宜保愛子の部屋

2005/04/08(金)11:46

母の霊視体験(6)

霊視体験(20)

宜保さんの人気はその後、大槻教授の「疑惑の霊能者」などの出版物によって叩かれ、また個人霊視に高額な鑑定料をとると週刊誌に報道され、下降していった。年に一度の北海道セミナーも、ホテルの会場で、毎年70人程度の参加であった。 宜保さんの鑑定料は確かに高い。しかしそれは相談者の価値観の問題であって、私には十分な報酬だと感じた。制限された30分間という時間が問題ではなく、その時間に凝縮された内容であった。 母の一回目の個人霊視から2年後、私の妹が見合いをした。妹はもう10回近く見合いをしていた。 母はその縁談を、宜保さんに霊視してもらうことにした。相手の男性は確か、高校の教諭だったと思う。妹はいつも単独で見合いをするので、母はその男性の顔も知らず、宜保さんに、その人の名前と生年月日だけを用紙に書いて渡した。 霊視内容は、妹がこの見合い話を断れば、もうよい縁談はなく、最後のチャンスだと言うものであった。「この人は娘さんに優しく接し、娘さんの言うことは何でも聞いてくれる人ですが、このお姑さんは、早くにご主人を亡くし、女手一つで子供さんを育ててきているので、性格的にきつい方です。それさえ辛抱すれば、よい縁談だと思いますよ。」と霊視されたと母が伝えた。そして宜保さんは「それにしてもみったくない人ですね~!」と付け加えたそうである。 私と母は、その後「どんな顔なの?」と妹に訊いたが、言葉では表現できないくらいだと答えた。

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