植田正治の世界
写真が好きでなんとなく行ってみた植田正治写真美術館。はっきり言ってぜんぜん知らない方だった。強いて言えば福山雅治の写真の師匠ってこと。そんな思いで入館。ふ~んと思いながら一つずつみていく。しかし、ある写真で足がとまった。女の子が4人横に並んでいる。「少女四態」衝撃が走った。少女四人ともカメラ視線ではなく各々ポーズをとっている。そこで「植田調」という言葉を知った。面白い。新鮮。天才。彼の存在位置がぐ~んとあがった。それから彼の写真の虜でよくよく見ていった。地元や砂丘へのこだわりにも感銘を受ける。感動のままショップにいき「少女四態」の写真集を購入しようとする。しかし残念なことに閉館時間の17時を15分オーバー。館内の女性に買いたいという意思を伝えても、時間すぎています。金庫しまいましたから。の冷たい返事。鳥取に住んでいればいつでも行けるから問題ないがどこから来たとか考えないのだろうか。普通のスーパーや電気屋さんではもうありえない融通の利かなさ。何も買えず美術館を去る。地元に帰ってきてネットで購入。ここなら時間を気にしなくても買える。ちゃんと「少女四態」も入っている。それがこれ。植田正治の世界