1981

なぜ今まで圧力鍋を持っていなかったのか？

​これは偏に、結婚祝いに頂いた、​ティファールの早ワザ鍋クィクック​のせいだと思っています。
詳細は、リンク先の価格.comの紹介記事を見ていただくとして、なんと言いますか、圧力鍋になりそこない、みたいな中途半端〜なお鍋なんです。
今思えば、これは圧力鍋ではないですね。
具体的な圧力なんてどこ探しても書いてないです。
「25%時短」これが全て。
25%ってね、そんなに劇的に短くなってないです。うっかりすると、気づかないレベル。
このなんちゃって加圧を体験し、使えねぇな、と思った私。

圧力鍋なんて大したことない、と思っちゃったんです。
しかも、この鍋はやたら大きくて（容量4.8L）洗いにくいし、蓋もごちゃごちゃしてて手入れも面倒だし、付属のガラス蓋は切り欠きを合わせないと閉まらないという使いにくさ、おまけに鍋本体はティファールお得意のコーティング仕様（匂い移りしやすく長く使えないので大嫌い）。
文句ばっかでごめんなさいね。でも、今はもう売っていないのが答えだと思うんです。
頂いておいて何なんですが、とにかく気に入らず、早々に手放してしまったわけです。

そして、うちで常時使用している鍋（​ジオプロダクト​）が本当に優秀で。
全面多層ステンレス鍋で、余熱調理ができるので、ある程度煮たら、あとは火を止めて放置。
この使い方って、圧力鍋に通ずるものがあるのですが、火の通りは穏やかなので、煮崩れしにくく食感は失いません。
ある程度時間はかかりますが、普通のお鍋よりは加熱時間は短くて済むんです。
これでいいんじゃないの、って思ってました。
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なぜ今更圧力鍋が欲しくなったのか？

圧力鍋を毎日のように愛用しているママ友に影響されました。
利点を聞く中で、刺さったのは、まず早さ。
レシピ集見せてもらったら、クィクック何だったんだ、っていう短時間。
ジオの場合、煮豆なんかはそれなりに時間かかるので、気軽には作れませんでした。
それが1時間もかからないとな？（うちには煮豆に目がない息子が...）
そして、独特の食感。ホロホロに煮たお肉とか、骨まで食べれる煮魚とかは、ジオでも無理。
これも短時間でできちゃうんですってー。
あと、玄米。これは、KAMADOやル・クルーゼでも試したけど、どうにも美味しくなくて。
圧力鍋なら美味しく炊けると聞きました。
他にも、おでんのこんにゃくの味染みがいいとか、蒸し料理も短時間でできるとか。
こんなに利点があるなら、使ってみたい！
ジオやルクと機能的に被らない点が多く、買う価値がある、と思いました。
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早速選びましょう選びましょう。求める条件

見た目が好み：これ必須。
洗いやすい：これも必須。
作動圧力：強め。こちらのブログ記事​で作動圧力なるものをにわか勉強した結果、
　　　　　私の求めるものは高圧、と思いました。
　　　　　他の鍋ではできないところをカバーして欲しいので。
　　　　　加減を間違えると溶けちゃったりするらしいですが、溶けたらスープで頂きます。
メーカー：こだわりなし。私の周りはティファール率高め。
重さ：気にしません。だって、うちのお鍋たち、みんな重いので。重い鍋には慣れている。
容量：よく食べるママ友家で4Lで充分とのことでしたので、4L以下で。
　　　出すのが億劫で使わないのは勿体無い。量作れなくても扱いやすい方が大事です。
大きさ：直径20cmだと嬉しい。手持ちの蓋が使い回せるので。
値段：1万前後でお願いします。海外高級メーカーは無理だなぁ...素敵だけど。
　　　でもさ、ピカピカしてるから素敵なんだと思うの。
　　　どうせズボラでピカピカ保てないからいいの。
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検討したメーカー​

ティファール：操作性は良さそう、でも、圧が低い、値段が高い、でパス。
アサヒ軽金属：圧高い、​圧かかった時のフリフリ​可愛い、そこ動くのー！！
　　　　　　　でも、ネットショップにはあまり卸してないんですね。
　　　　　　　新聞の折込チラシか電話か公式サイト...独特な販路です。高齢者向け？
ワンダーシェフ：圧高い、オースの黒もろ好み。
　　　　　　　　オースプラス（80/140kPa切替）が出たせいか、
　　　　　　　　オース（140kPaのみ）が投げ売り状態で、一番小さいのが1万ちょい。
　　　　　　　　3Lだけど、お米4号炊けるなら全く問題なし。

結局買ったのは、こちら。


なんだかんだで、私がものを買う基準って、見た目なんだな、って思いました。
いや、見た目が良けりゃ買うってわけじゃないですよ。
機能は重視してるけど、どんなに高機能でも、許せないデザインなら買わない。
手持ちの鍋の色と馴染まないなら、デザインそのものは気に入っても買わない。
大事なことです。