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豊永せつこ  

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 ≪保育者の人間性≫


 これからの保育は、子ども専科では存在意識が危ぶまれます。
 親の支えとしての機能も身につけて再出発すべきでしょう。

 そのためには、私たち自身が、目先の技術のみに窮々とするのでなく、
 自らの人間性をいかに磨くかということを、今後の大きな課題にするべき
 だと思います。

 研修のあり方等も再考されるべきでしょう。
 技術一辺倒から人間性追求型カリキュラムへと脱皮することも必要です。

 その中で高まりゆく保育者。
 その姿が、まわりの保護者や子どもたちにも見える。
 そういう「中身の見える」保育が、これからのテーマだと思います。
 そこには「信頼」という新しい光が芽生え、「保育の夜明け」が始まること
 でしょう。

 その光が、樹々の若葉の光に負けないよう照り輝くことを、
 祈りたいものです。


   (『人生満開(せつこママの“心で子育て”』~保育の衣がえ より
                著:豊永せつこ  発行:フレーベル館)
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