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2010年04月14日
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佐渡裕×沢井一恵×坂本龍一
「箏とオーケストラの響宴」



グバイドゥーリナ:樹影にて~アジアの箏とオーケストラのための(1998)
Gubaidulina : In the Shadow of the Tree ---- for koto, bass koto, zheng, and orchestra (1998)

十三絃箏、十七絃箏、ツェン[中国箏]の三面を用いる。
冒頭、
ピッチとしてはひとつなのに、
音色を変えて、ひびいてくる、絃の音。
ほぼ30分、まったく飽きさせないみごとな力技。



プロコフィエフ:バレエ組曲《ロメオとジュリエット》より

オケがとてもよくなっている。
「世界中でオーディションを行い、
世界各地から若手演奏家を集め優秀な人材を輩出するアカデミーの要素も持つ、
世界でも類を見ない新しいシステムのオーケストラ」だそうな。
兵庫芸術文化センター管弦楽団。
設立は2005年9月。
こちらとしては、プロコフィエフ、「はしやすめ」的な気分でいたのだが、
すっかり忘れていた、けっこう好きなのだった、このバレエ曲。
いつもはバレエで見ていて、コンサートで聴くのははじめてなのだが、
隅々まで記憶にあるから、音楽の場面場面で、バレエの様子まで脳裏に浮かぶ。
チャイコフスキーのバレエだとこうはいかない。
ハリウッドならぬ、モス・フィルムの大衆操作的音楽の魅力、か。
(アドルノは聴いたことがあるのだろうか……何か言ってほしかったものだな)



休憩後に佐渡裕と坂本龍一がステージにあらわれ、かんたんなトーク。
そして、

坂本龍一:箏とオーケストラのための協奏曲(2010、沢井一恵委嘱作品、初演)
R.Sakamoto : Concerto for Koto and orchestra (2010, commissioned by Kazue Sawai, premiere)

still, return, firmament, autumn
の4つの部分からなる。

もちろん、西洋的な二項対立はとらないだろう、
とおもってはいた。
だが、こうなる、というのも予想はできなかった。
こういうかたちで箏とオーケストラが併行するとは、と。

はじめのパートを聴きながら感じていたのは、『out of noise』からのつながり。
だが、このかなりはっきりとでてくる、
「箏」にあまりに根ざしているペンタトニックは「いかん」のじゃないか、
などともおもっていた。
そうではなかったのだ。そこだけですむことではなかった。はやとちり。

四面の箏、
四つの調律、
それが四季とつながってゆく-----
四季、それも、かなり異なった4つの季節、
コントラストをなす四季というよりは、ケージの《四季》、
インド思想を念頭においた、ひとの生や精神状態をめざそうとした、
ケージの作品が、ふと、脳裏をかすめた。
ここにあるのは、ヴィヴァルディやハイドンではない、
かといって、日本でも春夏秋冬と呼ぶようなものでも、じつは、ない。

ひとつひとつのパートが、あいだ、わずかにポーズをとっていて、
せっかくだからattaccaだったらいいのに、とおもっていた。
あいだがあいてしまうと、つい、聴き手は、気をぬいたり、咳をしたりしてしまうから、と。

『out of noise』の、フレットワークに奏させていた、一種の偶然性的なかさなり、
そうしたところも、弦楽にはわりあてられていたのだったろう。
何よりも驚きだったのは、
いろいろな楽器をわざと重ねることで逆に、モノクロームにちかづけてゆく、
その、たとえば坂本龍一が映画の音楽でおこなっている色彩感を、
むしろ、消すような方向をとっていたところだ。
こうしたところだって、『out of noise』には、たしかに、ありはした。
でも、あの編成ではなく、しっかりと二管編成をとりながら、そうしない、ということ。
拒む、こと。

箏とオーケストラの作品を委嘱され、どう作曲するのか、
その困難さは想像できる。
「現代音楽」のスタイルで、特殊奏法をさまざまにとりいれて、か、
「ポップス」とけっして遠くないところで、聴き手に親しめるようにする、か、
その「中間」をとった、「ライト・クラシック」のようにする、か、
坂本龍一は、こうしたどれとも違った道をとるだろうことは予想できはしたが、
具体的に、じゃあ、どうなのか、といわれると、わからなかった。
そのかたちが-----

最後の4番目のパート、
ああ、おくっているのだな、
と、
この音楽は、おくっているのだ、と、
四季のめぐり、冬から春、夏をおくってゆくのが秋なんだと、
そして、
なにかをおくる(送る)とともに、音楽をおくる(贈る)なんだと、
坂本龍一が、この曲を書きながら、さまざまな「おくり」を
意識的か意識せずかわからないけれど、織りこんでいる、
わたしはそれをつよく「感」じていた。
けっして「ひとごと」ではないものとして。

そのときには、しかも、
箏には「メロディ」なんてない、
なくなっている。
ただ、特殊奏法の、楽音ではないひびきばかりがたてられている。
はじめのパート、stillにあったペンタトニックは、
わざと「はじめ」におかれている、
それはむしろ、だんだんと散らされてゆく、
べつのところにゆくためにこそ、あった、のだ。
それは、ひとつの身体、ひとつの「型」、
ある特定のところで形成されてくる「文化」なのかもしれない。
そうしたものが、だんだんと変形し、こわれてゆき、
「楽音」ではないところへと散ってゆく。
あれは、ちり、cendre、なのではなかったか。
そう、だから、
4つめのパートで、箏は「うた」わない。
それでいて、オーケストラのひびかせている「うた」のありよう。
箏とオーケストラとは、「協奏/競争」せず、二つ、ともに、ある。

4つのパートを沢井一恵が弾いていとき、
「ことじ」がとんだ。
もちろん偶然なんだろう、でも、そうでもなく感じていた。

この「コンチェルト」をとおして、
ケージ晩年の「ナンバー・ピース」がより鮮明に、より身近、
いや、ぐっと近くに、
感じられるようになっていた。

2010年4月13日(火)19:00- 東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル






Last updated  2010年04月15日 20時43分11秒
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