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カテゴリ:キャンピングカー
我々は後付けエアコン業者ですが、キャンピングカーメーカーでは作りながら先に付けます。
どちらが簡単か難しいかと言うと、勿論先に作りながら取り付けたほうが楽ですね。 さて、SOSの電話がありまして納車前の点検をしていたらキャンピングカーメーカーのテスト不足でエアコンから水漏れありで困っているとのこと。 私は自分の仕事は一時停止してそちらへ走りました。 銀線名人オリジナルのダブルドレン方式を真似?はしてありますが完璧ではありませんでした。 それと取り外して最初から取り付け直したいのですが新車を壊さないと無理なのでそれは出来ません。 水漏れの原因は不適切な取り付け、つまり、ドレンの落差が取れてはいないのです。 水は高いところから低い所へ流れるので空気だまりがあったら即水漏れがおこります。 中から壁を壊すことも外から壊すことも数十万円かかるので出来ません。 室内機の取り付け高さをあげるしかありません。 そうすれば多少ですが落差が取れます。 室内機は背板に引っ掛ける方式です。 引っ掛ける分だけ高さを低くしないといけません。 先に引っ掛けてから取り付ける裏技を使います。 最盛期は年間1000代あまりを取り付けてきた我々は如何なる条件の悪い量販店が断わったものでも取り付けてきました。 その中でも今回のは最悪ですがやり方はなくはないです。 我々は吊り金具と呼んでるものを2台分使います。 我々には秘密は余りありません。 どうぞ真似をして下さいと公開いたしますが、不思議なことにうまく真似をしてはくれません。 いくらでも有料でお教えしますので申し出てください。 ある程度腕のレベルが高くないと無理です。 または頭が硬いと無理です。 これで、引っ掛ける分だけ高さをあげることが出来ました。 一時間ほどテストするともれてくるという事なので昼飯に向かいました。 食べ終わった頃に電話がありまして水漏れありと言うことです。 即戻りましたが、これも想定内です。 ドレンを高い位置にビス留めしてあるのが原因ですがそれが中の壁を壊さないと外れません。 偉大なる素人の銀線サンタ氏にアイデアがないかと尋ねると出てきました。 我々二人が匙を投げたものを外せると言うのです。 但しエアコンのルーバーを傷つける恐れがあるので私がそれを外すとアッサリと外しました。 素人パワー恐るべし!! 素人も凄いが、それを引き出させる私も凄い。 コラボが成功しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月25日 05時26分26秒
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