テーマ:精神病 退院後の生活(471)
カテゴリ:ことば・本
以前、この本を買ったことをFacebookに書きましたら、 市川三本松教会の牧師先生から、 「私も購入しようと思っています」とコメントをいただきました。 有名な北海道の「べてるの家」と教会のいきさつが書かれている本です。 具体的な問題が、わかりやすく書かれています。 いま会員になっている町の教会の牧師夫妻にも、お読みいただきたいと思います。 その中で、驚いたのが、 私も通っているアルコール依存性の自助グループ「A.A」を参考にして、 統合失調症の自助グループがあると書いてあったことです。 統合失調症は依存性と違った症状があるので、 当事者だけでミーティングを運営、維持していくのは、むずかしいのではと。 ここで考え込んでしまいました。 私は以前から、依存性そのものよりも、解離性障害の症状の方に困っているので、 「解離性障害の自助グループはないのかな」と探していたのです。 でも、なかなか見つからないし、 夫に相談しても、 「とつぜん倒れたり、人格変容する人たちだけでは、むりでしょ」 という返事。 「ないのであれば、作りたい」とも考えたのですが、 解離に理解があって、対応できる、健康な医療従事者か宗教家がいないと 危険なような気もします。 それで、解離性障害者はアダルトチルドレンが多いので、 2年すこし前に立ち上げた「ACoA」(アダルトチルドレンオブアルコホリクス) のグループの中で、分かち合っていくことで納得していました。 でも、このままでいいのかな。 解離性障害は、いろいろな症状や種類がある。 同じではない。 でも、落ち着いているときは、優秀な人が多い。 多重人格者だけではない。 そのへんを、理解してくれている人は、まだまだ少ない。 一般の人たちに、もっと知ってほしいし、 当事者同士の希望の分かち合いをしていきたい。 私は、今後なにをしていったらいいのだろう。 どの教会に協力していただけばいいだろう。 いま所属している教会は、正直いって力が弱っている。 それなら、まず、私が教会の奉仕をできるように復活しなければ 誰も協力してくれないでしょう。 「べてるの家」のように、長続きするには、 何か大事なことを多数の人が思い出さなければならないし、 祈っていかなければならない。 焦らず、考えながら、祈りながら、 解離性障害の当事者グループに出会えるよう、目を光らせていきたいです。 精神障害は、 統合失調症や依存性だけではないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月21日 07時35分37秒
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