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テーマ:ubuntuでGOGO!(47)
カテゴリ:Docker
Dockerを使ってみた。その前にDockerのイメージについて整理する。
Dockerはいろいろな環境をすぐにセットアップできることが利点となる。コンテナのもととなるデータはDockerイメージといい、自分で作成するか、DockerHUB(https://hub.docker.com)から取得することができる。Dockerイメージを管理するサイトのことをDockerレジストリという。 基本的な使い方は以下の通り。 1.Dockerイメージを取得する 2.Dockerイメーからコンテナを生成する 1つのDockerイメージから複数のコンテナを生成することができる。また、コンテナでどんな操作をしてもDockerイメージは変更されない。ただし、変更を加えたコンテナから新しいDockerイメージを作成し、Dockerレジストリに登録することができる。 実際に使ってみる。 1.Ubuntu 17.10のDockerイメージを取得 $ docker pull ubuntu:17.10 2.ダウンロードしたDockerイメージを確認 $ docker images 3.コンテナ起動(+テストコマンド実行、cat) $ docker run ubuntu:17.10 cat /etc/lsb-release DISTRIB_ID=Ubuntu DISTRIB_RELEASE=17.10 DISTRIB_CODENAME=artful DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 17.10" ※この方法で起動したコンテナはコマンド実行後に終了する。 4.起動中のコンテナの確認 $ docker ps CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES ※過去に起動していたコンテナの情報も含めて確認 $ docker ps -a CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES 48347dc410a5 ubuntu:17.10 "cat /etc/lsb-release" 3 minutes ago Exited (0) 3 minutes ago vibrant_goldberg ※コンテナの削除は以下のコマンド $ docker rm 48347dc410a5・・・コンテナID 5.コンテナ内で作業する $ docker run -it --name containername ubuntu:17.10 /bin/bash root@f822dc8d65f8:/# 「containername」という名前でコンテナを起動した例 docker runのオプション
また、実行中のコンテナ環境において、Ctrl+P+Qを実行することで、一時的にコンテナ環境を抜け出し、 ホストのコンソールに戻れる。 コンテナ環境はバックグラウンドで稼働している。復帰する場合は、 docker attache コンテナ名 ※コンテナの名前はホストのコンソールでdocker psで確認可能 6.コンテナの終了 root@f822dc8d65f8:/# exit 7.DockerでWordPressを実行する ・WordPressとMariaDBのイメージを取得 $ docker pull wordpress $ docker pull mariadb ・WordPress用のコンテナ起動 $ docker run --name mariadb -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=p@sSw0rd -d mariadb $ docker run --name wordpress --link mariadb:mysql -p 80:80 wordpress 上記実行後、http://127.0.0.1/wordpressで接続するとWordPressの画面が表示される。 ※主に5のあとに続く内容 8.Dockerコンテナの停止 Dockerコンテナは以下のコマンドで停止が可能 docker stop コンテナ名 停止中のコンテナを含む、コンテナの一覧の確認は以下のコマンド docker ps -a 上記コマンドで、コンテナ名を確認した後、復帰する場合は以下のコマンドを実行 docker start コンテナ名 なお、停止中のコンテナはホストが再起動しても影響はないので、 再起動後にも接続することが可能。 9.Dockerコンテナの削除 停止中のコンテナに対して、以下のコマンドを実行することでコンテナを削除できる。 docker rm コンテナ名 10.DockerイメージをDockerHUBにアップロード 10.1DockerHUBにアカウント登録、 以下のサイトで「Sign Up」より、アカウントを登録する。 https://hub.docker.com/ また、サイト内の「Repositories」よりリポジトリを作成する。 10.2Dockerイメージを登録(ローカル) 停止中のコンテナに対して以下のコマンドを実行 ユーザ名等は、10.1で登録した情報を入力 docker commit コンテナ名 DockerHUBのユーザ名/リポジトリ名:タグ 10.3DockerHUBにログイン 以下のコマンドでログイン docker login 10.4イメージをアップロード 以下のコマンドでイメージをアップロード docker push ユーザ名/リポジトリ名:タグ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月03日 14時04分25秒
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