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カテゴリ:LINUX
FHS:The File System Hierarchy StandardはLinuxにおける、ディレクトリツリーの標準規格。
主要なディレクトリと使われた方についてまとめる。 /bin コマンド(プログラム)を配置するディレクトリ。/binには、起動に必要な基本コマンドがあり、/usr/binには一般ユーザ向けのコマンドが配置されている。 /sbin 管理者用のコマンド配置ディレクトリ。 /usr 複数のマシンで共有可能なファイルを配置するディレクトリ。本来は学校や企業などで、自分の使用するファイルをマシンごとに入れるのではなく、管理用マシンの/usrディレクトリを他のマシンの/usrにマウントするような使い方をしている。/usr/loaclに関しては管理者が異なる。/usrはディストリビューションなどで管理しているが、/usr/localはマシンの管理者に管理責任がある。そのため、ディストリビューションの管理者は/usr/localを触るべきではないし、逆に端末の管理者もむやみに/usrをいじるべきではない。 ちなみに、語源はUser Services and Routineの略。 /var 頻繁に書き換えられるファイルが置かれる。 /etc 設定ファイルのディレクトリ。 /proc Process File Systemがマウントされる。/proc配下の数字ディレクトリは、各プロセスIDを示しており、そのディレクトリ配下にプロセスの情報が配置される。 /tmp 一時ファイルの置き場所。再起動などで消える可能性がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月27日 23時31分57秒
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