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カテゴリ:LINUX
systemdについて整理してみた。 systemdは従来のinit/Upstartの代替であり、非常に高速なシステム起動・終了や、様々なシステム管理機能を提供する。 systemdで扱う処理はUnitという単位で管理する。 systemdとは従来のSysVinitやUpstartの代替となるデーモンで、 プロセスの起動だけではなく、プロセスの管理や様々なトリガーによるプロセス起動などの機能を持つ。 systemdの特徴 ○高速なシステム起動と終了 高い並列度でプロセスを扱うため素早い起動・終了ができる ○設定ファイルによるシステム管理の共通化 シェルスクリプトは利用しないため、一度使い方を覚えれば様々な場面に対応できる ○柔軟なプロセス起動 様々な方法でプロセス起動できる ・タイマーによる起動(cron代替) ・socketへの通信検出によるプロセス起動(xinetd代替) ○cgroupsによるプロセス管理 systemdで管理するUnitの種類
systemctlのサブコマンド
プロンプト:~$ systemctl list-unit-files UNIT FILE STATE proc-sys-fs-binfmt_misc.automount static dev-hugepages.mount static dev-mqueue.mount static その他 Systemdでは全てがUnit上で表現されるため、従来のランレベルというプロセスの管理体系は存在しない。Systemdではランレベルに相当する機能を先述のtarget Unitを利用して表現している。 Systemdの仕組みをつかうと、自分で作ったコマンドを簡単にサービスとして登録することができる。
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最終更新日
2019年02月08日 17時22分08秒
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