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2010年05月13日
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大阪へ。
新幹線内で食事をとりそこねたので、
中之島バーガーの姉妹品、中之島ビーフサンドを。



ホテルにチェック・インしてから
阪急古書のまち・かっぱ横町へ。
先を急いでいたこともあり、あまりじっくりみられず、
結局、収穫もなし。



ザ・シンフォニーホールで、
大阪センチュリー交響楽団第151回定期演奏会
のゲネプロ、15:30より。

全2部、70分ほどかかる
メンデルスゾーン《交響曲第2番変ロ長調作品52「神をたたえる歌」》。
冒頭にでてくるトロンボーンのテーマがいろいろなかたちであらわれてくる。
メンデルスゾーンは、ちょっと偏見を持っていて嫌っていたのだが、
元気のいい、何よりも「わかりやすい」曲である。
第1部「シンフォニア」で、オケのみ、
第2部に、ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノールのソロ、合唱がはいる。
オルガンのつかい方もうまい。
とはいえ、やはり70分はながい。
テーマは、耳について、いまだに脳内で反復している。
何かに似ている、と、いろいろ考えてみるに、
「敵は幾万ありとても/すべて烏合の勢なるぞ」を
長調にした、といったところだろうか。

メンデルスゾーンの後、
高橋悠治《大阪1694年》。
芭蕉が1694年に大阪で客死する、
そのときに詠んだ14句から14曲が得られる。
各曲の前に、指揮者が「朗読」というふうにではなく、
どちらかといえば、さりげなく、詠む。
作曲者は、「ご当地ソング」と笑っていたものだが、
スコアとパート譜の区別がない、全員がおなじ楽譜をみて演奏するもの。
「オーケストラは古典的2管編成だが、
弦は左に第1ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、
右に第2ヴァイオリンとヴィオラ。管の第1奏者は左、第2奏者は右に分かれる。」
テンポも小節線も拍も強弱もフレージングもないから、
奏者は、ひとの音を聴きながら、自分で弾き方を考えなくてはならない。
「芭蕉の連句衆の座のように、平等な創造の空間でありたい。」
それはまた、大阪センチュリー交響楽団の「困難な状況」を重ね、
「生きるのも、音楽を続けるのも、いまこの場での実験の継続にかかっているだろう」
というところにおいて、
個々の演奏家に、
ただ与えられた楽譜を演奏する、のではない、発音と音楽生成を託すわけだ。
管の左右のひびき方、弦の、そして管の高/低のひびき方、
(そして、当然、左右の配置による、空間的な音響配置)
ソロとしてあらわれてくる線のうつくしさ、
「猪の床にも入るやきりぎりす」での、ざわざわっとした感触
(個々の句と曲とのつながりが、こうしたところでは気になる)、
各曲の終わりと次の曲との入りのつながり、
最後の「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」での、
グラン・カッサとウッドブロックのアタックと反響、
などなど、聴きどころは満載。
ぜんぶでほぼ30分だから、各曲は2-3分というところだろうか。
短く、それでいて、つづいてゆくと堆積するのではない、ありよう。

19時に本番開演。
《大阪1684年》のあいだじゅう、
となりの女の子は束になったちらしをめくっていたので
気が散ってしょうがない。
とりあえずでも、ゲネプロで聴いておいてよかった。
後半に、その子(と友人2人)は、もういなくなっている。
何をしにきていたのだろう?

会場には東京から来ていた人たちが何人も。
もちろん、関西の人たちもいて。

前半と後半、オーケストラも、聴衆も、
空気のかんじがちがっていたところがおもしろい。

メンデルスゾーン作品に加わるのは、
ソプラノ=浜田理恵、メゾ・ソプラノ=寺谷千枝子、テノール=永田峰雄、
びわ湖ホール声楽アンサンブル、大阪センチュリー合唱団。
指揮は沼尻竜典。
身近に浜田理恵がいたのは久々だったのに、挨拶しそびれたのが残念。





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Last updated  2010年05月15日 11時04分14秒
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