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ぬるま湯雑記帳

伊太利亜編:壱

いったいいつの話で、いつ完結するんじゃいという海外編。長くあたたかい目で見守ってやってください。

2005年11月20日~ 伊太利亜がしがしツアー


【コース】
日本⇒イタリア⇒日本

【そもそものきっかけ】
3年近く「イタリアに行きたい」と言い続けてきたビスコさん。それをさんざんからかってきたオゴーリナ。そこに今年突然「イタリア行きたい、行くよっ!」と言い出したアクち。それで決まっちゃった。瓢箪から駒のようなお話。ちなみにビスコさんは今回が初海外で、この9月にパスポートを取ったばかり。

【今回の狙い】
ワタシとアクちは2度目の伊太利亜。しかも今回成田から添乗員さんがつくこてこてのツアー(某H○S)。よって特に事前学習も全くせず。なされるがままのミーハー旅行に徹する!

【その他】
前後しますが、「旅の仲間」のご紹介。

ビスコさん:前部署の同僚。仕事はハンパじゃなく出来るのに、日常生活においてはかなりのボケをぶちかます不思議なお方(例:旅立ちの2日前まで、成田空港は東京にあると思っていた)。B’zと藤木直人、雑貨・小物たちを心から愛す。「旅行記をネットにアップするのだが、どんな名前がいい?」と聞いたら「んー、じゃあビスコッティ(←お菓子の名前)♪」というお返事。ふだん呼んでいる形に近づけるべく、ビスコさんと致しました。
アクち:前部署の同僚。最年少なのに、3人のなかで最も落ち着いている。常に冷静沈着だが、時々いい加減にもホドがあるようなことを平気で言う(例:「奈良の大仏はコンクリートで出来ているんでしょ?」)。氣志團とウルフルズを愛してやまない。「旅行記をネットにアップするのだが、どんな名前がいい?」と聞いたら「えー!?じゃアクア(←イタリア語で水)♪」というお返事。水好きだからねー。ふだん呼んでいる形に近づけるべく、アクちと致しました。
オゴーリナ:前部署をつまみだされた女。最年長だがすぐ舞い上がる。地図が読めない。虚弱体質。岡田英次を好きだといっても伝わらないなど、愛の対象が理解されないこと多し。日本名お剛。今回伊太利亜名っぽくしたつもりだが、ふだん呼ばれている形に近づけてみると「オゴさん」「オゴちゃん」で結局日本名とそう変わらず、変えた意味ナシ大失敗。語り部のため、主に「ワタシ」として登場。
ダイタさん:添乗員さん。きびきびとした動き、的確なアドバイス。笑顔を絶やさずワレワレを導いてくれるが、時々目が笑っていない。声がだいたひかるに似てることから命名。

では、行きませう。


第一章 日本→とりあえずイタリア(出発編)
★自宅→成田パウロカレンダー
午前3時に自宅までお迎えにあがる、と空港タクシー会社から事前連絡。一眠りして2時過ぎに起床、モゴモゴと荷物の確認をして、タクシーを待つ。オゴーリナ家はかなり奥まったところにあり、家まで車が入れない分かりにくいところにござる。無事来るかなあ、でもまあタクシー会社だもの調べてくるだろうと。お約束の3時にライトの気配を感じて、外に出る。おうおう、この狭い道をよく入ってきたなあ、褒めてつかわす、と思っていたらバックで下がってってしまい、そのまま闇に消えてしまった。「???」ワタシが見たのは夢か幻か…。しばらくしてケイタイに電話あり。「あのう、さっき行ってみたんですが、道がなくなっちゃって間違えたと思って、今近くの通りにいるんですが」…ええ、行きますとも行きますとも。ワタシは飛行機どころかタクシーにすら乗れず、置いていかれるかと思いました。深夜にトランクをガタガタ引いて、これ結構音が響くんだよね。近所の皆さんお休みのところすみませんでしたー。
運転手君は運転中舌打ちなんかしてたりして、ちょっと感じ悪かったなあ。アンタが間違えたんじゃん。先行きに不安を感じさせる出発となったのであった。でもまあ若干の遅れはあったものの、無事アクち・ビスコさん組と合流し、そちらのタクシーに乗り換える。その後ガーガー寝たれて成田へ向かう。<写真1>


★成田空港成田
朝8時少し過ぎて成田空港到着。集合が9時50分なので、時間ありあり。とりあえず朝食を。まだ荷物も預けられないので動くのはおっくう、待ち合わせゲートに一番近い食べ物屋さんを選んだところ『銀座ライオン』。銀座のビアホールですわ。成田に出張所があったとは…。
そこでアクち・ビスコさん組はカレー(ビスコさんはコロッケ付)、ワタシはミックスサンドイッチとビールを頼む。お互い、お互いの朝食が信じられない。朝からカレーはヘビーだわ。オノレのビールはどうなんだといえば…だってビアホールに入ったんだもん。それにビールは水だからね♪…どっちもどっちの朝食。その後荷物をあずけ、空港探検ちょっと買い物。事前に買い込んだのど飴を会社に忘れたワタシはここで小梅ちゃんと黒糖飴を、ビスコさんは念のためにとデジカメのメモリーカードを購入。…後にのぞいた空港内の他店でメモリーカードがかなり安くて、ビスコさんは「ぼったくられた~」とショックを受けていた。皆いろいろやらかしてます。
そうそうビスコさんとワタシ、トランクはツアーのレンタル(無料)で。引き手がないタイプでちょっと使い勝手が悪かったんだけど、さらにビスコさんのキャスターは少々難あり、気がつくとビスコさんはいつも後方で蛇行していた。悪いけどワタシとアクちは笑いが止まりませんでした。
添乗員ダイタさんと遭遇挨拶、今後の予定など説明を聞いていよいよ出国。アクちは免税店でお使いものの化粧水などをどかどか購入。ワタシは香水が苦手のため店にすら入れず、ぼけーっとしておりました。<写真2>


★成田→ヘルシンキ 機内より
さてさて搭乗。フィンランド航空の便で出発です。飛行機は満席で、ワタシとビスコさんは隣同士だが、4人がけの真ん中。アクちは一つ後ろで通路側。泣き別れてしもうた。ワタシは搭乗と共に寝てしまい、離陸したのも知らなかったので、感動の薄いテイクオフとなりました。飲食睡眠飲食睡眠の繰り返しで、ワタシは映画も見ずに9時間終了。機内食の写真も撮りそびれました。両はじを知らないおじさんちに陣取られたワタシとビスコさん、どうも身動きがとれなくてねー。あ、あと機内はやっぱり空気がからから。ワタシはマスク装着で、目だけ出してる怪しいオンナでした。
この9時間の間、軽めの悲劇に見舞われたのはビスコさんとアクち。どちらもドリンクが回ってきた時でした。ワタシはほとんど‘Beer please’だったし(←やっぱりねー)、アップルジュースの時は発音が心配で、パックを指差し‘this one’でしのいで事なきをえたのだが、ビスコさんはおずおずと日本語で「…お茶」と言ったら‘water?’と聞き返されて水を渡され、アクちは元気よく「ウーロンティ!」と英語で言ったら‘orange juice?’と聞き返されてオレンジジュースを渡され、それぞれ笑顔で受け取ってしまった。ちなみにビスコさんは水が苦手。味がなくておいしくないというのが理由だそうだが、「なんでよりによって水なの~」と泣きが入っていた。それでも受け取っちゃうのが日本人らしいところかもしれん。お茶とwaterの間違いはなんとなく分かるけど、ウーロンティでオレンジジュースって、どんな発音したんだアクち。<写真3>


★ヘルシンキ→ミラノ(付近)
フィンランドで乗り換え。ここから3時間あまりでミラノだそう。それなら新幹線が通る前の上野~長野とそんなに変わりないのでへっちゃらだー。


★ホテル1 みどりー
格安ツアーに参加したため、ホテルは思いきり郊外だししょぼい。12時間余りの空の旅を終え、ミラノの空港からはバスにてホテルへ。1週間ワタシたちのツアーで借り切るバスで、運転手さんも一緒。お世話になります。
着いたのは夜8時過ぎだったかな、もっと遅かったか。隣にショッピングモールがあるから、そこのピッツェリアでもしかしたらご飯食べられるかも、というダイタさんの話だったが、見事に閉まっていた。夜早いらしいですな。ということで成田で買った菓子パンがお夜食に。機内食食べ続けだったからそんなにおなかはすいてないんだけど、やっぱり少しはおなかに入れたい。
部屋は…寒い。暖房を探した結果、おそらく「温度調節ダイヤルがついていただろう」金属軸が壁から出ているのを発見したが、動きもしない。寒がりのワタシは死活問題なのでダイタさんのお部屋にTEL。ペンチ持参で駆けつけてくれるが、軸は微動だにせず、暖房入らず。そのかわり毛布を届けてくれた。後で分かったことなんだけど、この日全館暖房故障。といってもすぐに修理に来てくれるようなお国柄ではないので、週明けに電気屋さんがくることになっている、ということで以上終了。運よくワレワレは毛布を確保したが、確保出来なかった方々も多く、コートを着て寝たそうだ。やっぱりフリース、ホッカ○ロ持参してってよかった。<写真4>


★ホテル2へっぴり1
せめてお風呂で温まって寝たかったのだが、この日はバスタブすらございませんでしたのよオホホ(←ヤケ)。シャワーがあるだけて、これまた中途半端な丈のシャワーカーテンは意味をなさず、3人使えばトイレエリアは水びたし。持参した古新聞を敷いてはみたけど水びたしに変わりなく、ひえええええ~でした。それでもあったかいお湯が出たのは幸いでした(後日またえらいメに遭います)。皆様冬場の伊太利亜ご注意召されよ。ワタシはパジャマとして持ってきたトレーナーの上にフリースを着て、ホッカイ○張って、追加毛布をかけて、ようやくあったかくなりました。
さまざまのハプニングもあったものの、これでようやく一日目が終わった、それじゃあおやすみ、とワタシは早々に脱落。アクちも後を追うように就寝。そんななかビスコさんの叫び声。
「アクちー!!ゴキブリーがいるー!!」なんですとー!伊太利亜くんだりまできてゴッキーが?アクちとワタシは半眠りのまま「ええっ!?」といってもぞもぞ動き出したところに、ビスコさんから訂正が入りました。「…違う、へっぴり虫だ…」
へへへへへっぴりむしー???伊太利亜くんだりまできてへっぴりが?…へっぴり虫と分かってからのビスコさんは冷静沈着、ティッシュで取ってトイレに流していました。というのも、彼女の自宅周辺はなぜかへっぴり虫がよく出るらしく、ワタシたちもよくその話を聞かされていた。嫌いではあるが慣れてはいるんだな。
へっぴり2「なんか頭のへんにぶーんって飛んできてさ、壁(<写真4>参照)に止まったからゴキブリだと思ったんだもん」とビスコさん。
「ビスコさん家からへっぴり虫連れてきたんじゃないのー」「違うよー、伊太利亜のへっぴり虫は色が違うんだよ色が」…ビスコさんの力のこもった「伊太利亜と山国のへっぴり虫の違い」を聞いていたら猛烈に可笑しくなってしまい、ワタシはボロ泣きしながら大笑い、そのワタシの様子が可笑しすぎると二人も笑い出して、夜中に収拾がつかなくなった。笑い苦しみながら初日の夜は、こうして更けていったのだった。(つづく)<写真5・6>

【まとめ】
3人が3人ともそれなりにヒドいメに遭っているのだが、この日の「クイーンオブヒドいメ」はビスコさんでしょう。蛇行するトランク、ぼったくられたメモリーカード、飲みたくない水、そしてへっぴり虫の襲撃…。おかしすぎる初日。もしかしたら旅行中一番可笑しかったかも。まだどこも観光してないのに。

【今回の写真】
ええと、成田空港~2日目あたりのスマートメディアなくしました(泣)。ので、他力本願の画像の数々。
<写真1>意外に好評だったヨハネパウロ2世カレンダー。ローマで購入です。すみません文章と全く関係ないです。
<写真2>成田空港。アクち提供。
<写真3>機内より外を望む。アクち提供。
<写真4>ホテルの部屋。画像ではなかなかなのにねえ。ビスコさん提供。
<写真5>是非にとお願いして描いていただきました。ヘッピリー=ヘッピバーン=ビスコッティ画伯による「イタリアンヘッピリー:作品1」
<写真6>同じくビスコッティ画伯「イタリアンヘッピリー:作品2・3」ナンシー関の『記憶スケッチ』みたいだな。本当の姿を知りたい方は(いるかあ?)へっぴり虫もしくはカメムシでネット検索GO!



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