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2011年04月18日
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読売日本交響楽団第503回定期演奏会(サントリーホール)。
震災で失われた命のために、予定されていたプログラムに先だって、
シルヴァン・カンブルランは、メシアン《忘れられた捧げもの》を指揮。

プログラムは、
プロコフィエフ《ロメオとジュリエット》抜粋
ラヴェル《ピアノ協奏曲 ト調》
[intermission]
ラヴェル《左手のためのピアノ協奏曲》
ラヴェル《ボレロ》

震災後、音楽のみのコンサートにでむくのはこれが最初。
ロジェ・ミュラロの弾く2曲のラヴェルの協奏曲を聴きながら、
感じていたのは、
音楽を聴いてもいいんだ、と、
音楽にもどれる、と、
自分にはラヴェルがあるじゃないか、ということ。

長身のミュラロは、カンブルランとならんでもずっと大きい。
鍵盤をみていないとき、
顔が、指揮者ではなく、後方の打楽器のほうにむいている。

拍手が多く、ミュラロは、アンコールとして、
メシアン《前奏曲集》のなかから〈Colombe/鳩〉を弾く。
そのうしろで、ピアニストをみつめる指揮者。

《左手》を聴きながら、
この曲目のならびが周到に考えられていることに気づく。
2つのコンチェルトは併行して29年から30年、31年に作曲され、
《ボレロ》は1928年。
2つのコンチェルトのあとに、べつのものを持ってきてはいけない。
そうではなくて、《ボレロ》だからこそわかることがある。
単にこれらが近い時期に書かれただけではなく、
似たような要素によって組み立てられていること、
オーケストラの楽器の使い方において、共通していることが、
「みえる」ように、ひびかせられる演奏なのだった。
特に、トロンボーン、コーラングレ、そしてハープ。
《ボレロ》において、こんなふうにハープがつかわれているのか、
と気づかせられた演奏はなかったようにおもう。

2011年4月18日(月)、サントリーホール





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Last updated  2011年04月19日 14時06分59秒
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