2006/11/27(月)10:41
Automator Tips リストを無理矢理テキストにする
このカテゴリにエントリ書くのは久しぶり。
いや、このヌメモ自体もかなり久しぶりなのだけれども。
このところ、ちょっと根を詰めてAutomatorをいじってみた所、こりゃ素人にはキッツイ、と言う所が幾つかあったのでTipsにして公開してみる。
・テキスト→テキストで受け渡したのに反映されない
たとえば次の場合、やっていることは「ファイルを指定」→「内容のテキストを連結」→「新規メール」と言う流れなのだけれども、新規メールにテキストが入らない。
(さようなら.TXTには、「さようなら」とだけ入力してある)
結果
結合部分は以下の様になっているので、問題はないはずなのだが………
2番目の「テキストファイルの連結」の後に「結果を表示」を入れてみると、「{”さようなら”}」と表示される。
この、バーレン{}で囲われているのは、実は「テキスト」じゃなくて「リスト」なんだな。
なんでテキストって書いてあるのにリストが渡されているのか皆目見当もつかないが、どうしてもテキストじゃないと困る時がある。
と言うわけで、Applescriptをつかって、強制的にテキストにする。
真ん中の一行を書き換えるだけ。
直後にも「結果を表示」を入れてみて、どのようになったのか確認する。
バーレンが取れているのがわかる。
これでばっちり、テキストとして渡されて、新規メールにも反映される。
(注:俺の環境じゃならネーよ!と言う人もいると思う。そういう場合は、強制的に渡されるデータをそろえるしかない。マテ次号)
このワザは、ちょっとイレギュラーだけどもとても役に立つ。
特に、「シェルスクリプトを実行」から渡される返値は全部リストだから、それらを再利用する時とかにも役に立つ。
次回は、もっと暴力的にデータをそろえる方法。