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ぬるま湯雑記帳

三都物語大阪編

2005年3月18日 三都物語一都目 大阪こてこて散歩

【コース】
大阪駅⇒通天閣⇒ジャンジャン横丁⇒北極星⇒千日前道具屋筋⇒ワッハ上方⇒NGK⇒鶴橋風月

【そもそものきっかけ】
これより3日間に渡る関西旅行は、数ヶ月前に発せられた大阪在住桐安(キリヤス)さんのヒトコトから始まりました。「ビリケンさんにお参りしてすぐ結婚が決まった」…こりゃあ負け犬街道まっしぐらのワタシはお参りしなきゃだめでしょう!通天閣のビリケンさんは過去一度お参りしています。その時は「それほどは」切羽詰ってなかったもんだから、気合が足りなかったんだな。ここんとこ心身弱り気味だったこともあって、開運祈願を兼ねて三都物語ができりゃあ気分も変わってよかろう。人間、気分転換は大切です。そして旅行は一つの有効手段です。
大阪・京都・神戸、神戸は初上陸♪そしてぜーんぶ桐安さんにおつきあいいただくことに。ああ桐安さん、あのヒトコトを発してさえいなければ、桐安さんには穏やかな3連休が待っていた…。
「大阪ではビリケンさんとお笑いが見たい」というワタシのリクエストは、上記のとおり見事に叶えられたことになります。

【今回の狙い】
昨日今日あーすー、変わりゆくワータシー(by谷村新司)…いやもう、なんだかんだいって楽しい大阪観光。

では、行きませう。


★大阪駅かりしゃくほー
大阪駅御堂筋口の書店の前で10時に待ち合わせ。この日の早朝高速バスで大阪入り。9時間耐久高速バス、疲れたことは疲れたけどまあまあ休めた。でも遠いよなあ。梅田のバスターミナル到着後、最寄の新阪急ホテルのトイレで身づくろい。洗面台、お湯が出るのがステキです、同じ考えの女性たちがトイレに結集、顔を洗ったり化粧をしたり。勿論宿泊はここではないぞ貧乏だから。たぶんここにいる皆さん全員そうです。
なんとか形が整ったところで移動。荷物を宿泊先のホテルにおいて朝食もとった。思いのほか快適な朝。ちょっと早く着いたので書店を物色、吉村昭『仮釈放』を買う。大阪まできてなぜこんな重いテーマの本を買ったか自分でも不明。
約束の時間まであとわずか、書店前でぼーっと立っていたらどんどん近づいてくる人が。あれいつの間に桐安さん、顔立ちが変わってしもうた。またピンクのジャケットとはえらいイメチェン…戸惑いまくりのワタシに、おそらく地元のおばちゃんが、めがねを忘れたので地名を読んでくれろと地図を突き出してきたのであった。ワタシもめがねをかけてなくて、ヒトの顔がぼやーっとして分からなかったのだが、桐安さん以外にワタシに寄ってくるヒトがいるとは想定外。びびった。さっそく「関西のおばちゃん」の洗礼を受ける。それからほどなく桐安さんと無事邂逅。ホッとする。<写真1>


★通天閣つーてんかくー  
何はともあれビリケンさんのお参りに。『東梅田』から地下鉄を乗り継いで『恵比須町』まで。金曜の午前中ということもあって通天閣本通の商店街は人影もまばら、通天閣もいい感じに空いていた。エレベーターで5階の展望台へ。まずはビリケンさんにご挨拶。アナタに逢いにやってきました。よろしくね♪挨拶をすませて景色を堪能タイム…のはずが、天気雨が降ったり止んだりの妙な天気のため、見晴らしはイマイチ。今日は一日晴れの予定だったのに、と首をかしげる桐安さん。すみません、山国から雨雪オンナが雲をつれてきてしまいました。そのわりには天気雨雲。
天王寺動物園のフラミンゴの桃色はよく見えた。飛行機も飛んでる、大きく見えるぞ、わーい。眼下には大衆劇場の「朝日劇場」も見え、心ひかれる。景気の悪いス○ワー○ドやフェ○ティバル○―トの話などで盛り上がりつつ、ぐるっと回って再度ビリケンさん。見事な土踏まずをがんがんなでで「へへーっ良縁を授けてください、へへーっ悪縁はばっさり斬ってください」と頼み込む。桐安さんも一緒に頼み込んでくれました。
実はこのハンカチがほしかった。でも見当たらなかったんだよなあ。残念。<写真2>


★ジャンジャン横丁おっちゃん
通天閣を出て、スマートボール場などひやかしつつジャンジャン横丁へ。なぜか知らんが昔ッからこういう場所が好き。浅草と同じにおいがする~。一杯飲み屋さんにもすでに人が。カウンターにてんこもりのキャベツなんかも見える。いいねえ。いつかここで飲んでやるう。将棋所ではおじさんたちが黙々と駒を打っていて、外からのぞいている人もちらほら。ますますいいねえ。将棋所の写真を撮ろうとデジカメを構えたら、若干ガソリンが入っていると思われるおっちゃんがピースで乱入。「撮るよ」といってシャッターを押す。「撮れたんか、ホンマか」と言ったので見せたげようとしたら、どこかにいっちゃった。おっちゃん、いい写真が撮れたのよー。<写真3>


★北極星(追記1参照)帝国ホテル 
ちょっと早いけど混み出す前に、ということで昼食をとることに。桐安さんおすすめのオムライス発祥の店、北極星へ。地下鉄で『動物園前』から『心斎橋』まで出て、アメリカ村をかすめつつ歩いてゆくことにする。村の店(←こう書くとなんか違うな)をちらっと見るが、さすがにワタシが着て出歩けるような品物はなく。対象年齢が若いのだな。街灯たちはかわいくてよろしい。大層気に入りました。しばらく歩くと面白いホテルが見えてくると教えてもらったので、デジカメ構えて待っておりました。…でた。なーんと庶民的な帝国ホテル。いろいろのぞいてみたが、入り口がどこだかもよく分からない。ぱっと見やってるかどうかも分からない。あんまりうろついていると不審者なので、後ろ髪をひかれつつ(?)帝国ホテルから離れてみましたよ。
おむらいすそのはす向かいが北極星。建物は和。外観はこぢんまりしているが、入ると店はかなり広い。畳の部屋の洋食屋さんは始めてかもしれない。中庭の緑もきれい。桐安さんはチキンオムライスを、ワタシはきのこオムライスを注文。すぐに来た。黒いお皿に黄色のふんわり卵、ああ美しき哉。文字通り「ぱくぱく」食べる。ケチャップご飯も卵もやさしい味。うまかったあ。食べてる時ざばーっと雨降ってました。ヘンな天気。<写真4・5>


★ワッハ上方ワッハ資料 
土地勘がまるでなく、ろくに予習もしてこなかったワタシは、ワッハ上方とNGKはかなり離れたところにあるのだと思っていました。…めちゃめちゃ向かい合いだったよ。NGK15時15分公演の当日券を購入して、まずは近くの千日前道具屋筋を散歩。ここは飲食店関連道具街。たこ焼き器、なべ、食器、看板用ちょうちん等々、アーケードにずらっと並んでいる。明らかにひやかしの客でごめんなさいね。でも見ているだけで楽しい。あっデジカメ撮るの忘れた(涙)。
まだまだ時間に余裕あり、ワッハ上方へ。正式名「大阪府上方演芸資料館」。落語漫才などの資料展示室や演芸場を備えた、大阪らしい施設。ここのよいところは演芸ライブラリーがあって、書籍やビデオ、テレビ映像が無料で見られる。
あー大阪在住だったらここで一日過ごせるなあ。桐安さんは米朝、ワタシは枝雀の落語をそれぞれ鑑賞。落語は面白かったが、同じくビデオ鑑賞をしているあんちゃんの大爆笑が室内にひびいて気が散る。帰りがけにあんちゃんのモニターをみたらトミーズだった。テレビの演芸番組を見たらしい。とても楽しそうだった。あっここも撮ってないや(泣)。
ビルを下ってゆくと下は大型書店のジュンク堂。ますますもってうらやましい。書店内の喫茶店でお茶。<写真6>


★NGK新喜劇風景 
やってきました、念願のなんばグランド花月!さっき当日券を買っておいたので慌てずに行ったのだが、どこから湧いたかこの人間。入場者で階段ヒトまみれ。当然満席。ワタシたちの席は2階のど真ん中で、とてもよく舞台が見えました。
ワタシまたまた予習不足で、ここでは新喜劇が見られないと思っていた。新喜劇ってそれだけで一本だと思い込んでいたのよね。そうしたら漫才や落語のあとにシメとして上演されるとのこと。開演前に事実を知って、そりゃ大喜び。ナマ新喜劇だあ!
新喜劇どころか上方演芸を本場で見るのは初めて。うまく説明できないんだけど、やっぱり間の取り方やスカし方が上方は独特だと思う。どんどんボけてどんどんツッこむ。ボケツッこみが同時で、そのパターンをずっと繰り返してゆくのもあったなあ、これは可笑しかった。うん、関西の笑いは「繰り返し」に因るところが多いと勝手に分析。子どもも大人もゲラゲラ笑う。あっという間にプログラムが過ぎてっちゃって、もったいない~。
そうしていよいよ新喜劇。テーマ曲が流れてきただけでワクワクした。アゴで有名な辻本さんやチャーリー浜さん、桑原和男さんなど見た顔が多くて嬉しかった。みんなバンバン写真撮ってたけど、問題ないのかな?おずおずと新喜劇の風景をおさめてみました。辻本さんの登場では、あちこちでフラッシュがピカピカ光ってました。よっ人気者!コテコテの上方演芸、堪能しました。笑いっぱなし~。<写真7>


★鶴橋風月お好み焼とモダン焼
NGKでおみやげを調達した後、協議の結果夕飯はお好み焼きに決定!3度目の大阪にして、初お好み焼なのよワタシ。時間は気持ち早いけど、人気店で混むというので地下街「クリスタ長堀」の鶴橋風月へ向かう。おいしく食べるため徒歩で移動。本店は名前のとおり鶴橋にあるそうです。
到着した時は混み出す前。すっと案内されてなかなかよい気分。まるきり下戸の桐安さんを目の前にしてビールを頼むワタクシ。極悪非道と呼んでください。
お好み焼はぶたたま、モダン焼はイカを注文、二人で仲良く分けることに。ワタシはモダン焼きがどういうものか知りませんでした。麺が入ってるのねえ。
お好み焼はお店の人が焼いてくれる。焼けるのを待つ間、なぜか山国の珍味ムシの話で盛り上がる。いなごに至っては採るところから調理の仕方まで、またお剛家の食卓に時折のぼるムシおかずについて(←ワタシは喰いませんよ、二親が喰いやがります)、「食事時にすみません」と断りをいれつつ懇切丁寧に説明。極悪非道にますます拍車。
いよいよ食す。生地がふわっとしていてほんのり甘い。キャベツも多いのもその要因の一つかな、おいしいおいしい。ビールに最適。口当たりが軽くて、どんどん食べられる。そうはいっても爆烈に食べるのが遅いワタシは、最後の方は余熱でこげこげにしてしまった。ごめんなさい。店を出る頃には、並んでいる人がだいぶいた。さすがじゃー。<写真8>

地下鉄で東梅田まで。JR大阪駅まで送っていただいて桐安さんとお別れ。明日は二都目の京都です。(つづく)

【まとめ】
ここまで効率よく大阪散歩が出来たのは、ひとえに桐安さんのおかげです。まるきりの一人旅だとこうはいかない。「観光スポットだけ」にかたよらず、大阪の街を楽しんで歩くことが出来ました。ビリケンさん、上方演芸、お好み焼き…ワタシの大阪野望がここに完成。

【追記】
追記1:(かなり広範囲の)北極星周辺がいとー
山国に帰ってきて、同僚に北極星の話をしたら「その近くに帝国ホテルあるでしょ?」と言う。「そうそう、なんで知ってんの?」と聞いたら「こないだ泊まった」とのこと。ひょー、宿泊者がここにいたかとびっくり。入ると「ここは東京の帝国ホテルとは関係ありません」とかいう張り紙があって、フロントにはお香の匂いが漂っていたとか。風呂場のドア?がすりガラスでちょっとあやしげだったけど、いいホテルだった(どんなまとめじゃ)とのこと。
アメリカ村の街灯はこんな感じ。微妙にポーズが違っててかわいいです。こういうの好き~。
あ、あと北極星を出たあとNGKエリアに向かう途中、心斎橋ツタヤに偵察に(?)寄りました。規模が山国とは全く違う。だってこっちは平屋建て(泣)。お江戸のツタヤもそうなんだろうなあ。邦画、時代劇のレンタルも充実していました。うらやましいのう…。

【今回の写真】
<写真1>吉村昭『仮釈放』。買ったきりまだ読んでません。
<写真2>通天閣をジャンジャン横丁方向から。この時は晴れてたなあ
<写真3>ジャンジャン横丁のおっちゃん。写真見せてあげたかったなあ。
<写真4>大阪帝国ホテル。帝国らしからぬ看板のたたずまい。
<写真5>『北極星』のオムライス。付け合せにガリ。見た目にもきれい。
<写真6>困ったときはパンフレットでお茶を濁します。ワッハ上方。
<写真7>著作権で問題があったら言ってください。吉本新喜劇です。
<写真8>『鶴橋風月』のお好み焼き。見た目より口当たりが軽い。うまー。



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