2009/05/30(土)21:38
ツクシとスギナが合体した?イヌスギナ
ツクシ。漢字で書くと「土筆」。
まだあまり緑の濃くない野に、土の中から顔を出し、野に春の訪れを告げてけれる花(?)。
佃煮風煮ものやたまごとじ、和えものなど野草料理となって春を感じさせてもくれる。
ところが、ツクシがほぼ一段落に近いこの時期に、もう一つのツクシが野に現れる。野というより水のあるところ、田の畦などに現れる。
上の写真だけ見ると普通のツクシだが・・・・。
ツクシにしては茎の部分が緑っぽく細い。
実は、こんな形で咲いて(?)いる。
ツクシとスギナが合体した形。
突然変異?
いえいえ、周りにはたくさんあります。
その名は、イヌスギナ。
植物で名前に「イヌ」と名が付いた場合、大体は「役に立たない」という意味で使われることが多いように思います。
ということは、これも役に立たない。
人間の目から見て、スギナやツクシが役に立つという意味は・・・・。
ツクシは野草として食べられる。そのくらいしか思い浮かばない。
では、このイヌスギナは・・・・?
食べられないそうです。むしろ有毒。これを食べた牛が中毒症状をおこしたといわている。皆さんもご注意を。