二等星までしか見えません
仕事を終え、とっぷりと日が暮れた宵。空を見上げると、冬の星座は西南に傾き、冬に逆戻りした陽気とは裏腹に、空は冬の終わりを告げていました。オリオン座も、和名の鼓星よろしく、四辺の星と腰の三ツ星だけが見えて、それより暗い星はほぼ街の灯りにかき消されていました。光害といってしまえばそれまでなのですが、そんな仙台でも、その鼓の内側も、無数の小さな星に埋め尽くされ、空一面がきらめく星の海になったことがあります。そう、2年前の今日です。地上が、夜空よりも深い漆黒の闇となり、わずか数キロ東は、漆黒の地ではなく、深淵の黒い波に呑み込まれ・・・数多の群星が、ついさっきまでは地上で煌めいていた命にも思えて、満天の星空は美しいとは思えても、奇麗と感じる事が今でもできません。朝、出社前にちょこっと観たテレビ。もう他人事。テレビ的に絵になるものしか映していません。上っ面撫でただけで貴重な教訓を活かせと語る→ふるさとを愛することは愚かですか?しかめっ面で子どもたちを守れ→散々恐怖を煽っておいて、支那の汚い空気を吸わせているのは誰? くだらない低俗番組に電力を浪費しているのは、誰?もちろん糞電波だけないのは承知してます。今HISTORY CHANNELでキズナノキオク観てます。