、及ばず夢が潰えました。鳴門は次は盛岡大付と当たります。今までの投球ができるかどうかが注目されます。◇明日の試合山梨学院－いなべ総合（三重）常総学院（茨城）－中京（岐阜）東邦（愛知）－八戸学院光星（青森）横浜（神奈川）－履正社（大阪）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/13

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  2016夏の大会６日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園６日目の戦評です。２回戦◆第一試合聖光学院（福島）０１０００００４０＝５１０１０１００００＝３クラーク国際（北北海道）夏の大会10年連続出場の聖光学院が春夏通じ初出場のクラーク国際に逆転勝ち。１対３で迎えた８回、聖光学院は無死満塁から５番小泉が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち逆転。さらに６番西川の犠牲フライで追加点を上げ、この回一挙４得点を上げます。クラーク国際も５回までに３点を取り、このまま逃げ切るかに思われましたが、終盤の８回に先発・平澤津が突如崩れ無念の逆転負け。それにしても最近の北北海道勢は途中まで押し気味に試合を進めながらも８回に逆転されるパターンが続いています（平成24年の旭川工８対９龍谷大平安、平成25年の帯広大谷３対４福井商、平成26年の武修館２対４八戸学院光星）。今日もどうかなと思いながら見ていましたが、やはり魔の８回に捕まり、相手を上回る11安打を放つも無念の初戦敗退となりました。これで北北海道勢は５年連続の初戦敗退です。◆第二試合松山聖陵（愛媛）０００００１０００＝１０１００００００１＝２北海（南北海道）北海がサヨナラ勝ちで22年ぶりの勝利。北海は２回、２番菅野のヒットで先制。その後もランナーを溜めますが、松山聖陵の先発・アドゥワの好フィールディングや味方の固い守りで中々得点を上げることができません。一方、松山聖陵は６回、無死一塁から４番稲葉がタイムリー三塁打を放ち同点に追いつきます。がこの後が続かず結局北海の先発・大西の前に打線が４安打に抑えられます。北海は９回にショートのエラーをきっかけに二死一、三塁から小野がセンター前ヒットを放ちサヨナラ勝ち。北海は平川監督が就任して以来夏の初勝利を挙げました。しかし12安打を放ち７四死球と３失策でチャンスがありながらも16残塁なので、このあたりが次の試合の課題です。◆第三試合作新学院（栃木）２０００００１００＝３０００００００００＝０尽誠学園（香川）作新学院が今井の好投もあり完封勝ちで３回戦進出。作新学院は１回、尽誠学園の先発・渡邊を攻め２点を先制。７回には入江が本塁打を放ち３点をリードします。作新学院の先発・今井は立ち上がりから好調。最速151キロの直球を武器に13奪三振。尽誠学園は５回までに３度の得点圏の走者を生かせず、３失点完投の渡辺を援護できず無念の初戦敗退となりました。◆第四試合常葉菊川（静岡）０００００１０００＝１０００１００３２ｘ＝６秀岳館（熊本）打撃戦が予想されたこの試合は、秀岳館が一度は同点に追いつかれたものの終盤に突き放しました。１対１で迎えた７回、秀岳館は広部のソロで勝ち越し、さらに２死一、三塁として松尾が２点二塁打。八回は連打と失策で加点した。川端、田浦、有村の継投も決まり、最少失点で切り抜けました。常葉菊川は山本のソロホームランによる１点に抑えられました。先発の落合は再三のピンチを粘り強くしのぎましたが、終盤に捉えられました。◇明日の試合木更津総合（千葉）－唐津商（佐賀）明徳義塾（高知）－境（鳥取）創志学園（岡山）－盛岡大付（岩手）鳴門（徳島）－智弁学園（奈良）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/12

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  2016夏の大会５日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園５日目の戦評です。１回戦◆第一試合日南学園（宮崎）０００００１５１０＝７００００００００１＝１八王子（西東京）日南学園が中盤に得点を上げ、八王子に快勝。５回に先制した日南学園は６回、益田の２点適時二塁打など５長短打と畳みかけ、５点を加え優位に立ちます。打線も13安打と活発に打ちました。日南学園の森山は低めへの制球が光り、内野ゴロの山を築いて８回４安打無失点。三塁すら踏ませず、バックも無失策ともり立てました。一方八王子は前半は互角に戦いましたが、６回から登板した米原が打ち込まれ、打線も森山を攻略できず最終回に１点を返したのみとなりました。日南学園は金川監督が就任して甲子園で初勝利を挙げました。◆第二試合中越（新潟）０００００００００＝０００００００００１＝１富山第一北信越同士の対戦は富山第一がサヨナラ勝ちを収め、北信越勢（新潟・長野・富山・石川・福井）の中で唯一勝利となりました。９回１死までノーヒットに抑えられていた富山第一がこの回、４番狭間がチーム初安打となる二塁打で出塁すると、続く河原が左中間へ二塁打を放ちサヨナラ勝ち。先発の中津原と２番手の森圭名が辛抱強く投げたのも勝因です。中越のエース今村は小柄な左腕ながらも丁寧に外角へ制球し、富山第一打線を苦しめました。が打撃陣が振るわず本塁が遠く、好投の今村を見殺しにしました。これで中越は平成６年に２勝して以来の勝利を挙げるのが目標でしたが、２年連続のサヨナラ負けで目標叶わず。今年も涙を呑みました。２回戦◆第三試合嘉手納（沖縄）００１０００８１０＝10００２０１００００＝３前橋育英（群馬）この試合から２回戦に入ります。２回戦最初の試合は初出場の嘉手納がビッグイニングを作り逆転勝ちを収め３回戦にコマを進めました。１対３の７回、嘉手納は３本の内野安打で無死満塁とし、押し出し四球と知花の２点適時打で４対３。さらに幸地の走者一掃の二塁打などでこの回８点を奪いました。先発仲地は５回まで３失点でしたが、６回以降は立ち直り無失点。最後は仲井間との継投で逃げ切りました。前橋育英も中盤までリードをしていましたが、７回に内野安打からペースを乱し、救援陣も悪い流れを断ち切れずに敗退。これで前橋育英は夏の大会初黒星とともに、今大会の初出場校の中で６番目に登場した嘉手納がようやく今大会初出場校の勝利を挙げました。◇明日の試合聖光学院（福島）－クラーク国際（北北海道）松山聖陵（愛媛）－北海（南北海道）尽誠学園（香川）－作新学院（長野）秀岳館（熊本）－常葉菊川（静岡）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/11

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  2016夏の大会４日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園４日目の戦評です。１回戦◆第一試合広島新庄００００１００００００１＝２１０００００００００００＝１関東一（東東京）広島新庄が左腕・堀の力投で関東一を振り切り２回戦進出。１点をリードされた広島新庄は５回、杉村のヒットで同点に追いつきます。その後は広島新庄・堀と関東一・佐藤奨の投げ合いとなり、試合は延長戦へ突入。12回広島新庄は１死満塁のチャンスで３番北谷が犠牲フライを放ち勝ち越しに成功。このリードを堀が守り抜き、177球を投げ抜きました。関東一も１回に石橋のタイムリーで先制するも、その後は散発５安打に終わり、春に続き貧打で終わる形となりました。◆第二試合京都翔英１００００００００＝１３００００４２０ｘ＝９樟南（鹿児島）打の京都翔英と投の樟南との対戦は、樟南が京都翔英をお株を奪う攻撃を見せました。樟南は１回、京都翔英の先発・瀧野の立ち上がりを攻め３点を奪います。中盤の６回には二番手・高向を攻めて４点。更に７回にも２点を加え試合を有利に進めます。京都翔英は京都大会で見せた４割打線が不発。１回に１点を取った後もチグハグな攻撃で追加点を奪えません。注目の捕手・石原は２本の二塁打を放つなど片鱗を見せましたが、それ以外は投攻守ともチグハグ。京都大会で成功した継投策も裏目に出て、今日の京都翔英は京都大会で発揮した力を見せることができす思わぬ大敗を喫しました。◆第三試合市和歌山１３００００１３０＝８１１０００００００＝２星稜（石川）市和歌山が星稜の投手陣を打ち崩して２回戦進出。同点で迎えた市和歌山は２回、山崎の勝ち越しタイムリーなどで３点を上げ、優位に立ちます。7回には２死二塁で３番薮井がセンター前にタイムリーヒット。８回にはライトのエラーなどで３点を加え８対２とします。一方の星稜は４人の投手を出すも、市和歌山打線に計12安打を浴び８失点。打撃でも11安打を放ちながらも５併殺で常に後手に回った感がしました。これで市和歌山は夏は旧校名だった市和歌山商時代の平成16年以来12年ぶりの勝利を挙げ、校名が市和歌山になってからは春夏を通じ甲子園初勝利を挙げました。◆第四試合花咲徳栄（埼玉）１１０１０００２１＝６０００１０００００＝１大曲工（秋田）今大会注目の左腕・花咲徳栄の高橋昂が１失点で完投し花咲徳栄が２回戦進出。前半は制球に苦しみ、１、２回と走者を三塁に背負い、４回は佐渡にソロ本塁打を浴びました。だが６回１死三塁を連続三振で切り抜けてからはペースを戻し、11奪三振を奪い完投。 地区大会の打率が.197と今大会一番最低の大曲工は10安打と思い切りのいい打撃で食らいついたが、８回に長打と失策で２点、９回も捕逸が絡んで１点を失って力尽きました。けど誰もが大曲工が大虐殺されると思っていただけに、この試合の大曲工はかなり頑張ったのではないかと思います。◇明日の試合八王子（西東京）－日南学園（宮崎）富山第一－中越（新潟）嘉手納（沖縄）－前橋育英（群馬）←この試合から２回戦よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/10

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  2016夏の大会３日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園３日目の戦評です。１回戦◆第一試合八戸学院光星（青森）０００００４０００１＝５１０００００１０２０＝４市尼崎（兵庫）今大会初の延長戦は八戸学院光星が市尼崎を下し、２回戦にコマを進めました。１点をリードされた八戸学院光星は６回、田城の本塁打を皮切りに安打を集めこの回４点を取り逆転します。一方市尼崎は７回に２点差に迫り、９回は無死からの連打と犠飛で追い付く粘りを見せ、試合は今大会初の延長戦へ。10回２死満塁、八戸学院光星は田城の一塁強襲内野安打で勝ち越し。市尼崎もその裏２死二塁と攻めましたが、平林が三振。この日平林は無安打に終わり、彼が打撃でも活躍していればと悔やまれる試合でした。◆第二試合長崎商０００００００１２＝３２０１０００２０ｘ＝５山梨学院今大会参加49校の中で最高の打率.490の山梨学院と、49校唯一地方大会を一人で投げぬいた長崎商との対戦は、地力で勝る山梨学院が勝利。１回裏山梨学院は３連打で２点を先制。その後も得点を重ね計11安打で５得点を上げます。長崎商は８回に犠飛で１点、９回も２点を上げますが反撃もここまで。それにしても戦前は長崎商の本田投手がメッタ打ちに遭うのかと思ったら、意外にも試合になり、随所に彼らしいピッチングも見られました。この試合は奇しくも昨年同様長崎の原爆が落とされた時間に試合で黙祷も行われました。しかも相手監督は元清峰の吉田監督と何か因縁を感じずにはいられない試合でした。◆第三試合横浜（神奈川）１０３１０１１００＝７０１０００００００＝１東北（宮城）昨年夏の決勝の県対決は横浜が投打にわたり東北を圧倒。横浜は１回に増田が先制タイムリーを放つと、３回には公家が３ラン。その後も着々と加点していきます。東北も３回に笹沼のタイムリーで１点を返しますが、その後は今大会注目の右腕・藤平に抑えられ、７回途中まで13三振を喫します。東北の先発・渡辺は「猫まねき投法」で横浜打線をどう抑えるか注目されましたが、８回までに14安打７失点で力を発揮することはできませんでした。これで横浜は２回戦で履正社と当たります。今大会でも注目の好カードになりました。大いに楽しみにしましょう。◆第四試合常総学院（茨城）２３０２１０２０１＝11０００００００００＝０近江（滋賀）18年前にも対戦した両チーム。その時は常総学院が10対３で勝っております。今日も初回から着々と加点し、終わってみれば２本のホームランを含む11得点。守っては３投手のリレーで近江打線を完封。近江は先発に深田を起用したが、これが裏目。急遽マウンドに上がった滋賀大会失点ゼロのエース京山も肩ができてない中での登板で打たれました。また攻撃面でも初回に二度の盗塁失敗などチグハグな攻撃で完敗。結局近江は18年前のリベンジならず、無念の涙を呑みました。◇明日の試合関東一（東東京）－広島新庄京都翔英－樟南（鹿児島）星稜（石川）－市和歌山花咲徳栄（埼玉）－大曲工（秋田）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/09

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  2016夏の大会２日目

  皆さまこんにちは。夏の甲子園２日目の戦評です。１回戦◆第一試合鶴岡東（山形）０２００００００１＝３００１０２０２０ｘ＝５いなべ総合（三重）いなべ総合が春夏通算３度目の出場で初勝利を挙げました。１点をリードされた５回、いなべ総合は３番神田のヒットで同点に追いつくと、６番守田の犠飛で逆転に成功。さらに７回には宮崎の本塁打と守田のセーフティースクイズで追加点を上げます。鶴岡東も９回、押し出しで１点を返すもここまで。最後の打者が併殺に倒れゲームセット。去年に続く勝利を挙げることはできませんでした。◆第二試合中京（岐阜）１０１６０００４０＝12００２００１１００＝４大分中京が猛打で大分に勝利。前回（平成14年）に出場した時以来の勝利ですが、その時も今日と同じ大分県勢（柳ケ浦）でした。同点で迎えた４回、中京は北川の右への満塁本塁打などで６点を勝ち越し、８回は吉位の２点本塁打などで４点を加えました。先発古田は緩い球を軸に好投し、６回途中から救援の岩川も１失点の力投。 中京の16安打に対し大分も負けじと12安打を放ちましたが、６、７回は１点取った後にいずれも併殺に倒れ、反撃に勢いがつかなかったのが痛かったです。◆第三試合高川学園（山口）０００００１０００＝１０４００００１０ｘ＝５履正社（大阪）履正社が前評判通りの強さを見せつけ、高川学園に快勝。履正社は２回、５安打を集中し一挙４点を取ります。しかし３回から６回までは高川学園の先発・山野に対しうまく抑えられます。一方、履正社の先発・寺島は力強い投球。６回に２安打で１点を取られた以外は安定したピッチング。結局ヒットを打たれたのはこの回だけで終わってみれば被安打２、奪三振11のピッチング。結局７回に安田の二塁打でダメを押した履正社が５対１で快勝し、２回戦にコマを進めました。履正社にとって山口県勢との対戦は、平成20年のセンバツで下関商とあたり、この時はサヨナラ勝ち。平成25年のセンバツでは岩国商に０対１で敗れています。今回は３度目の対戦で勝利を上げ、対山口県との通算成績は２勝１敗となりました。◆第四試合北陸（福井）０００２００３２２＝９０３１12０１２０ｘ＝19東邦（愛知）地区大会のチーム打率が.286の東邦が24安打19得点で北陸に快勝。４対２で迎えた４回裏に東邦は藤嶋の本塁打などこの回だけで12得点。その後も８番鈴木の本塁打などで得点を上げます。この日藤嶋はライトでの先発で終わってみれば、６打数４安打６打点の活躍。愛知大会の不振を吹き飛ばすような活躍です。大量リードをされた北陸ですが、こちらも負けじと16安打を放ち、９回にもあきらめずに２点を入れます。が反撃もここまで。北陸の先発・水野がもう少し踏ん張っていればと思わずにはいられない試合でした。福井県勢としては北陸が初出場を果たした時（昭和58年）以来の愛知県勢との夏の対戦。この時は野中投手のいた中京（現：中京大中京）が相手でしたが、その時も１対11の大敗を喫していました。今日もその時と同じ10点差での敗戦となりました。◇明日の試合市尼崎（兵庫）－八戸学院光星（青森）山梨学院－長崎商東北（宮城）－横浜（神奈川）近江（滋賀）－常総学院（茨城）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/08

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  2016夏の大会初日

  皆さまこんにちは。今回も恒例の高校野球戦評を行います。では早速どうぞ!!１回戦◆第一試合佐久長聖（長野）００００１００００＝２２１００００００ｘ＝３鳴門（徳島）序盤に３点を取った鳴門が佐久長聖の反撃を振り切り３年ぶりの勝利を挙げました。鳴門は１回、佐久長聖の先発・小林を捉え、２死三塁から４番手束が２ランホームラン。２回にも加点し、序盤から３得点を奪います。しかし２回途中からマウンドに上がった塩沢が好投。変わりっぱなにいきなりタイムリーを浴びましたが、それ以降は鳴門打線を抑え込みます。しかしそれ以上に鳴門の河野が好投。過去２年先発したものの、いずれも途中で降板。今回は過去の経験を活かし最後まで投げ抜きました。佐久長聖も中盤以降２点を取り反撃したものの、あと１歩及ばず。特に４回１死満塁で二者が連続三振に倒れたのが痛かったです。また先発が小林ではなく塩沢だったらどうなっていたでしょうか？◆第二試合（この試合は甲子園で直接観戦しました）智弁学園（奈良）２０１００１０２０＝６００１００００００＝１出雲（島根）今春のセンバツ優勝校の智弁学園が初出場の出雲に貫録勝ち。智弁学園は１回に３番太田が２ランホームラン。その後も着々と得点を重ね出雲を突き放します。出雲も３回２死二塁から１番橋本が左越の二塁打を放ち１点を返します。しかし足が武器であるはずの出雲が２度の走塁死などで反撃の芽が潰され中々得点を上げることができません。結局出雲打線は智弁の先発・村上の前にわずか５安打無四死球に抑え込まれ、機動力を発揮することはできませんでしたが、守りではノーエラー。敗れはしましたがセンバツ優勝校相手に善戦したといってもいいのではないでしょうか？◆第三試合盛岡大付（岩手）２０１１０１０１２＝８３０１０００１１０＝６九州国際大付（福岡）両チーム合わせて26安打の乱打戦は盛岡大付が制しました。６対６で迎えた9回に菅原の左越え本塁打で勝ち越すと、さらに伊藤の適時打で追加点。14安打の打線はバットがよく振れていました。4回から救援した２番手の三浦は、球速以上に伸びのある速球を軸に２失点で踏ん張りました。九州国際大付は8回1死満塁、９回２死二、三塁の好機を生かせず、エース藤本が力尽きました。これで盛岡大付は夏２勝目。徐々に強くなってきている感がします。今後も勝利を重ねてほしいと思います。◇明日の試合いなべ総合（三重）－鶴岡東（山形）中京（岐阜）－大分高川学園（山口）－履正社（大阪）東邦（愛知）－北陸（福井）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/07

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  高校野球対戦相手が決まる

  皆さまこんにちは。今日は組み合わせ抽選会があり、対戦が決まりました。■第1日：8月7日（日） ▽1回戦 10:30 佐久長聖（長野）vs.鳴門（徳島） 13:00 出雲（島根）vs.智弁学園（奈良） 15:30 九州国際大付（福岡）vs.盛岡大付（岩手） ■第2日：8月8日（月） ▽1回戦 8:00 いなべ総合（三重）vs.鶴岡東（山形） 10:30 中京（岐阜）vs.大分（大分） 13:00 高川学園（山口）vs.履正社（大阪） 15:30 東邦（愛知）vs.北陸（福井） ■第3日：8月9日（火） ▽1回戦 8:00 市尼崎（兵庫）vs.八戸学院光星（青森） 10:30 山梨学院（山梨）vs.長崎商（長崎） 13:00 東北（宮城）vs.横浜（神奈川） 15:30 近江（滋賀）vs.常総学院（茨城） ■第4日：8月10日（水） ▽1回戦 8:00 広島新庄（広島）vs.関東一（東東京） 10:30 京都翔英（京都）vs.樟南（鹿児島） 13:00 星稜（石川）vs.市和歌山（和歌山） 15:30 花咲徳栄（埼玉）vs.大曲工（秋田） ■第5日：8月11日（木） ▽1回戦 9:30 日南学園（宮崎）vs.八王子（西東京） 12:00 中越（新潟）vs.富山第一（富山） ▽2回戦 14:30 嘉手納（沖縄）vs.前橋育英（群馬） ■第6日：8月12日（金） ▽2回戦 8:00 聖光学院（福島）vs.クラーク国際（北北海道） 10:30 松山聖陵（愛媛）vs.北海（南北海道） 13:00 尽誠学園（香川）vs.作新学院（栃木） 15:30 秀岳館（熊本）vs.常葉菊川（静岡） ■第7日：8月13日（土） ▽2回戦 8:00 木更津総合（千葉）vs.唐津商（佐賀） 10:30 明徳義塾（高知）vs.境（鳥取） 13:00 創志学園（岡山）vs. 私が個人的に思う好カードは東北vs.横浜と秀岳館vs.常葉菊川です。あとは広島新庄vs.関東一も好カード。山梨学院vs.長崎商は山梨学院の吉田監督の出身地である長崎との因縁対決。私が一番応援している出雲はなんと初日の第二試合でセンバツ優勝の智弁学園と対戦します。出雲の機動力が智弁相手にどこまで通用するのでしょうか？履正社は高川学園と対戦。寺島が強打の高川学園相手にどういったピッチングをするのでしょうか？花咲徳栄は打率.197の大曲工と対戦。（失礼ながら）ネットで取り上げられている最強と最弱の対戦です。高橋投手のノーヒットノーランもあるかもしれません。こちらも最弱候補に名前が挙がっている境は明徳義塾と第7日の第二試合で当たります。こちらはまだ7日目だけに甲子園の雰囲気を楽しめるだけまだましですが。北海道勢はクラーク国際が10年連続出場の聖光学院と、北海は松山聖陵と対戦です。クラークは微妙ですが、北海は相性の良い愛媛県勢、しかも初出場ときています。エースで４番・キャプテンの大西にとっては昨年開幕戦で大敗をした借りを返す絶好のチャンスではないでしょうか？しかし長年出られなかった甲子園に春夏通じようやく初出場を果たしたと思ったら、初日の第二試合、しかも相手はセンバツ優勝の智弁学園になってしまった出雲がかわいそうで仕方ありません。大虐殺をされないことを祈ります。ちなみに選手宣誓は市尼崎の前田主将に決まりました。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/04

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  今年も買ったよ！

  皆さまこんにちは。今年もこの本を買いました。甲子園2016 週刊朝日 2016年 8月 15日号増刊 / 週刊朝日編集部 【雑誌】価格：500円（税込、送料別) (2016/8/2時点)昭和63年から買っている週刊朝日増刊号。大会中はこれがないとダメです。49代表校のデータはもちろんのこと、その他の特集もまた楽しみの一つです。今年もこの本とともに高校野球を楽しみましょう！あとこんな本も買ったよ！こちらもまた面白い内容になっているので、興味のある方は覗いてはいかが？週刊ベースボール増刊 高校野球マガジン vol.6 甲子園展望号2016 2016年 9/2号 [雑誌]価格：690円（税込、送料無料) (2016/8/2時点)よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/08/02

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  夏の甲子園、49代表決まる

  本日、大阪及び神奈川で高校野球地方予選決勝が行われ、これで49代表全てが決まりました。夏の甲子園代表校大阪は履正社が圧倒。７試合中５試合がコールド勝ち。実質本日も７回コールドでした（結果は12対０）。寺島・山口の両投手を使い分け、打撃は７試合で79得点を挙げました。現ヤクルトの山田哲人以来の甲子園で、上位進出が期待されます。初出場は９校、春夏連続は13校、二年連続は11校。聖光学院（福島）は10年連続の出場です。また市尼崎（兵庫）は33年ぶり、長崎商は29年ぶりの出場です。公立校は10校、このうち出雲（島根）は進学校で今年のセンバツ21世紀枠の候補にも挙がっていた学校です。今大会は熱中症で選手が出場不可能になり、没収試合になったケースが多かったこと。佐賀では昨年代表の龍谷が部室の火事で選手の喫煙が発覚し、準決勝の前で出場辞退になったりしました。地方大会で「死のブロック」を勝ち上がったのは木更津総合（千葉）でした。初戦（二回戦）で古豪の銚子商を破った柏南に２対１で辛勝後は、五回戦から決勝までいずれも１点差で勝ち上がりました。五回戦は昨年代表の専大松戸に４対３、準々決勝では150ｋｍ投手の島を擁する東海大市原望洋に１対０、準決勝では千葉経大付に６対５、決勝は市船橋に３対２といずれも甲子園経験校に競り勝ちました。この試合を勝ち上がれた要因は、エース早川の好投です。この４試合を全て完投、打撃が良ければ全国でも期待できますが、果たして…。春夏連覇を狙う智弁学園（奈良）も苦しみました。三回戦の磯城野戦で苦しんだのを始め、県大会は接戦続きでした。なんとか県大会を勝ち上がりましたが、甲子園ではかなり厳しい戦いを強いられると思います。一方で大阪桐蔭や敦賀気比（福井）、浦和学院（埼玉）が早い段階で敗れたり、センバツベスト４の龍谷大平安（京都）やセンバツ準優勝の高松商も負けました。強い所が勝つのではなく、勝った所が強いんですね。さあ、いよいよ甲子園です。今年も各試合の戦評を書いていこうと思いますので、楽しみにしてください!!にほんブログ村

  2016/07/31

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  高校野球、有力校が続々敗退

  皆さまこんにちは。只今高校野球は予選真っ盛りですが、一方で有力校が続々と敗退しています。今日も山口で下関商が下関国際（去年の山口県決勝と同一カード）に４対11で八回コールド負け。北北海道では白樺学園が釧路湖陵に８対９で１点差負け。この他、昨年代表では三沢商（青森）、花巻東（岩手）、寒川（香川）、興南（沖縄）が敗れ、今春のセンバツ出場校では青森山田と釜石（岩手）が敗れました。やはり連続出場は難しいですね。私は毎年北北海道に注目しているのですが、釧路湖陵とクラークの勝者がベスト４に入るなんて予想だにしていませんでした（このブロックは白樺学園か遠軽だと思っていました）。個人的には好投手古谷を擁する江陵に注目していますが、こうなれば釧路湖陵か江陵で代表を争ってほしいと思います。さて沖縄は今日準決勝が行われ、明日は嘉手納と美里工の決勝となりました。春の実績及び今夏の成績を見ると嘉手納が一歩リードしているように見えますので、ひょっとしたら嘉手納が行くのではないかと思いますが、果たしてどうなるでしょうか？嘉手納は昨夏ベスト８の立役者左腕の比屋根擁する興南相手に九回に逆転、準々決勝では優勝候補の糸満に勝った八重山商工に競り勝ったので、美里工よりは有利なのではと読んでいます。明日の沖縄決勝が楽しみです。にほんブログ村

  2016/07/16

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  地方大会開催中

  皆さまこんにちは。久々の更新です。さて高校野球の地方大会が北北海道・南北海道・沖縄で行われています。その中で雑誌に代表校予想として掲載されている学校が既に敗れ去っている学校もあります。こういうのを見るとこの時期にもう新チームを立ち上げなければならないというのは少し悲しいものかと思います。各地で抽選も行われ、各学校はモチベーションが上がっているのではないのでしょうか？なお、本日今春の北海道大会で優勝した札幌大谷が石狩翔陽に３対４で敗れた模様です。また北北海道では旭川工も敗れました。やはり夏の初戦は怖いです…。皆さんもこれらの本を買って代表校予想をしてはいかが？第98回全国高校野球選手権大会2016夏甲子園予選展望号 週刊ベースボール 2016年 6月 29日号増刊 / 週刊ベースボール編集部 【雑誌】価格：880円（税込、送料別) 報知高校野球 2016年 07月号 [雑誌]価格：870円（税込、送料無料) ホームラン 2016年 07月号 [雑誌]価格：1242円（税込、送料無料) よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/07/01

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  春季近畿大会は履正社が優勝

  昨日、春季高校野球近畿大会の決勝が行われ、履正社が智弁学園を６対０で下し優勝しました。履正社は好投手の寺島が146kmを出し、センバツ優勝の智弁学園を完封しました。大阪大会では大阪桐蔭をも下し、これで新チームでの対戦成績は１勝１敗です。夏の大会では６連敗だか７連敗かを喫しており、昨年はいきなり初戦で大阪桐蔭と対戦し涙を呑んでいることから、今年こそは何としてもリベンジを果たしてほしいと思います。敗れはしましたが、智弁学園もセンバツ以降は村上を休ませ、二番手の松本が好投をするなど投手陣の底上げに成功しました。あと１か月半もすれば３年生にとっては最後の大会になります。今この時期は直前期なので追い込みに入りますが、果たしてどこのチームが勝ち上がるか楽しみです。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/06/06

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  崖っぷちからの甲子園

  皆さまこんにちは。今日は久しぶりに高校野球に関する書籍を購入したので紹介したいと思います。崖っぷちからの甲子園 [ 谷上史朗 ]価格：1620円（税込、送料無料) この本は昨年夏に大阪大会を勝ち上がり見事甲子園初出場を果たした大阪偕星高校の物語です。色んなメディアで話題となったチームで、「ルーキーズ」「スクールウォーズ」とも言われました。学校の経営再建に関すること、「ボス」こと山本監督のこと、脱走事件を起こした田端捕手や光田投手のこと、天理を辞めて編入してきた姫野外野手のこと、大阪桐蔭を倒した時のことが書かれています。甲子園出場を果たした大阪偕星ですが、ここまでの苦労が物凄いと思います。今までにここまで苦労に苦労を重ねたチームを私は知りません。挫折を何度も味わいながらも監督を信頼してついていった選手たち、辞めようとした選手を何度も何度も説得した監督の熱意…。読んでみて山本監督は本当に子供たちのことを考えているのだと思いました。今時こんなに熱心な監督はいないのではないのでしょうか？ちなみに先日の大阪大会で大阪偕星は大阪桐蔭に残念ながらコールド負けを喫しました。この悔しさをバネに再び大阪代表になってほしいと思います。久々に感動した本でした。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/05/05

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  頑張れ熊本・大分

  この度被災に遭われた皆さまには深くお見舞いを申し上げます。高校野球にも影響が出ており、春季九州大会の延期も既に決まっています。特に熊本や大分の高校は大変だと思います。選手たちも中々練習に取り組むのも難しい状況です。でも今できることをやってほしいと思います。球児たちは体力がありますので、支援物資を運んだり、瓦礫の撤収などこういう時に力になってあげてください。そういったことがやがて自分たちに返ってきて、それが野球のプレーにも繋がるかと思います。今は我慢の時期で大変でしょうが、精一杯自分のできることをしてください。にほんブログ村

  2016/04/19

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  春季香川大会、小豆島が高松商を破る

  本日、春季香川大会で小豆島がセンバツ準Ｖの高松商に７対３で勝ち、春季四国大会の出場権を掴みました。高松商は先発・多田の制球が定まらず、初回に４四死球を与えるなど２失点。二回にも３安打などで１点を失うと、三回には小豆島の５番阪倉にソロ本塁打を浴びました。２番手でマウンドに上がった美濃も六回に３点を失いました。甲子園で強打を誇った高松商打線は、小豆島のエース・長谷川の緩急をつけた投球にてこずり７安打。最終回に２点を返しましたが、反撃及ばず。まあこの試合はセンバツ準Ｖの立役者・浦が投げていないのが原因でしょう。もし浦が先発していればこのような結果ではなかったと思います。高松商はセンバツの疲れもありますので、しばらくは調整をした方がいいかと思います。小豆島は四国大会で自信をつけて夏の大会を勝ち上がってほしいし、高松商もセンバツ準Ｖに驕らず懸命に練習をして夏に臨んでほしいと思います。いずれにしても今夏の香川大会はこの２校が中心になると思います。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/04/09

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  センバツ大会の雑誌只今発売中

  皆さまこんにちは。さて智弁学園（奈良）の初優勝で幕を閉じたセンバツ大会。昨日ようやく大会特集の雑誌が発売されました。今までは報知高校野球と週刊ベースボールを買っていましたが、今年からは予算の都合上週刊ベースボールのみにしました。だけど他の雑誌もあなたの知らない色んなことが書かれていてとても面白いよ！あの興奮をもう一度思い出したい方は是非！ちなみに清宮擁する早稲田実は今日二回戦で昭和に負けましたね。しかも八回裏に満塁ホームランを打たれるという始末。確かに清宮自身は成長していますが、他の選手がもっともっと頑張らないと、例えスーパースターがいても勝てないのが高校野球です。今後の早稲田実ナインの健闘を祈りたいと思います。週刊ベースボール増刊 第88回選抜高校野球決算号 2016年 5/10号 [雑誌]価格：1,080円（税込、送料込）報知高校野球 2016年 05月号 [雑誌]価格：870円（税込、送料込）輝け甲子園の星 2016年 05月号 [雑誌]価格：870円（税込、送料込）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/04/06

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  センバツ大会を振り返る

  皆さまこんにちは。今年のセンバツは智弁学園の優勝で幕を閉じました。そこで今日はこの大会を振り返りたいと思います。智弁学園優勝の立役者は何といってもエースの村上だと思います。開幕戦の福井工大福井戦でアップアップな感がして10安打を打たれましたが、それでも完封。これで村上投手は息を吹き返したのか、結局決勝を含めた５試合47イニングを一人で投げて失点はわずかに３。ピンチになればここぞといった場面で変化球で相手を仕留めた場面が印象に残っています。ちなみに最後にサヨナラ二塁打を放ち優勝を決めたのもこの村上。今大会はこの村上のためにあった大会だったといっても過言ではないでしょう。一方準優勝の高松商。昨秋の明治神宮大会の優勝校ではあったのですが、正直決勝まで勝ち上がるとは思ってもみませんでした。一回戦のいなべ総合戦は終盤まで３点をリードされるも、同点に追いつき、相手投手の暴投でサヨナラ勝ち。これで勢いに乗り、二回戦の創志学園戦では好投手・高田を植田理の本塁打などで一挙５点を取ったり、準々決勝の海星戦では22安打で打ち勝ち、準決勝の秀岳館戦では強力打線を浦投手が抑え、決勝進出を果たしました。打ち勝つチームの印象がありますが、浦投手も徐々に成長した感があり、決勝でも智弁打線を２点に抑えたことは評価できるのではないのでしょうか？また滋賀学園も頑張りました。二試合連続で９得点を挙げ攻撃的な印象を受けましたが、準々決勝の智弁学園戦ではわずか２安打。また神村投手も序盤で打たれ、格上のチーム相手にはまだまだだという印象でした。しかし初出場でベスト８は素晴らしいと思います。また明石商も善戦健闘しました。こちらはなんといってもバントでつなぐ攻撃と吉高投手の好投が印象に残っています。最後は延長で涙を呑みましたが、さすがに全国大会ではなかなかバントが決められないシーンもありました。が東邦の藤嶋を攻略した打撃には目を見張るものがありました。龍谷大平安は左腕・市岡が頑張ったものの、二回戦以降打線が不発。準決勝は相手のエラーによる得点でタイムリーがゼロ。初戦でみせた打撃力が続いておれば春夏通算100勝もできていたのではと思います。もう一つのベスト４の秀岳館は初戦で好投手・高橋昴のいる花咲徳栄に打ち勝ち、二回戦の南陽工戦では３本の本塁打を含む16得点。打力のチームかと思いきや、準々決勝の木更津総合戦では一転して投手戦に。相手打線を１点に抑えて迎えた九回裏に２四球と連打で逆転サヨナラ勝ち。守り勝つ野球もできるのだと感心しました。一方で大阪桐蔭・敦賀気比・東邦などは力を発揮できないまま甲子園を去りました。共通する部分は打力に欠けたこと。春は投手力の大会と言われていますが、やはりある程度の打力もないと甲子園では勝てないのだなあと思いました。特に好投手に当たった時の脆さが出た感がしました。今大会はベスト８に近畿勢が４校残りました。一方で関東・東京勢は初戦突破がたったの１校で、西高東低の大会となりました。四国では４校中３校が初戦敗退の中、高松商が最後まで残り頑張りました。また九州勢が３校初戦突破を果たしました。最後に21世紀枠の３校はいずれも頑張りました。21世紀枠同士の対戦では小豆島が最終回に粘りを見せ１点を挙げたり、釜石も滋賀学園に敗れはしましたが、エース岩間が最後までマウンドを守り、また長田もエース園田が強打の海星打線を３安打３点に抑えたりとみんなよく頑張りました。さてセンバツは終わりました。これから夏に向けて厳しい練習があります。夏の大会に出るのは厳しいですが、一生懸命練習をしてまた夏の大会に出てほしいものです。以上で総評を終わります。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/04/01

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  センバツ決勝

  皆さまこんにちは。センバツ決勝の戦評です。◆決勝戦高松商（香川）０００００００１０００＝１０１００００００００１＝２智弁学園（奈良）智弁学園が延長11回サヨナラ勝ちでセンバツ初優勝を果たしました。智弁学園は二回に一死走者なしで四球と安打で一死一、三塁から８番中村の二ゴロの間に三塁走者が生還し先制しました。七回まで無得点に抑えられていた高松商は八回、俊足の１番安西が一塁内野安打。犠打で一死二塁として３番米麦の中前適時打で同点に追いつきました。その後、高松商・浦、智弁学園・村上が要所を締め、試合は今大会６度目の延長戦へ。十一回裏、智弁学園は二死無走者から５番高橋がセンター前ヒット。続くバッターはここまで全試合を一人で投げ抜いてきたエース村上。村上の一打はセンター越えの二塁打となり、高松商の懸命のバックホームも及ばず高橋が生還して二試合連続サヨナラ勝ちで智弁学園が春夏通じて初の栄冠に輝きました。高松商は五試合中三試合が延長にもつれこみ、初戦のいなべ総合戦では３点ビハインドから同点に追いつき、この試合も八回にようやく追いつきましたが、あと一歩及ばず。高松商の56年ぶりの優勝はなりませんでしたが、それでもこの大会では昨秋の明治神宮王者の意地及び古豪のプライドを持った戦いぶりは見事でした。これで智弁といえば「和歌山」の方が有名でしたが、これで「奈良の智弁」もようやく優勝をしたことで知名度も増えるのではないのでしょうか。明日はこの大会を振り返ろうと思います。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/31

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  センバツ10日目

  皆さまこんにちは。センバツ10日目の戦評です。◆第一試合龍谷大平安（京都）００１００００００＝１００００００００２＝２智弁学園（奈良）智弁学園が九回一死から４連打を放ち逆転サヨナラ勝ちで春夏を通じ初の決勝へコマを進めました。九回裏、智弁学園は一死ランナー無しから３連打で満塁。ここで１番納がヒットを放ち二者が還り逆転サヨナラ勝利を収めました。龍谷大平安は三回に相手のミスで先制をするも、結局この１点のみ。両チームとも外野手の好返球が光り、１点を争う攻防は見ごたえがありました。智弁学園の村上はこれで４試合連続完投で失点はわずかに２点。龍谷大平安の市岡も力投しましたが、勝利目前で相手の勢いの前に涙を呑みました。龍谷大平安は春夏通算100勝はなりませんでした。◆第二試合高松商（香川）０００１０１００００２＝４０００００２０００００＝２秀岳館（熊本）高松商が延長11回の激闘を制し、春は55年ぶりに決勝へコマを進めました。高松商は六回までに２対０とリードしますが、秀岳館はその裏同点に追いつき、延長戦に持ち込みます。延長11回表、高松商は４番植田響のヒットで勝ち越し、続く５番美濃が二塁打を放ち、この回２点を取り突き放します。秀岳館もその裏、一死一、二塁と攻め立てますが、最後はダブルプレーでゲームセット。４試合中２試合が延長戦になった高松商。昨年の明治神宮王者の意地を今日も見せつけました。明日は決勝です。センバツ決勝で奈良と香川は初めての対戦となります。◇明日の試合（決勝）智弁学園（奈良）－高松商（香川）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/30

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  センバツ９日目

  皆さまこんにちは。センバツ９日目の戦評です。◆第一試合滋賀学園０００００００００＝０２２１００１００ｘ＝６智弁学園（奈良）智弁学園が序盤から得点を重ね、守ってはエース村上が強打の滋賀学園を２安打完封。39年ぶりのベスト４入りを果たしました。智弁学園は滋賀学園のエース神村から三回までに５点を取ります。この日は１番納が５打数４安打の活躍。６回までに11安打を放ち神村をノックアウト。一方の滋賀学園はチャンスらしいチャンスを作ることができず、２試合で18得点の打線がこの日はわずか２安打。初出場の時も「和歌山の智弁」に２安打完封負け。今日は「奈良の智弁」に２安打完封負けを喫しました。◆第二試合明石商（兵庫）０００００１００００００＝１００００００１００００１＝２龍谷大平安（京都）近畿大会ベスト４同士の対戦は龍谷大平安がサヨナラ勝ちを収め、２年ぶりのベスト４入りを果たしました。明石商は六回に橋本のタイムリーで先制するも、七回に同点に追いつかれ、延長十二回、市岡の二塁打を足場に二死満塁とし、小川が左中間へ適時打を放ちサヨナラ。龍谷大平安の左腕市岡は六回に先制されましたが、粘りの投球でその後のピンチをしのぎました。一方明石商は先制した後の七回のスクイズ失敗と同点の八回に二死満塁を逃したことが響きました。力投の吉高は被安打８、奪三振11の好投も空しく涙を呑みました。◆第三試合木更津総合（千葉）０００１０００００＝１００００００００２＝２秀岳館（熊本）秀岳館が九回二死から連打で逆転サヨナラ勝ちを収め初のベスト４入りを果たしました。木更津総合は四回に鳥海のタイムリーで先制するも、得点はこの１点のみ。秀岳館の継投の前に打線が抑えられたのが痛かったです。一方秀岳館打線も木更津総合の早川の前に八回までわずか２安打。勝利目前までいった早川でしたがコントロールが乱れ２四球を出し動揺したのか、この後に連打を浴び勝利目前で涙を呑みました。◆第四試合高松商（香川）０２１０２２３３４＝17０１００１２３０１＝８海星（長崎）両軍34安打の試合を制したのは古豪高松商でした。高松商は五回以降毎回得点を挙げ、海星の追い上げを振り切り計22安打を放ちます。一方の海星は先発春田が肘に不安を抱えながらも先発しますが２回で降板、控え投手が出てきますが次々と打たれます。そんな中、海星は５番永石が２ランを放つなど、点を取られても取られてもあきらめず、九回も二死から１点を取るなど計12安打を放ちました。思わず打撃戦になりましたが、勝利を収めたにもかかわらず高松商の監督のインタビュー談話では厳しい言葉ばかりだったのが印象的でした。これで高松商は51年ぶりのベスト４入り。明治神宮王者の意地を見せました。明日は休養日です。準決勝は明後日行われます。◇明後日の試合（準決勝）智弁学園（奈良）－龍谷大平安（京都）秀岳館（熊本）－高松商（香川）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/28

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  センバツ８日目

  皆さまこんにちは。センバツ８日目の戦評です。◆第一試合南陽工（山口）０００００００００＝０８１２００４０１ｘ＝16秀岳館（熊本）秀岳館が３本塁打を含む18安打16得点で南陽工に圧勝しました。秀岳館は一回、二死後堀江、宮平の適時打に松尾が３ラン。以降も攻め続け、五回に天本が３点本塁打、八回に広部がソロ。打線は切れ目がなく、鋭いスイングが目を引きました。守っても３投手が８四死球を与えながらも無失点で完封勝ち。南陽工は４失策と守備が乱れ、流れを引き寄せられませんでした。八回まで１安打に抑えられ、九回にようやく無死満塁の好機を作ったが得点ならず。結局３安打１１残塁の完封負けを喫しました。先発重冨が打たれながらも最後まで一人で投げぬいた力投は見事でした。◆第二試合高松商（香川）００５００００００＝５０００００１０００＝１創志学園（岡山）高松商が三回に一挙５点を取り、そのまま逃げ切りました。高松商はこの回、３安打で二死満塁とし、美濃が走者一掃の二塁打。さらに植田理が２ランを放ち一挙５点を先制しました。右腕の浦は左打者が並ぶ相手打線を苦にせず、変化球を有効に使って打たせて取り、１失点で完投。前回の悔しさを晴らすことができました。創志学園は六回、北川の三塁打を足場に草加の適時打で１点を返しただけに終わり、四回以降は粘りの投球を見せた高田を援護できませんでした。先発高田は９安打を打たれ与えた四死球も８。夏に向けて課題が残った試合となりました。◆第三試合海星（長崎）１０００１００００＝２０００００１０００＝１敦賀気比（福井）海星が連覇を目指す敦賀気比に対し継投で逃げ切り、春は初のベスト８入りを果たしました。海星は一回、４番の小畑が先制の二塁打を放ち、五回は５番の永石が適時打。中軸が機能して２点を先行しました。５回まで無失点の春田を救援した土谷は、代わってすぐこそ不安定でしたが、反撃をかわして逃げ切りました。敦賀気比は六回に林中のソロで１点差に迫ったものの、後が続きませんでした。四つの送りバントでつくった得点機にも決定打が出ず、今回は２試合で７安打２得点のみ。いずれも林中の打点のみと貧打に泣いた形となりました。◇明日の試合智弁学園（奈良）－滋賀学園龍谷大平安（京都）－明石商（兵庫）木更津総合（千葉）－秀岳館（熊本）高松商（香川）－海星（長崎）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/27

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  センバツ７日目

  皆さまこんにちは。センバツ７日目の戦評です。◆第一試合八戸学院光星（青森）０００００００００＝０１００００１００ｘ＝２龍谷大平安（京都）２年前のセンバツの二回戦でも対戦した両校。その時は龍谷大平安が勝ち、そのまま優勝を果たしました。さて、今回は龍谷大平安が一回裏に３番西川に二塁打で先制、さらに六回には４番橋本の犠牲フライで２点目を挙げます。この２点を龍谷大平安の先発・市岡がしっかりと守り、６四死球を与えながらも、相手打線に本塁を踏ませず完封。２年ぶりのベスト８進出を果たしました。八戸学院光星は２番手の和田が先発し、６回途中まで１失点の好投。敗れはしましたが、エースの桜井にも劣らない力投を見せたと思います。結局八戸学院光星は２年前のリベンジを果たせませんでした。◆第二試合東邦（愛知）０００００００００＝０１０００００１１ｘ＝３明石商（兵庫）明石商が東邦の藤嶋を打ち崩し、初出場でベスト８入りを果たしました。明石商は一回裏、４番小西の二塁打で先制。さらに七回には大西が二塁打、八回には藤原が二塁打を放ち試合を決定づけます。東邦の藤嶋はランナーを置いていずれも二塁打を打たれての敗退。打線も明石商の吉高の前にわずか５安打。明石商は前の試合で６犠打を決めましたが、今日は２つのみ。打って勝つチームであることを証明した試合でした。◆第三試合木更津総合（千葉）００４００００００＝４１００００００００＝１大阪桐蔭Ｈ24年夏と昨秋の明治神宮大会と同じカード。前２回はいずれも大阪桐蔭が勝っています。今日も一回に大阪桐蔭が３番吉沢の本塁打で先制。またもや大阪桐蔭が勝つのかなと思いましたが、木更津総合は三回一死満塁から小池、鳥海、山下の３連続適時打で４点。この回に５安打を集中し思い切りのいい打撃で畳み掛けました。木更津総合の先発早川は初回に点を取られたものの、四回以降は１安打に抑え二試合連続完投。大阪桐蔭の先発高山は立ち上がりからリズムが単調で、三回に打ち込まれました。これで木更津総合は45年ぶりのベスト８入り。大阪桐蔭にも三度目の挑戦でようやく勝つことができました。◇明日の試合南陽工（山口）－秀岳館（熊本）創志学園（岡山）－高松商（香川）海星（長崎）－敦賀気比（福井）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/26

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  センバツ６日目

  皆さまこんにちは。センバツ６日目の戦評です。◆第一試合青森山田０００００００００＝０００１０００００ｘ＝１敦賀気比（福井）センバツ連覇を狙う敦賀気比がわずか３安打と苦しみながらも虎の子の１点を守り二回戦進出を果たしました。０対０で迎えた三回裏、敦賀気比は二死一、二塁で林中がライト前にヒットを放ち貴重な得点を挙げました。青森山田の先発・堀岡は５四死球を与えたものの、失点はこの１点のみ。四回以降はわずか１安打に抑えるも、味方打線が敦賀気比の先発・山崎の前に散発４安打・９三振に終わり、昨年の明治神宮大会の借りを返すことはできませんでした。◆第二試合鹿児島実１００００００００＝１００００００４０ｘ＝４智弁学園（奈良）この試合から二回戦に入ります。鹿児島実は一回、智弁学園の先発・村上から５番板越のヒットで先制。鹿児島実の先発・谷村は智弁学園打線を四回までノーヒットに抑えます。終盤の七回、智弁学園は先制タイムリーを放った板越の失策をきっかけに同点に追いつき、さらに板越が２回目の失策を犯し勝ち越しに成功します。続く４番福元がレフトスタンドに２ランホームランを放ち一気に試合を決めました。智弁学園の村上は立ち上がりこそ点を失いましたが、その後は尻上がりに調子を上げ、終わってみれば６安打１失点で二試合連続完投。智弁学園はベスト８一番乗りで、かつセンバツでは昭和52年以来39年ぶりに２勝を上げました。◆第三試合滋賀学園２１０３０００３０＝９００００１００００＝１釜石（岩手）滋賀学園が19安打の猛攻で二試合連続で９得点を挙げ、初出場でベスト８進出を果たしました。滋賀学園は一回、一死二、三塁から馬越の適時打で先制し、続く松岡の犠飛で加点。四回には後藤の２点二塁打などで３点を追加し、八回にも馬越の２点本塁打などで３点を加えました。３番後藤は５打数５安打３打点、４番馬越は本塁打を含む３安打で４打点と滋賀学園の猛打恐るべしの印象を受けました。先発の神村は内角を攻め、８回２／３を投げ４安打１失点の力投。釜石は岩間が早々とつかまり、打線も四回まで無安打。五回に得点を挙げるも焼け石に水。力の差がはっきりと分かれた試合でした。◇明日の試合龍谷大平安（京都）－八戸学院光星（青森）明石商（兵庫）－東邦（愛知）木更津総合（千葉）－大阪桐蔭よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/25

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  センバツ５日目

  皆さまこんにちは。センバツ５日目の戦評です。◆第一試合創志学園（岡山）００００４００１０＝５０１０００００００＝１東海大甲府（山梨）創志学園が甲子園初勝利を上げました。１点を追う五回、創志学園は一死二、三塁のチャンスで本田は二ゴロに倒れるも野選で同点に追いつくと、なおも二、三塁で北川の二ゴロの間に１点を奪い２対１と勝ち越しに成功。さらに二死三塁から湯井が中前適時打、続く難波がつなぎ一、二塁とすると、高井が左翼へ適時打を放ち４対１とリードを広げました。さらに八回にも、一死二塁から高井が右中間へ適時打を放ち１点を追加しました。東海大甲府は二回に先制、先発の松葉が力投するも五回に捕まり、強打の打線も創志学園・高田の前に１点のみに終わりました。◆第二試合いなべ総合（三重）０００１００３２００＝６００００２１０２１１＝７高松商（香川）昨年の明治神宮大会覇者の高松商が苦しみながらも初戦突破、春は26年ぶりの勝利を挙げました。３対６とリードされた高松商は八回、無死二、三塁のチャンスで植田理の二ゴロの間に１点を返すと、一死三塁で吉田の二ゴロの間に再び得点を挙げ５対６と１点差に迫り、さらに九回、一死二塁から竹内が遊撃へ適時内野安打を放ちついに同点に追いつきました。延長十回、先頭の美濃が右越えの三塁打を放つと、いなべ総合・渡辺の暴投で美濃が生還し、サヨナラ勝ちを収めました。いなべ総合は高松商先発の浦を攻め、八回まで６点を取り、そのまま逃げ切るかと思われましたが、最後は高松商打線の粘りの前に涙を呑みました。◆第三試合長田（兵庫）００２００００００＝２０１１１００００ｘ＝３海星（長崎）春は今回が５回目の海星が長田を振り切り、センバツ初勝利を上げました。海星は三回に逆転されましたが、その裏に小川の三塁打で同点。四回は一死三塁から田川の内野安打で勝ち越しに成功しました。先発の左腕春田は四死球を与えながらも変化球を低めに集めて追加点を許さず、八回から救援の土谷も直球主体で抑えました。一度は優位に立った長田ですが、３失点がいずれも失策絡みと守備の乱れを突かれました。両チームが放った安打はいずれも３本。長田は園田の好投が光っただけに守りのミスが明暗を分けた試合となりました。◇明日の試合敦賀気比（福井）－青森山田智弁学園（奈良）－鹿児島実滋賀学園－釜石（岩手）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/24

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  センバツ４日目

  皆さまこんにちは。センバツ４日目の戦評です。◆第一試合土佐（高知）０００００００００＝０００３００２２２ｘ＝９大阪桐蔭大阪桐蔭が土佐に圧勝。二回戦進出を果たしました。大阪桐蔭は三回裏二死一、三塁から３番吉沢の二塁打で先制。その後も５番古寺がレフト前に２点タイムリーを放ち３点を先制します。その後も六～八回に計６点を挙げ土佐を突き放します。大阪桐蔭の先発・高山は八回を投げ被安打２の好投。投打ともに大阪桐蔭が圧倒しました。土佐は二回の先制機を逃したのが痛く、三回以降は１安打。精一杯戦いましたが、優勝候補の壁は厚かったです。◆第二試合南陽工（山口）００００００００６＝６０００００００００＝０市和歌山０対０の息詰まる投手戦は九回に南陽工が一挙６点を挙げ、市和歌山を振り切りました。両チーム無得点の九回、南陽工は６番近間・７番佐藤が連続死球で出塁。８番重冨のバントを投手が三塁悪送球で二塁走者がホームインし、待望の先取点を挙げました。さらに二死二、三塁として２番笹部が左越え３点本塁打を放ち試合を決めました。市和歌山は五回までわずか１安打。六回、二塁打と犠打で一死三塁から３番七野の一ゴロで三塁走者が本塁突入もアウト。先制機を逃した市和歌山は結局南陽工の先発・重冨の前に４安打完封負けを喫しました。◆第三試合花咲徳栄（埼玉）００１０１００３０＝５００５０１０００ｘ＝６秀岳館（熊本）三回に１点を先制された秀岳館はその裏、４番九鬼の二塁打などで一挙５点を取り、花咲徳栄の好投手・高橋昴を攻めます。一方花咲徳栄も五回に１点、八回には４番西川・５番楠本の連続二塁打などで３点を返し１点差に迫りますが反撃もここまで。花咲徳栄は注目の高橋昴が６回を投げ被安打10と打ち込まれたのが大きな誤算でした。平成15年春に１回戦で対戦して以来の両校。この時は花咲徳栄が延長13回サヨナラ勝ちをしましたが、今回は秀岳館に軍配が上がりました。◇明日の試合東海大甲府（山梨）－創志学園（岡山）高松商（香川）－いなべ総合（三重）海星（長崎）－長田（兵庫）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/23

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  センバツ３日目

  皆さまこんにちは。センバツ３日目の戦評です。◆第一試合日南学園（宮崎）０１００００００１＝２０００００１０１１＝３明石商（兵庫）春夏通じ初出場の明石商がサヨナラスクイズで初勝利を上げました。二回表、日南学園は浜本の本塁打で先制。六回裏に明石商も同点に追いつきます。八回裏明石商はスクイズで勝ち越すも、粘る日南学園は九回、浜本のタイムリーで同点に追いつきます。しかしその裏明石商は一死満塁のチャンスで八番藤井がスクイズを決めサヨナラ勝ち。この試合明石商はバントのチームらしく７犠打を決めました。また吉高投手の好投も光りました。◆第二試合関東一（東京）０００００００００＝０１０００２１０２ｘ＝６東邦（愛知）注目の好投手・東邦の藤嶋が噂に違わぬ投球を見せてくれました。九回二死まで関東一打線を被安打１・奪三振11の力投でした。打線も本塁打を含む14安打を放ち藤嶋を助けます。意外にも東邦は11年ぶりのセンバツ勝利でした。関東一も二度外野からホームアウトにして得点を阻止する部分もありましたが、東邦に終始圧倒された形となりました。◆第三試合木更津総合（千葉）００００１２２００＝５００００００００２＝２札幌第一（北海道）木更津総合が中盤以降に得点を重ね、今大会関東勢（東京を含む）初勝利を上げました。木更津総合は五回に小池の犠牲フライで先制。続く六回にも早川のタイムリーで追加点を挙げます。木更津総合の先発・早川投手は７四死球を与えながらも10奪三振で完投。札幌第一は八回までゼロ行進でしたが、九回に辻の三塁打で２点を挙げ意地を見せました。三回裏無死満塁で三者連続三振に抑えられ先制できなかったのが痛かったです。◇明日の試合土佐（高知）－大阪桐蔭市和歌山－南陽工（山口）秀岳館（熊本）－花咲徳栄（埼玉）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/22

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  センバツ２日目

  皆さまこんにちは。今日の戦評です。◆第一試合小豆島（香川）００００００００１＝１００１００００１ｘ＝２釜石（岩手）釜石は三回に佐々木航のタイムリーで先制、八回にも奥村の二塁打で追加点を挙げました。小豆島も九回、ヒットと相手のエラーを絡めて１点を取りましたが反撃もここまで。両チームの投手がテンポよく投げ、この試合は１時間32分で終了。小豆島は初勝利ならず。釜石は20年ぶりの出場で初勝利。この勝利で岩手県勢は春通算10勝目となりました。21世紀枠同士の対決は釜石に軍配が上がりました。◆第二試合龍谷大平安（京都）０１２０２０２００＝７０１０００００００＝１明徳義塾（高知）龍谷大平安が明徳義塾の投手陣に15安打を浴びせ快勝。１対１で迎えた三回、龍谷大平安は４番橋本・５番岡田の二者連続ホームランで勝ち越し。その後も着々と得点を挙げて明徳義塾を突き放します。明徳義塾も一度は同点に追いつきますが、龍谷大平安・市岡の前に６安打に終わります。これで龍谷大平安は平成15年夏以来の対戦で再び明徳義塾から勝利。一方明徳義塾にとっては珍しく完敗の試合となりました。◆第三試合開星（島根）００２００００００＝２１２００１２００ｘ＝６八戸学院光星（青森）八戸学院光星が理想的な試合運びで開星に快勝。３対２で迎えた五回、八戸学院光星は益田が適時打、六回もミスにつけ込み２点を奪い、主導権を与えませんでした。先発の桜井は緩い変化球を増やしながら打ち気をそらし、７安打９奪三振で完投。開星も三回に１点差まで追い上げましたが、守りの乱れから流れを失い、四回以降は単打２本に抑えられました。◇明日の試合明石商（兵庫）－日南学園（宮崎）東邦（愛知）－関東一（東京）札幌第一（北海道）－木更津総合（千葉）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/21

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  センバツ１日目

  今日からセンバツ高校野球が開幕しました。今日からスコアや戦評などを書いていこうと思います。◆第一試合福井工大福井０００００００００＝０２００２００００ｘ＝４智弁学園（奈良）初回二死満塁のピンチをしのいだ智弁学園はその裏２点を先制、四回にも２点を追加し４対０とリードします。福井工大福井は智弁学園の８安打を上回る10安打を放つも智弁学園・村上の前に無得点。再三チャンスをつくるも、打球が野手の正面を突くなどあと１本が打てずに完封を喫しました。◆第二試合鹿児島実０００２１１００２＝６２００００００００＝２常総学院（茨城）鹿児島実が中盤以降に着実に得点を挙げ、常総学院の好左腕・鈴木を打ち崩しました。四回に同点に追いついた後、五回に綿屋の適時打で勝ち越し、六回は追立の本塁打で加点しました。六回裏二死満塁の場面では先発丸山から谷村に代え、下手投げの谷村が緩い球で後続を断ちました。常総学院は一回に２点先取しましたが、その後は打線がつながらず、今年は初戦敗退となりました。◆第三試合滋賀学園０３０４０２０００＝９００００００３２０＝５桐生第一（群馬）初出場の滋賀学園が序盤から着実に加点し、桐生第一に快勝しました。滋賀学園は六回までに11安打を放ち９得点を挙げます。このまま逃げ切るかと思われましたが、桐生第一は終盤の七・八回に計５点を取ります。投手陣も七回以降滋賀学園の打線を三者凡退に抑え込みます。が反撃もここまで。結局六回までに得点を挙げた滋賀学園が桐生第一の猛攻を振り切り甲子園初勝利を上げました。因縁の滋賀・群馬対決は滋賀に軍配が上がりました。◇明日の試合釜石（岩手）－小豆島（香川）明徳義塾（高知）－龍谷大平安（京都）八戸学院光星（青森）－開星（島根）よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/20

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  センバツの組み合わせ決定

  皆さまこんにちは。お久しぶりです。さて今日はセンバツ大会の組み合わせ抽選会があり、各校の対戦相手が決まりました。センバツ組み合わせ明徳義塾（高知）と龍谷大平安（京都）が対戦。この組み合わせは平成15年夏の２回戦と同カード。また秀岳館（熊本）と花咲徳栄（埼玉）。これも平成15年センバツで１回戦で対戦したカードです。面白そうな対戦は21世紀枠同士の釜石（岩手）対小豆島（香川）。これはどちらを応援しようか迷いますが、離島でかつ初出場の小豆島の応援になるかな。福井工大福井は平成24年夏に続きまたもや開幕戦で登場。この他常総学院（茨城）対鹿児島実、東海大甲府（山梨）対創志学園（岡山）、敦賀気比（福井）対青森山田などの好カードもあります。この他桐生第一（群馬）対滋賀学園という因縁の群馬対滋賀のカードもあります。滋賀は過去に比叡山が前橋にセンバツで完全試合を喫したのを始め、正直相性が良くないので、是非初出場の滋賀学園に勝ってほしいと思います。もうすぐ春到来、楽しみですね。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/03/11

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  清原逮捕!!

  かのＫＫコンビの一雄であったＰＬ学園の清原和博氏（48）が覚醒剤所持の現行犯で逮捕されました。ＰＬ学園時代には皆さんご存知のとおり甲子園５季連続出場、うち２回は全国制覇。甲子園では13ホーマーを打ったあの清原氏がこんなことになるとは…。昨年Ｎｕｎｂｅｒの取材で会った元ＰＬ学園監督の中村順司氏や桑田真澄氏などはこの事件を聞いて何ともいえないくらいつらかったと思います。プロ入団後は桑田氏の方がダーティーなイメージでしたが、年をとるにつれて立場が逆転してしまいました。入れ墨をしたり、離婚をしたり、お遍路をしたりなど清原氏はだんだん落ちていきました。今回の事件を受けて、ＰＬ学園野球部存続の運動も正直ダメだと思います。ＯＢが覚醒剤で逮捕された野球部なんてＰＬ教団は存続させないでしょう。これで決定的ですね。誰もが知る甲子園のスターが転落していきました。これ以上こんなことは起きてほしくないと思います。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/02/03

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  センバツ出場校決定!!

  今日、センバツ出場校が決定しました。出場校の一覧はこちら21世紀枠は釜石・小豆島・長田です。小豆島は秋の香川県大会で高松商を破って優勝しているので、真っ先に選ばれるかと思いました。釜石は震災枠といったところでしょうか？長田が選ばれたのは意外でした。これで３年連続近畿地区から21世紀枠が選ばれた形になります。個人的には長野だと思っていたのですが、こちらは過去に出場経験があるためか、補欠校にも選ばれませんでした。それにしても今年の21世紀枠の候補は全て公立校。後は震災で苦労した、文武両道、離島、過去に甲子園出場経験が無いあるいは何十年と出ていないといったところが高野連は好きなのでしょうか？近畿は３年連続７校が選ばれました。一般枠が６校なので、せめて１校は東海か北信越に振り分けてほしいと思うのですが、やはり甲子園のお膝元近畿地区からは７校選出したかったのでしょう。代表校に選ばれた皆さんはこれで一層練習に励みが出るでしょうし、それ以外の学校も夏を目指して厳しい冬を乗り越えてほしいものです。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/01/29

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  今年の高校野球の日程が発表されました

  皆さまこんにちは。今日、夏の甲子園の日程が発表されました。そこで今年の主な大会のスケジュールをご紹介します。第88回選抜高校野球大会３月20日から12日間(休養日を含む)　出場校選考委員会：１月29日組み合わせ抽選会：３月11日各地区春季大会(全国９地区)４月下旬から６月上旬第98回全国高校野球選手権地方大会(全国49地区)６月下旬から７月下旬第98回全国高校野球選手権大会８月７日から15日間(休養日を含む)組み合わせ抽選会：８月４日第61回全国高校軟式野球選手権大会(明石トーカロ球場、姫路市ウインク球場)８月24日から６日間(休養日を含む)※今年から準々決勝の翌日に休養日が設定されました。第71回国民体育大会 高校野球硬式(岩手県盛岡市・花巻市)10月２日から４日間各地区秋季大会(全国10地区)10月上旬から11月上旬第47回明治神宮野球大会 高校の部11月11日から５日間以上です。明後日はいよいよセンバツ出場校の発表です。21世紀枠がどこになるか楽しみです。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/01/27

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  表彰選手の発表が行われました

  本日、日本学生野球協会より表彰選手の発表がありました。唯一副主将で表彰されたのは秋田商の工藤慶捕手のみで、あとは全て主将が表彰されました。大阪は大阪桐蔭の福田光輝遊撃手でした。大阪偕星の田端拓海捕手は残念ながら選ばれず。青森はセンバツ出場（１勝）の八戸学院光星ではなく、夏大敗の三沢商・鎌本憲外野手が、また岐阜はセンバツベスト８の県岐阜商ではなく、夏初戦敗退の岐阜城北・宮川敬太捕手が選ばれました。北海道はセンバツ準優勝の東海大四ではなく、夏の大会の開幕戦で大敗した北海の鎌仲純平外野手が選ばれました。やはり夏に出ていることが大きいですね。詳しくはこちらよければクリック願います。にほんブログ村

  2016/01/12

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  もうすぐ表彰選手が発表されます

  皆さまあけましておめでとうございます。今年もこのブログをよろしくお願いします。さて私が毎年この時期に楽しみにしていることがあります。それは表彰選手の発表です。毎年各都道府県から１名選出されるのですが、大体は夏の甲子園出場校の主将が選ばれています。軟式の場合は優勝したチームから選出されているのかなと思います。３年生は進路もほぼ決まり、プロや大学・社会人で野球をする人はこの時期も休む間もなく一生懸命練習をしているかと思います。そんな表彰選手の発表は日本学生野球協会のＨＰを見たら、１月10日の午後３時とありました。先に述べた通り夏の甲子園出場校の主将が選ばれますが、たまに夏の甲子園出場校の主将でない人も選ばれたりします。そういった人のポジションは投手が多いです。まあ主将をやるくらいだから一般の選手にはないスポーツマンとしてのメンタリティの強さを持ちつつ、学業もきちんとこなしているのだろうと思います。今年はどんな人が選ばれるのか？センバツ出場校の発表前の楽しみがもうすぐやってきます。よければクリック願います。にほんブログ村

  2016/01/07

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  今年の高校野球を振り返る

  皆さまこんにちは。今日は今年最後の投稿なので、今年一年の高校野球について十大ニュース形式で振り返りたいと思います。　１．浦和学院が夏の県大会準決勝で無名の県立校白岡に１対４で敗れる　２．大阪桐蔭が夏の府大会準々決勝で大阪偕星に２対３で敗れる　３．敦賀気比がセンバツで北陸勢初優勝　４．敦賀気比・松本哲幣がセンバツ準決勝で２本の満塁本塁打を放ち大阪桐蔭にリベンジ　５．東海大相模・エース小笠原慎之介が夏の大会決勝の９回に勝ち越し本塁打を放つ　６．明徳義塾が敦賀気比に敗れ初戦突破連勝の記録が16でストップ　７．八戸学院光星が夏の県大会決勝で三沢商に延長12回振り逃げでサヨナラ負け　８．秋田商が夏の大会で80年ぶりにベスト８入り　９．早稲田実・清宮フィーバー１０．関東一・オコエ瑠偉が走攻守で超ド級の活躍これが私の中での高校野球ベスト10です。この他センバツで松山東の82年ぶりの勝利など色々ありましたが、今年は高校野球100年ということで近年になく盛り上がったのかなと思います。今日で平成27年が終わります。皆さまはどの場面が印象に残りましたか？今日はこんな本で平成27年を振り返ってみました。高校野球マガジン Vol.2 2016年1月号[本/雑誌] (雑誌) / ベースボール・マガジ…価格：980円（税込、送料別）このブログを見てくださった皆様へ、今年お世話になりました。来年も色んな記事を書いていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします。それでは良いお年を。よければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/31

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  高校野球の思い出のチーム～昭和63年浜松商～

  皆さまこんにちは。今日は昭和63年夏の浜松商について書きたいと思います。この年の浜松商は目立った選手も居ず、普通の高校生のチームでした。しかし練習量は県内隋一で、休みは10時間もの練習。元日にも練習をしたというのだから正直びっくりします。そんなチームが静岡大会で思う存分力を発揮します。準々決勝の東海大工戦ではエース岡本が完封。この年の東海大工は確か春の東海大会優勝チーム。そんなチームの打線を完封して、ここから一気に浜商旋風が巻き起こります。決勝の相手は前年にセンバツ出場を果たした富士宮西。このチームにはその時の２年生エースだった佐藤が残っていました。ではランニングスコアを見ていきましょう。昭和63年夏　静岡大会決勝富士宮西００００００１０００１０１＝３００１０００００００１０２＝４浜松商この試合、開始時間が一時で終了時間が五時という四時間に及ぶ試合でした。試合は三回に浜松商が先制。浜松商の岡本は富士宮西打線を六回まで１安打に抑えます。しかし七回に同点に追いつかれ、そのまま延長戦に突入します。延長十一回表、富士宮西は野村が本塁打。これで決着がついたかに見えましたが、その裏浜松商は同点に追いつきます。延長十三回表、今度はエースの佐藤が自ら本塁打を放ち、これで本当に決まったかに見えました。しかししかし浜松商はその裏再度同点に追いつき、さらに一死満塁で打席はエースの岡本。ここまで岡本は佐藤に対し４打数４安打となぜか当たっていました。そして岡本がサヨナラスクイズを決め、浜松商が逆転サヨナラ勝ち。この試合は今でも語り草になっています。そして迎えた甲子園。組み合わせ抽選で相手は池田（徳島）に決まりました。第六日の第三試合です。この試合も県大会決勝と同様まさに死闘となりました。甲子園２回戦池　田０２００００００００００００＝２００００２００００００００１＝３浜松商試合は延長十四回までもつれました。岡本がカーブを上手く使った投球で要所要所を締めれば、池田のエース桜間は浜松商打線からバッタバッタと三振の山を築きます。２対２のまま延長戦に突入。浜松商は十一回裏無死満塁、十三回一死満塁と攻めながらも桜間に抑えられ得点できません。一方池田もランナーは出すものの、岡本のカーブが見事に決まり池田も得点できません。二度のピンチに耐えた桜間でしたが、十四回裏一死二塁から加藤佳にヒットを打たれてサヨナラ負け。浜松商は苦しみながらも初戦突破を果たしました。なお、この試合は蔦監督が甲子園で采配を揮った最後の試合となりました。続く拓大紅陵（千葉）を４対３で下し、いよいよ準々決勝。相手は沖縄水産です。この試合を見ていきましょう。甲子園準々決勝浜松商００１００００００＝１００００００００２＝２沖縄水産この試合は山下主将がじゃんけんに負けたため先攻となりました。試合は三回岡本のスクイズで先制。その後岡本は沖縄水産打線にヒットを浴びるもののこれまでのようにカーブでピンチを切り抜けます。九回表浜松商はチャンスを作りましたが、連続三振で無得点。岡本がその裏のマウンドに上がりますが…。沖縄水産はこれまで打てなかった岡本のカーブを捕らえ、逆転サヨナラ勝ちを収めます。岡本は一回裏二死を取った時から背筋が痛くなり、我慢の力投を見せましたが無念の涙を呑みました。しかし、小柄なエースが池田・拓大紅陵の打線をカーブで抑え込んでいった姿は今でも忘れられません。最後はサヨナラ負けでしたが、この年の浜松商の戦いぶりは見事だったと思います。ちなみに浜松商はこの後何度か甲子園に出場していますが、何故かこの年だけスコアボードに「浜　商」と書かれていました（同じく熊本工もこの年だけ「熊　工」でした）。それにしてもこの時の対戦相手のエースはいずれも左腕でした（池田・桜間、拓大紅陵・高橋、沖縄水産・平良）。今書いていて初めてそのことに気付きました。よければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/27

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  高校野球の思い出のチーム～昭和63年福井商～

  皆さまこんにちは。今日はこれまで私がみたチームで印象深い高校を取り上げたいと思います。まずは昭和63年の福井商です。この年のチームは秋の北信越大会で優勝し、センバツに出場。相手は初出場の西武台（埼玉）でした。西武台１１０２００１４１＝10００００１１２００＝４福井商７回に１点差まで追い上げるも、８回エース吉沢が捕まり一挙４失点、９回にも得点を奪われ計10失点。正直まったくいいところ無しで甲子園を去りました。こちらに動画があります。https://youtu.be/_THnySfatGA福井商は昭和56年夏に銚子西（千葉）に勝って以来、ずっと初戦敗退が続いていました。昭和59年夏１回戦　１－３桐蔭学園（神奈川）昭和61年夏１回戦　３－６東海大甲府（山梨）昭和62年春１回戦　５－６国学院栃木昭和62年夏１回戦　２－５常総学院（茨城）昭和63年春２回戦　４－10西武台特に昭和62年春からは三季連続で関東の初出場校と対戦して敗れています。「何としても甲子園で勝つ」ことを目標に福井商は順当に夏の福井大会を勝ち上がります。昭和63年夏　福井大会２回戦　　７－０武生商準々決勝　３－０武生準決勝　　８－０足羽ここまで三試合連続無失点、吉沢・近岡（２年）の投手陣で勝ち上がってきました。決勝戦の相手は北陸。ここには好投手鈴木（２年）が居ており、打撃でも鈴木がこの決勝戦では九番打者ながら吉沢から３打数３安打の成績を残しています。決勝北　陸０００１１００１０＝３０００００１００３＝４福井商福井商は九回表まで１対３と今大会初めて先行されます。９回裏二死一塁から八番と九番の代打が初球狙いでまず１点を返すと、一番山口が中越え二塁打を放ち逆転サヨナラ勝ちを収め、三年連続の出場を果たします。そして組み合わせ抽選。相手は東陵（宮城）、決勝で東北を破った初出場校です。このチームには四番に横浜に行った井上純がいました。またもや初出場校ということで、「何としても勝つ」と思った事でしょう。昭和63年夏　１回戦東　陵０２０００００００＝２００００００２１×＝３福井商東陵は背番号11の下手投げ・高橋が先発。この高橋のモーションに福井商は六回まで散発３安打と苦しみます。しかし七回裏、北村が本塁打を放ち、ようやく福井商打線が目覚めます。そして一死三塁で石田がスクイズを決め同点に追いつきます。さらに八回裏、徐々に高橋のリズムがおかしくなり、三塁へけん制球を投げましたが、これが悪送球とあり、決勝のホームを踏み、福井商が勝ち越します。そして九回表、吉沢が最後の打者を打ち取りゲームセット。吉沢と石田のバッテリーはまるで優勝したかのごとくマウンドで抱き合いました。ようやく福井商が長い連敗のトンネルから抜け出した瞬間でした。こちらに動画があります。https://youtu.be/4IhHA8s_2dsそして次の対戦相手は好左腕・前田や九州のバースと言われた山之内擁する福岡第一です。まずは試合スコアから見ましょう。昭和63年夏　２回戦福岡第一００００００００１００２１＝４００１００００００００２０＝３福井商この試合は福井商が先制。吉沢は八回まで福岡第一打線を３安打に抑えますが、九回表二死三塁から安打を浴び同点に追いつかれます。そして試合はナイターへ。延長十二回、福岡第一は２点を勝ち越すも、その裏の福井商は石田のスクイズなどで再度同点に追いつきます。しかし延長十三回、相手エースの前田がタイムリーを放ち、福岡第一が再び勝ち越しに成功します。その裏福井商も最後粘りを見せますが、結局無得点で試合終了。福井商は惜しい試合を落としました。その後、エース吉沢がマウンドの土を拾ってグランド整備の人に一礼をするシーンがあり、この場面はこの年の想い出甲子園で放映されました。そして北野監督も「まずは選手たちにお礼を言いたい」と言っていたのが印象的でした。この戦いぶりが認められ、２回戦敗退にもかかわらず福井商はこの年の国体に選ばれました。県立校で小柄な選手が多く、プロが注目する選手がいない中、この年の福井商は持っている力を全力で出せたのではないでしょうか。感動を残してくれたチームでした。こちらに動画があります。https://youtu.be/-NCPfohqn6oよければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/23

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  高校野球についての考察～北北海道編４～

  皆さまこんにちは。今日は北北海道編４をお送りします。＜過去の夏の大会の振り返り（2009～2015年）＞2009（平成21）年　旭川大１回戦　０－２常葉橘（静岡）2010（平成22）年　旭川実１回戦　１－５佐賀学園2011（平成23）年　白樺学園１回戦　３－２鳥取商　延長11回２回戦　７－８智弁和歌山　延長10回サヨナラ負け2012（平成24）年　旭川工１回戦　８－９龍谷大平安（京都）　延長11回サヨナラ負け2013（平成25）年　帯広大谷１回戦　３－４福井商2014（平成26）年　武修館２回戦　２－４八戸学院光星（青森）2015（平成27）年　白樺学園１回戦　３－４下関商（山口）　延長11回サヨナラ負けこの７年間では白樺学園の１勝のみ。最近はいい戦いをしてはいるのですが、どうももう一つ押し切れないのが特徴です。特に平成25年の帯広大谷は福井商相手に８回表まで２対１とリードしていたのですが、８回裏に３点を取られました。９回にに亀井が本塁打を放つも及ばず。背番号11の超遅球派・佐藤が踏ん張っていましたが、最後に力尽きました。福井商の徹底したバントに対し、帯広大谷は再三バントを試みるも決まらずで、この辺りが明暗を分けました。なお、白樺学園は３回出場していますが、これまで初戦の相手は全て県立の商業高校です（高知商・鳥取商・下関商）。そのうち勝てたのは鳥取商です。来年は少なくとも１勝、できればミラクル旭川実を超える成績を残してほしいと思います。よければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/18

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  高校野球についての考察～北北海道編３～

  皆さまこんにちは。それでは北北海道編３をお送りしたいと思います。＜過去の夏の大会の振り返り（1999～2008年）＞1999（平成11）年　旭川実１回戦　５－１久賀（山口）２回戦　４－１新潟明訓３回戦　０－６柏陵（千葉）2000（平成12）年　旭川大１回戦　２－９柳川（福岡）2001（平成13）年　帯広三条１回戦　０－８玉野光南（岡山）2002（平成14）年　旭川工２回戦　０－10福井2003（平成15）年　旭川大２回戦　１－９小松島（徳島）2004（平成16）年　旭川北２回戦　３－６岩国（山口）2005（平成17）年　旭川工１回戦　０－６済美（愛媛）2006（平成18）年　白樺学園１回戦　７－10高知商2007（平成19）年　駒大岩見沢１回戦　１－７帝京（東東京）2008（平成20）年　駒大岩見沢１回戦　８－６下関工（山口）２回戦　８－３盛岡大付（岩手）３回戦　３－15智弁和歌山この時代はまず平成11年の旭川実。初出場に続き、この大会も２勝を挙げました。なお、この時の伝令役が、今年流行語大賞にベスト10入りを果たしたとにかく明るい安村でした。その後は暗黒時代が続きます。中々出るだけで精一杯な感がしますが、その中でも平成16年の北北海道大会決勝は中々印象に残っています。決勝戦で15四死球を出しながらも、自らタイムリーを放ち５失点で完投した旭川北・岡久投手や、好投手佐藤を擁し、準決勝では６失策ながらもなんとか勝った雄武高校。最後は佐藤が捕まり涙を呑みましたが、雄武の戦いぶりは過疎地の高校でもやればできるという希望を与えてくれました。なお旭川北は44年ぶりの出場でした。平成18年の白樺学園は北北海道からは久々の打力のチームでした。不運だったのは、２年生の森捕手が試合前のシートノックで負傷し、この試合出られなくなったこと。２番手の捕手が出場をし、この捕手も２点タイムリーを放つのですが、先発の中川があまりにも突然の出来事で急遽慣れない捕手と組んだせいか中々調子が出ず、３回までに本塁打を含む４失点をします。２番手の大竹口がマウンドに上がり、中盤をなんとか抑えますが、７回その大竹口が本塁打を浴びるなど一挙４失点。さらに再びマウンドに上がった中川も８回に失点をします。捕手のアクシデントが無ければどうなっていたでしょうか？それにしても開幕戦でアクシデントがあったにもかかわらず、精一杯戦った初出場の白樺学園、北北海道代表としては久々に打力を見せつけて甲子園を去りました。平成19年からは北海道の区割り変更があり、北空知地区の駒大岩見沢が代表になりました。この駒大岩見沢、平成25年度末で廃校になりましたが、平成19年夏から20年夏まで３季連続出場を果たし、まさに最後の輝きとなりました。平成20年は春夏共に開幕戦で登場。春は21世紀枠の成章（愛知）に２対３で敗れました。この時の成章のエースは今をときめくヤクルトのライアン・小川でした。夏は駒大岩見沢初の夏の大会２勝を挙げました。１勝目は下関工で、３回裏に一挙６点を取った時は「勝った」と思いましたが、中盤以降下関工打線が駒大岩見沢の先発・板木を捕らえ、結局８対６で何とか逃げ切り、駒大岩見沢が夏初めて校歌を歌いました。２回戦は盛岡大付で、８対３で快勝。３回戦は智弁和歌山で、終盤まで３対２とリードをしていましたが、８回に４番中本の１イニング２打席連続ホームランなど一挙11失点、結局３対15で敗れます。なお駒大岩見沢が昭和60年にセンバツに出た時の初戦の相手がこの智弁和歌山で、その時は３対１で駒大岩見沢が勝っており、この試合は智弁和歌山がその時のリベンジを果たした格好になりました。なお、智弁和歌山はこの昭和60年のセンバツが初出場でした。次は平成21年以降について解説をします。よければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/14

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  高校野球についての考察～北北海道編２～

  皆さまこんにちは。お待たせしました。北北海道編その２です。＜過去の夏の大会の振り返り（1989～1998年）＞1989（平成元）年　帯広北１回戦　０－10尽誠学園（香川）1990（平成２）年　中標津２回戦　４－５星林（和歌山）延長10回1991（平成３）年　旭川工２回戦　３－５鹿児島実1992（平成４）年　砂川北１回戦　４－５北陸（福井）1993（平成５）年　旭川大１回戦　５－１福井商２回戦　３－11育英（兵庫）1994（平成６）年　砂川北１回戦　６－５江の川（島根）２回戦　１－10北海（南北海道）1995（平成７）年　旭川実１回戦　５－４松山商（愛媛）２回戦　15－13鹿児島商３回戦　４－２銚子商（千葉）準々決勝２－３敦賀気比（福井）1996（平成８）年　旭川工１回戦　０－４ＰＬ学園（大阪）1997（平成９）年　旭川大１回戦　３－６高知商1998（平成10）年　滝川西１回戦　２－６智弁学園（奈良）この10年間ではやはり平成７年のミラクル旭川実の活躍でしょうか？１回戦では翌年優勝の松山商に競り勝ち、２回戦では９回２死ランナー無しから４点を取り大逆転、３回戦ではこの年のセンバツ準優勝で強打者澤井を擁する銚子商に逆転勝ち。準々決勝では９回裏に４番岡田の二塁打で２点を返すも及ばず。しかし夏の大会ではこのベスト８が今でも最高成績です。センバツでは平成５年に駒大岩見沢がベスト４入りを果たしていますが…。もう一つ思い出に残っているのが、平成２年の中標津です。部員19人で人口よりも牛の数が多い町からの初出場には私もびっくりしました。試合は終盤に中標津が同点に追いつき、更にチャンスがあったのですが、打球がランナーの足に当たり守備妨害でアウト、結局延長10回に武田が打たれサヨナラ負けを喫しました。しかしこの武田投手、北北海道大会では53イニングを投げて54奪三振。甲子園でも９回と３分の１（もしくは３分の２）を投げて10奪三振と好投しています。この武田投手、チームが初戦敗退にも拘わらず好左腕ということで、高校日本代表にも選ばれています。ちなみにこの星林と中標津、今年なんと当時のメンバーが集まり試合をしたそうです（この日は引き分けに終わったそうです）。星林野球部ＯＢが中標津と北海道で25年ぶりの親善試合ちなみに平成８年の旭川工・鈴木投手も初戦敗退ながら高校日本代表に選ばれています（ＰＬに敗れたものの８回を投げて被安打８・無四死球・９奪三振の好投でした）。よければクリック願います。にほんブログ村

  2015/12/12

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